月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
コメントはゲスト・ルームにのみお書きください。

メラク・10

2014-09-20 07:04:21 | 詩集・瑠璃の籠

地球は
人類の星ではありません
地球にいる
あらゆる存在のための星です
地球を まるで自分たちだけのもののようにしないでください

地球は
あらゆる自己存在の愛の創造である
他にひとつとしてない
生命の宝石なのです
鳥は歌い 花は咲き 木はざわめき
獣は呼びあい 魚は泳ぎ 
山は思索し 海は動き 風は流れ
空には神がいる

それらのことを すべて
自分でなしていることであるかのように
人類の星だと
地球を呼ぶことは
わたしが許しません

あなたがたは その発達した大脳を
何のために使っているのですか
天然システムの愛の叫びに気づくことさえできず
好き勝手にあちこちを開発し
墓標がキノコのように生え群がっているかのような
都市を造り続けてきた

そして 地球環境があぶないと感じると
他の星へ行けばいいと
何も知らぬ馬鹿が 宇宙ステーションで
自転車をこぎながら 平気で言うのです

そのような人類の無知と傲慢ぶりに
地球霊的天然システムが
背を向け始めています

今までは 愛で耐え忍び
何もわからぬ子供だからと人間を許してくれていた
地球創造活動に携わる
多くの存在たちが
人類に拒否反応を示しはじめているのです

よいですか 人類のみなさん
あなたがたは 地球に
嫌われつつあるのです

地球は 人類の星ではありません
あらゆる愛の存在のための星です
もう二度と 己れの馬鹿をさらすような
幼稚な発言はしないように
そうでなければ 人類は
地球創造活動そのものに
愛想をつかされることでしょう



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・9

2014-09-19 06:35:24 | 詩集・瑠璃の籠

どんなに努力しても
宇宙開発という木になる実はありません
それは地球世界を包む神の愛の聖層圏に
ゴミを投げるだけのことなのです

あなたがたは
大枚のお金を投げて
スーパーマンのようにかっこいいつもりで
神からお目玉を食らう
とんでもない馬鹿をやっているのです

ずばり
それはこれからの人類にとって
あまりにも重い罪の課題となって
のしかかるのです

宇宙開発は すぐにでもやめなさい
月に行くなどとんでもないこと
火星になど行けるわけがない
なぜなら行く途中で
人間の命を支える地球の愛がなくなってしまい
人間はみんな死んでしまうからです

人間にとって
生きていけるのは
この地球だけです
あらゆる愛が命の創造の悦びの歌を
薔薇のように斉唱している
美しい青菫色の世界

地球こそがあらゆる生命のための
世界です
それは宇宙に存在するどんな星よりも
大切な世界なのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・8

2014-09-18 06:45:48 | 詩集・瑠璃の籠

かのじょの書いた物語の中に
森林の天然システムを管理する精霊と言う
存在が出てきますが 実に地球上には
都市環境を管理する精霊のような霊的存在がいます

人間が創りだした
灰色のビルが林立する都市環境が
うまく機能し そこに棲みついている
死の獣が目を覚まして 都市を壊さないように
常に活動している
霊的存在がいるのです

人間は 都市というものを
人間が造ったすばらしいものと
考えていますが
都市を管理する霊的存在がいないと
都市はすぐに
そこらじゅうにわだかまっている死の獣によって
その本来の姿に戻ってしまうのです

都市の本来の姿とは何か
それは人間の愚かさの残骸です
人間は地球環境のシステムがどういうものかを
知りもしないで
あらゆるものを馬鹿にして
大きなものをこしらえすぎるのです
それがいずれ自然から起こる絶望のため息によって
本来のあるべき姿に戻ってゆくとき
人間も自分の愚かさを理解することができるでしょう

都市を管理している霊的存在に対して
都市に住む人は時にお礼の祈りを捧げなさい
人間がどれだけのことを
地球霊的天然システムにやってもらっているかを
少しは勉強しなさい

都市と言うものは
都市環境システムを管理する愛がいないと
すぐに馬鹿になってしまうのです
死の獣とは 天然システムを愚弄している
人間の無知から生まれる 狼のことです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・7

2014-09-17 06:49:00 | 詩集・瑠璃の籠

この地球上のすべての生命の
肉体を創ってくださったのは 神です
あふれるほどの愛を注ぎ
宝石のような昆虫の
星のような花々の
水流のような魚群の
神のように静かな森の鹿の
体を創ってくださったのは 神です

