月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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メラク・8

2014-09-18 06:45:48 | 詩集・瑠璃の籠

かのじょの書いた物語の中に
森林の天然システムを管理する精霊と言う
存在が出てきますが 実に地球上には
都市環境を管理する精霊のような霊的存在がいます

人間が創りだした
灰色のビルが林立する都市環境が
うまく機能し そこに棲みついている
死の獣が目を覚まして 都市を壊さないように
常に活動している
霊的存在がいるのです

人間は 都市というものを
人間が造ったすばらしいものと
考えていますが
都市を管理する霊的存在がいないと
都市はすぐに
そこらじゅうにわだかまっている死の獣によって
その本来の姿に戻ってしまうのです

都市の本来の姿とは何か
それは人間の愚かさの残骸です
人間は地球環境のシステムがどういうものかを
知りもしないで
あらゆるものを馬鹿にして
大きなものをこしらえすぎるのです
それがいずれ自然から起こる絶望のため息によって
本来のあるべき姿に戻ってゆくとき
人間も自分の愚かさを理解することができるでしょう

都市を管理している霊的存在に対して
都市に住む人は時にお礼の祈りを捧げなさい
人間がどれだけのことを
地球霊的天然システムにやってもらっているかを
少しは勉強しなさい

都市と言うものは
都市環境システムを管理する愛がいないと
すぐに馬鹿になってしまうのです
死の獣とは 天然システムを愚弄している
人間の無知から生まれる 狼のことです



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