先日、友人から、こんなものを頂きました。
半分切ったのですが、これは「マコモダケ」
という食材です。
「ダケ」というので、キノコ類かタケノコ類
と思う方々もいるようですが、
調べてみると、これは、イネ科の植物「真菰」です。
真菰はイネ科なので、葉が細長くて、茎も細いのに、
ここに「黒穂菌」が寄生すると、たちまち茎が太くなり、
それが「マコモダケ」として食べられるのだそうです。
そして、この「黒穂菌」から出る色素の黒を、
かつてはお歯黒(若い方はご存じないと思いますが、
昔々、既婚の女性は印として歯を黒く染めたのです。)
として用いられたようです。
さて、このマコモダケですが、どう料理しようか。
これも検索してみますと、味があまり無いので、
どんな味付けもokですし、
煮ても、焼いても、炒めても、揚げても、
味噌汁にも、何にでも料理できるそう。
で、今回、半分をこんな風に調理しました。
マコモダケ、鶏肉(挽肉)、四角豆、ネギ
醤油、リンゴ酢、砂糖、オリーブオイル
少し甘酸っぱく、中華風に。
ごま油にすれば、もっと中華風になりますね。
食感は、シャキシャキしています。
火を通しすぎると、食感は柔らかくなって、
この切り方だと、一見してエリンギのように見えますね。
このマコモダケ、大切に食べたいと思います。
これ、結構値段が高いらしいのです。
数本で3000円くらいと聞いてびっくり!
友人は、知人から3本頂いたそうで、
そのうちの1本だったらしいです。
わざわざ車で40分以上かけてまで、
私の所に持って来てくれましたからね。
感謝&感激でした。
おいしかった!
ごちそうさま。
半世紀以上生きているのに、
まだ食べた事がない食べ物が結構あるものですね。
私は、まだトリュフと言うものを
食べたことがありません。
(チョコレートのトリュフはありますが…。)
いい香りなのでしょう?
想像がつかない!です。
ここあでした。