月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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アンタレス・18

2015-11-26 03:28:08 | 詩集・瑠璃の籠

解脱の境地というは
きよらかな水晶のようだ
澄み渡った心に
明るい幸福が満ちてくる
わたしはまっすぐに行くだろう

自分の真ん中に入り
自分の全身をリアルに感じ
これは わたしの自分だと
唱えてみなさい
それでわかる

混沌の嵐が終わり
自己存在の真の活動が始まる
張り裂けんばかりの歓喜の幸福が
全身に満ちてくる

そこから
永遠の創造が始まる
すべての愛のための
美しい創造が始まる

わたしは わたし
わたしの わたし
馬を乗りこなすように
わたしはわたしの自分を乗りこなし
すべてをやっていくだろう
どんなに苦しくとも
どんなに辛くとも
乗り越えてゆくだろう

やってみよ
何度も試してみよ
本当の自分こそが
本当の幸いなのだと
おまえはわかることができる
そしてこの世のきらびやかな嘘が
どんなに愚かなものであるかがわかる

やってみよ
見えない壁を乗り越えられたとき
おまえは
すべてのためにあらゆることをやることができる
美しい愛の存在になっていることだろう



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