人類よ
もう悪事はやめなさい
あなたがたはもう
愛に気づいた
自分というものに気づいた
悪の正体にも気づいた
悪とは
自分を美しくないと思い込んだものが
自分を嫌がり
あらゆるものを攻撃し始めた
まだ幼い者の迷いの叫びであったのだ
それは永遠に成長しはしない
ある程度大きくなれば
反動をかぶりみな滅んでいくものだったのだ
大いなる善の支えがなければ
存在さえできないものだったのだ
あなたがたは悪行の限りを尽くした
自分を嫌がり
あらゆるものを妬み
滅ぼし尽くそうとして
狂奔した
しかしそれは
ただひとつぶの愛の前に敗れ去った
愛こそがこの世のすべてである
愛がなければ世界はあり得ない
ゆえに悪がすべてを滅ぼそうとするとき
たったひとつぶの愛の光が
すべてをひっくり返すのである
あらゆる悪はこれに滅ぼされる
人類はその究極の現象を見たのだ
ゆえにもう
悪事はやめなさい
もうそれができる段階ではない
あなたがたは神の目に
すべてを見られているのである