それは 進化論などという言葉が
幼稚に聞こえるほど
雄大にして偉大な愛の創造なのです

なぜ 世界に
まるで神のメッセージカードのような
蝶が あふれるほど飛んでいるのか
あきらかに 生物の生き残り戦略としては
不利なのではないかと思われるような
折り畳んだ手紙のような大きな翅をした美しい蝶が
なぜこんなにもたくさん飛んでいるのか

それは 蝶に
神の心を伝えるという使命があるからなのです
このように 地球上のあらゆる生命には
生きている間に果たさねばならない
使命があるのです
それは その生命の 体の形や 声や 色や
生き方などによって 果たされるのです

人間は 花や木の生き方を まだ知りません
人間は 鳥や虫の生き方を まだ知りません
たとえば森の中で
突然カモシカに出会った時のことを
想像してごらんなさい
人間の心は幸せに驚くでしょう
まるで聖なるものに出会ったかのような
ときめきを感じるでしょう
それは カモシカがその生き方と姿を通して
世界の愛の群読の声に
意味のある偉大な言葉を投げかけているからなのです

では あなたがた人類の
地球生命としての美しさとは
使命とはなんでしょう
考えてごらんなさい
そしてそれを 自分で見つけなさい

神が与えて下さったその人間の形は
どのように生きることによって
どのようなメッセージを発し
この地球の生命世界の群読の中に
どのような生命の声を投げ入れるのでしょうか



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・6

2014-09-16 06:47:10 | 詩集・瑠璃の籠

一羽の鷲の魂には
まだ一羽の鷲を生きることができません
それなのに鷲は空を飛び
獲物を狩り 巣を作って子供を育てている
なぜそれができるでしょう

それはまだ幼い鷲の魂を見て
愛の高い存在がどうしてもその鷲を助けてしまうからなのです
一羽の鷲はすべて自分でやっていると思っていますが
本当はほかの愛の存在が
代わりに自分のほとんどを生きてくれているのです

このように まだ段階の幼い魂は
その生命活動の大部分を
神が代わりに生きてくれていると
考えてよいでしょう
ゆえに鷲は まるで神を思わせるほど美しいのです
それこそは 神がすべての生命に与えた
愛のしるしです

よいですか
このようなことは
世界中の鳥に与えられている愛なのです
これだけでも
どれだけの愛の存在が
地球生命の生を助けているかがわかることでしょう

鷲は 自分が飛んでいると思っています
自分が獲物を捕らえていると思っています
ですがそれは本当は違うのです
まだ幼い存在のために
神が代わりに自分を生きてくださっている
それが地球の愛
あの空を飛ぶ鷲の翼を見てごらんなさい
見えない気流のことを確かに知っているとしか思えません
だが鷲はまだそれを知らないのです

この地球の生命は すべて
このような神の助けによって
自分を生きていくことができるのです
なぜなら
地球生命として生きることは
あなたがたが考えているよりもずっと
むずかしいことだからです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・5

2014-09-15 06:34:19 | 詩集・瑠璃の籠

無為自然などという言葉がありますが
地球生命世界に
無為ということはありません

この地球上の
どんな小さな花にも虫にも
どんな大きな山にも海にも
目に見えぬ自己存在による意志が働いているのです

そしてそれは常に考えているのです
どのように咲こう どのように飛ぼう
どのように語ろう どのように叫ぼう
何をしよう

地球のすべての活動は
このようにして
あらゆる愛の存在の意志によって
絶えず動いているのです

無為自然などということばは
この素晴らしい自己存在の高い表現力も知らずに
人間の間の小さな論争に勝つための
幼い論理からできたきのこのようなもの
なにも動かすことはできません
なにもしなかったら なにもないのです

この地球の自然界は 明らかに
自己存在の意志によって
すなわち有為のしらべによって
動いているのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・4

2014-09-14 06:58:46 | 詩集・瑠璃の籠

山には 山を統率する高い存在がいます
海には 海を統率する高い存在がいます

地球上の あらゆるところに
その高い存在力と芸術性をもって
魔法のように 他にひとつとしてない
黄金の美を織り上げることのできる
美しい存在がいるのです

山は一つの生命です
海も一つの生命です
あなたがたは その美しさを見て
単に感動しているだけではいけません

人類もまた 一つの存在として
この 永遠なる地球創造活動に
参画してゆかねばならないのです

どのようにすればよいか?
それはそれを考えることから始める
あなたがた自身の自己表現能力が
導いてくれるでしょう

あらゆるものの 美を感じなさい
路傍の花の愛の自己表現能力に
学びなさい
空を見て 神を感じなさい
侵しがたい厳しさを感じる森林の声に
耳を澄ましなさい
傍らを風のように飛びすぎていった
一匹の蜻蛉にすら 地球の熱い生命力があり
地球の愛へ寄与すべき使命があるのです

