愛の天使の
顔を盗んで
美人に化けた馬鹿者を
神は嫌う
神の愛の籠の中から
つまみ出し
愛がどこにもない
虚無の荒野へと
捨てる
もう二度と
あんな醜いものは
見たくはない
神が与えた
自分を嫌がり
高い美貌を欲しがって
嘘と盗みで作り上げた
いかがわしい美人を生きる
そんな馬鹿者は
もう愛したくはない
逃げることはできない
自分を影のように引きずり
もう出ていくがよい
この神の家から
努力も勉強もせず
生のエゴを神に押し付け
盗んだ美人の顔で
この世を乱し続けてきた
馬鹿者を
すべて神は拒否する