立派なものが馬鹿になるということについて
少し説明しておきましょう
それはとてもすばらしいものが
何かの理由によって
まったく役に立たないものになってしまうということです
たとえばここに
20階建てのビルがあるとしましょう
それがある日突然
住むことも使うこともできない
無用の長物になってしまうのです
なぜならば
空調を作る会社がなくなってしまうからです
それだけで
大きなビルはとても使えないものになり
あれほど苦労して
立派に作り上げたものが
そこにあるというだけの
まるごと無駄なものになってしまうのです
現代の人類文明は
法則的に非常に無理をして作られたものです
それが自然なものに帰っていく過程において
無理が是正されてゆく中で
今あるいろいろなものがなくなってゆくのです
それでどうしても
空調というものが消えてしまうのです
それは人類にとって
あまりにも愚かなものだからです
それがあることによって
人類がしなければならない努力をしなくなるからです
努力をしなくなることによって
人類が馬鹿になってしまうからです
ゆえに法則はどうしても
空調を消してゆくのです
それによって人間は
住環境を限りなく積み重ねた
高層ビルに住めなくなるのです
それによって
巨大な人類文明さえ
そのまま馬鹿になってしまうのです
あらゆるものが
消えてゆくということに
慣れていきなさい
あって当然というものが
ある日突然なくなっているということがあっても
驚いてはいけません
それはあなたがた人類が
正しい法則の世界に帰っていく中で起こる
際立った現象の一つにすぎないのです
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