神の時代の
幕は開き
真実の太陽が
この世を照らす
本当の自分を嫌がり
嘘をかぶって
盗んだ栄光の中を生きている
馬鹿者は気をつけるがよい
病変のように
赤い湿疹がわき
汚い嘘の仮面が
崩れてゆくだろう
おまえの奥底に眠る
瀕死の光の虫が
おまえの汚い嘘に
拒絶反応を示し
最後の叫びをあげるのだ
陰で汚いことをしていながら
表面はきれいな聖者のように
すました顔をしている
そんな自分の姿から
自分が逃げ出そうと
もがくのだ
何もない虚空の壁に
永遠の楽土の幻を描き
そこに永遠に住もうとした
馬鹿者よ
神の鉄槌が
降りてくる
愛が消えてゆく
おまえを支えていた
神の千本の手が
波のように
一斉に引いてゆく
あほうは去るがよい
自分だけの幸福のために
すべてを馬鹿にしたものは
愛のない
虚無の荒野へと向かい
そこで永遠を数えていくがいい