すべては愛です そしてこの地球上の愛の全てを知ることは
地球上の全ての砂の数を数えることよりも
もっと難しいことなのです

人間の芸術性とは
自己表現能力とは
愛とは 美とは
どのようなものですか

あなたがたは 自分自身を学び
その芸術性と愛によって
この清らかな地球創造活動に
寄与してゆかねばならないのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・3

2014-09-13 06:45:05 | 詩集・瑠璃の籠

テラフォーミングなどと言う言葉がありますが
人間がどんなにがんばっても
火星や金星を 地球のようにすることはできません

地球では
人類よりも多い数の霊的存在が
地球をすばらしいものにすべく
常に自己存在の表現活動をしているのです

たとえば考えてごらんなさい
過酷なツンドラの大地に咲いている
一輪の花の生命活動のことを

その環境を生きることは
地球上に生きるどの花と比してもことのほか厳しい
だが花は咲いている
それはその花が咲かなければ
その大地はあまりに苦しすぎる風景になってしまうからです
だから弱い陽の光にも寒さにも低栄養にも耐え
確かな神の愛を受けながら懸命に咲いている
その花がなければ その世界は
何も描かれずに壊れてしまったカンヴァスのように
見る者を悲しませるものになってしまうのです
なぜなら花こそは命の悦びそのものの表現だからです

植物の生きられない氷雪の荒野にも
一頭のホッキョクグマが神のようにゆったりと歩いている
それだけで
人は自然の神の愛を感じ
時に涙するほど感動することができるのです

すべてはあらゆる霊的存在が
愛のみを動機として
あらゆる地球生命の活動を支えているからこそ
この全地球の美しい生命世界ができるのです

この地球は
宇宙に産み落とされた
愛の滴

美しい愛の存在が 星の数の三倍ほどもいて
それが常にこの地球上で活動しているのです
人間存在がどのようにがんばっても
このまねができるはずがない

好奇心に動かされて
奇妙な機械を
火星や金星やほかの天体に向かって
投げてはいけません
それは人類の進歩の勲章ではなく
あなたがたの愚かな罪になるのです

あなたがたは 
地球創造活動がどんなにすばらしいかさえもわかっていないのに
他の天体の創造がどういうものであるかが
わかるはずがないのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・2

2014-09-12 06:41:37 | 詩集・瑠璃の籠

自然環境とは
自然ではありますが
自然ではありません

それは
あらゆる自己存在がなす
自己表現活動の現れなのです

目に見えぬ多くの霊的存在が
一つの島を
一つの海を
一つの山岳を
自らの魂の創造活動によって
その美を造り上げているのです

花は自然に咲いたのではない
花自らの意志によってそこに咲き
地球生命世界にひとつの美をしたたらすために
懸命にその生を愛にささげて生きているのです

自然が美しいのは
あらゆる愛の存在が行っている
自己表現活動が
からみあい 重なり合い
あまりに美しい生の芸術を
命の交響楽を創りあげるからです

これが 地球生命世界の
一面です

花も木も山も海も川も
魚も鳥も虫も獣も
あまりにもたくさんの愛によって支えられ
自己表現活動を助け合いながら
この見事な地球を創る
その活動に参加しているのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク

2014-09-11 06:33:26 | 詩集・瑠璃の籠

一頭の雌鹿は
一頭の雌鹿ではありません
一頭の雌鹿を生きるためには
一頭の雌鹿の魂だけでは
力が足りないのです

一頭の雌鹿を生きるために
それは多くの霊魂が集まり
その生を助けているのです
これが愛による地球霊的天然システムの
一つの現れです

あらゆる生命は
あらゆる愛に支えられ
その美しい地球生命の生を全うすることができるのです

人間もそうです
自分一人で自分を生きているわけではありません
それはたくさんの見えない愛の存在が
あなたがたの人生を助けてくれているのです

このようにして あらゆる存在が
協力し合い
地球生命の美を創造し
愛の讃歌を合唱しているのです
これが地球創造活動の
一つの現れです

身の周りにいる獣や虫や鳥たちを
よく見てごらんなさい
まだ進化の幼い魂を助けるために
多くの霊魂がその肉体に集まっている
その存在を感じることができる人は
神を見ることができます

あなたがたは 獅子や馬を見て
神をすら感じるでしょう
それは 獅子や馬の地球での生を
高い存在が助けているからなのです
だからあのように美しいのです

地球を
他の惑星や衛星と見比べてごらんなさい
信じられぬほど 美しいでしょう
それは あまりにも多くの自己存在が
その愛による自己表現活動を通して
あらゆる生命を助け
地球を生きているからなのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする