テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギタリストの為の音楽雑記だよ~(^O^)/

2012年02月20日 | 日記
何だか的を得ないブログタイトルだが・・

要するに思い付きで色々な事が書きたいだけなのだ

文章嫌いの人は興味ある部分だけを読んでいただきたい

熟読していただければ私の音楽をより一層楽しめると思う

まぁ、そこはお好みで・・



以前はスティーブヴァイにハマっていた

アイバニーズを購入したのも氏の影響なのだ



一つの経験としてアイバニーズの人気モデルを所有したのは良かったと思う

市場で人気のギターが自分に合っているとは限らない




色々なものに影響され易い私が現在ハマっているのはジェフベックなのだ



アイバニーズの時とは逆なのだ

ストラトに一目惚れして購入した方が先なのだ

若い頃にもジェフベックを聴いていた時期があるが音楽性が理解できていなかった気がする



試行錯誤しながら色々なギターを試してきた

どうやら自分が求めていたスタイルに合致するギターはストラトだったようだ




厳密には・・

アリアのような形状のギター


”ダブルカッタウェイのボディ、トレモロアーム付き・・”


私にとってこの二点は絶対に外せない条件だと気付いたのだ




ロック式の派手なアームシステムは私には向かないようだ

次に買い足す機会があるとすればやはりこのタイプになると思う



メイプル指板のストラトにも興味がある

昔ながらの6点ビスのブリッジを制覇してみたい気もある

チューニングを安定させられれば本物だと思う

プロでも苦戦するほど敷居が高いらしい




ジェフベックの演奏を聴いていると・・


「速弾きなどどうでも良いなぁ・・」と思えてくるのだ



一時の私は『速弾きがすべてだ!』という感じで無機質なフレーズを練習し続けていた

若い頃に誰でも一度は通る道だと思う

それはそれでギターのテクとしては重要なのだがもっと大切なものがあることに気付いたのだ


三大ギタリストたちに共通している点は速弾き以外でギターを表現している部分にある

ジミーペイジのコードワークには特筆すべき点が多い

とくにプログレに傾倒していた頃のジミーペイジは素晴らしい!


クラプトンも泥臭いブルースをオシャレな音楽として昇華させた功績は大きいといえる


いずれにしても偉大なる先人から学ぶべき点は多いと思うのだ


現在の多くのギタリストたちも少なからず彼らからの影響を受けているといっても過言ではない



良い演奏をする前に必要なことがある

それはタイトルにもあるようにギターの調整なのだ


基本的に楽器店が調整してくれた状態で良いと思う人も注意が必要なのだ

当たり前だがギターの材料の大半は木材なのだ


特に演奏時に手や指に触れる機会が多い『ネックの調整』は必須だといえる

以前にもお話したがネックは非常に湿度に敏感なのだ

湿度50~55度程度が良いとされているのだ


実際に私も湿度計を取り付けようと思ったのだが値段が高いので止めたのだ

「まぁ、ネックの状態を常にチェックしてれば大丈夫かな?」という感じなのだ


楽器店には優れモノが多い

単なるシートなのだが自ら湿度をコントロールできる『魔法のシート』が売られている



湿度が高くなれば水分を吸着し、湿度が低くなれば本体に含まれる水分を放出する仕組みなのだ


単なるシートなので加湿器のような効果は期待できない

ソフトケースではまったく意味がない


密閉性の高いハードケース専用なのだ



私のストラトには高い強度で知られるSKB製の専用ケースが付属していた

これも購入のポイントになったのだ

後から同社のケースを買うこともできる

しかしながら『フェンダー』のロゴは入らないのだ

しかも、専用設計と一般向けのケースの仕様は微妙に異なるようだ

専用ケースだけを注文することも可能だと思うがかなり割高になると思う



基本的にケースにしまっておくのは好きではない

常に傍らで眺めていたいと思う

弾きたいと思った時に手元にギターが立てかけてある方が私には都合が良い


むしろ、ギターを積極的に私の書斎の湿度に慣らしていこうと考えているのだ

余談だが・・楽器店のお兄さんは高額なギター演奏後はケースに入れるそうだ


昨年の震災以来は以前にも増して大切なギターの管理にシビアになったそうだ



まずは自分のギターの『ネックの状態』を知ることから始めたい

楽器店に持ち込まれるギターの多くは『重症』の状態で持ち込まれることが多い

ネックなどは反りまくっているのだ


目で見ても判別できるほど反っているギターを見かけたことがある

実はネックの修正にも限界があるのだ

目で見て分かるほどのネックの反りには内部の金属製ロッドが対応しきれないのだ


数ミリという程度の微調整のみに対応しているのだ

基本的にそこまで反ってしまったネックは要交換となるのだ


ネックの交換はペグなども含まれるので工賃を含むと本体価格を越えてしまうことがある

実際に楽器店でもネックすべてを交換するケースはレアなようだ


「金額を聞くと買い替えになっちゃいますよね・・やっぱり」


そうなる前に日々のチェックなのだ

どんな状態でも一日でグニャグニャにネックが反ることはない


症状が軽いうちに対処しておくことが肝心なのだ

これはギターに限らない話だと思う



楽器店を訪れる初心者のギタリスト少年に多いのだが・・

やたらと弦高が気になるようだ

「やっぱり下げたら速く弾けますか?」

押弦のロスばかり気にしているのだ


お兄さんがスタジオに入る前にギターをチェックする事も多い

「ネック反ってるよ~ 気付かないの?」

「ピッチ調整してる? 弦高の前にやらなくちゃダメだよ」


ビギナーの学生さんはちょっとムッとしているのだ

「ちゃんと調整してますよ! 昨日チェックしましたから」


自信満々に胸を張っているのだ

私も横から覗きこんで見るのだ


ネックの反りやピッチの狂いはちょっと見ただけでは判別はできない

私が見ているのはギターが発する佇まい(たたずまい)なのだ


指板の状態やナット、ブリッジ、ペグなどの状態を見れば大凡の察しがつく

ギターが古いからダメだと言っているのではない

60年代のヴィンテージギターでも調整が完璧なギターはオーラを発しているのだ


そんなギターの所有者はやっぱり良い音を出すのだ

背中を丸めながら、指先を凝視して闇雲に速弾きを披露しているギタリストは他に学ぶべきことがあると思える

まぁ、余計なお世話だが・・




話をジェフベックに戻そう・・

本人も数十年前の楽曲を繰り返し演奏しているという感じだがまさに『いぶし銀の味わい』を感じる

ストラトの魅力をあそこまで引き出しているギタリストはいないと思える


ベックの最大の魅力はアームと指弾きにあると思う

私もたまに指弾きをするが逆立ちしてもあんな風には弾けないのだ


私が弾くとフォークソングのアルペジオのようになってしまう

楽器店に出入りしているストラト弾きの多くはアームレスなのだ

つまりアームを取り外してしまっている事が多い


アームが付いていてもほとんど使わない人もいるようだ

そんな場合にあいてフローティングの意味がないのでバネを5本のベタ付きなのだ

アームは使えないがチューニング狂いに悩まされることも少ないと思う

大御所のクラプトンの影響も見逃せないと思う


しかしながら、ストラトのアームを使わないのは非常に惜しい事だと思える

4WDの車を購入して常に2WDで都会を走るクロカンのような存在なのだ


楽器店を訪れるストラト弾きの人と話す機会が多い

聞けばアームを否定しているわけではないらしい

中にはこんな人もいた

「正直、アームの正しい使い方って分からないんですよね・・」


”正しい使い方”とは何だろう?

おそらくスティーブヴァイのような巧みでカッコいい使い方を示しているのだと推測できる


私の持論だが・・アームに正しい使い方などない気がする

以前にもお話したがコードを揺らすだけでも十分にアームプレイだと思うのだ

やはり、そんな地味なプレイには興味がないのだろうか?


ジェフベックの演奏を聴いていると常に派手なアームプレイはしていないようだ

コードを揺らすことも多い

単音のメロディをウネウネと揺らすプレイも多用している


その地味な積み重ねがあの独特なサウンドを生み出していると私は解釈しているのだ

ジミヘンも9thコードばかりが取り上げられるが実はアームの達人なのだ


ジミヘンのライブで有名な話があるのだ

アームに関してはほぼノーマルの状態で使用していた為にかなり音程が狂ってしまうらしい

数曲の合間に必ず、チューニングを直す『タイム』という時間があったらしいのだ

伝説のギタリストはチューニングを直していても様になるようだ


ファンたちは温かいまなざしで大人しく待っていたそうな・・・

イングヴェイなどは速弾きの途中でペグを回してしまうらしい

恐ろしいほどの達人技だといえる


基本的に自宅で演奏を楽しむ人はそんな技を真似る必要はないのだ

とにかくチューニングが狂わない工夫を徹底して行うべきだと思う


ちなみにアーム一発でチューニングが狂うギターはチューキング数回でも音程が狂うのだ

アームとチョーキングを別のものだと思っている人も多い

結局は強い力で弦が引っ張られるという点では一緒なのだ


適正なアーム調整はアームを使わないギタリストにも必須だといえるのだ

「ブリッジをベタ付きにすれば狂わないよね?」

という感想をお持ちの人もいると思う


微妙に間違っているのだ

基本的にブリッジはフローティング状態で最高の音が出るように作られているのだ

ブリッジを固定する為に角度を付ければ音の伸びや響きが異なってくるのだ

わずかな狂いで音程が合わなくなってしまう繊細な楽器なのだ

目視でも分かるほどブリッジに角度を与えれば音が変わってくるのは当然なのだ


楽器店のお兄さんはアーム好きではないようだ

しかしながら、すべてのギターのブリッジはフローティングさせていると言っていた

本当にギターを知っていると思える


先日、ストラトのロックペグの弦巻きの話をお兄さんにしたのだが・・

好奇心旺盛なお兄さんはすぐにポールリードスミスで実験したそうだ

以前は激しいチューニングで音程が狂っていたそうだが私のアドバイスで改善されたようだ


基本的にお客さんが質問する立場なのだが・・

場合によっては逆のパターンがあっても良いと思うのだ


お兄さんも朝から晩までギターと音楽の事を考えているわけではないと思う

楽器店はギター以外にも取り扱っている楽器は多いのだ


一方の私はギターとベースとハープだけなのだ

それにトコトン集中することができるのだ

もともと、研究熱心で好奇心旺盛な私が部分的に知識でプロを上回るのもあり得る話なのだ


実はハープに関しては私が色々とアドバイスしているほどなのだ

凝り性の私は商品のラインナップにまで口を挟むのだ

すべては良かれと思っての事なのだ


以前にDAWコーナーのお話をしたかと思う

品揃えはプロのお兄さんに任せるとしてもレイアウトなどはお客の目線でアドバイスしたのだ

他店の良い情報なども発信することも多々あるのだ


数年来のお付き合いなのだが・・・

私がお客になってから僅かではあるが売り上げがアップしているらしい


特にDAWコーナーの強化は同業者との差別化を図っているのだ

まだまだ未発達な部分も多い業界故にちょっと変わった事をすればすぐに数字に反映されるのだ


このようなプランニングやプレゼンテーションは私の得意分野なのだ

ある部分においては仕事の能力が趣味の分野に及ぶこともある

まぁ、逆はないが・・


最近は上司に内緒でハープを職場に持っていくこともあるのだ

寂しげに屋上で一人特訓をする事もあるのだ

これも小さなボディのハープの優位性だといえるのだ


ギターのように・・

「俺ってギタリストだぜぃ~」という派手さがない


ギターを運ぶ時には100%車なのだが時には電車で自慢げに移動したくなることもある

フェンダーやギブソンのパワーは大きいと思う


ギター少年の眼差しも眩しいが・・・

同年代のオヤジの羨望の眼差しも痛いと思うのだ


オヤジにエレキギターだからカッコいいと思うのだ

若いイケメンはギターという武器が無くても十分に潤うと思うのだ


今も昔もギター弾きはモテるのだ

「え~ギター弾けるんですか?」


私の場合には常にカバンの中に音楽携帯プレーヤーが入っているのだ



愛用の音楽プレーヤーなのだ

インナーフォンで曲を聴きながらハープを吹くと丁度良い音量でミックスされるのだ

ブライアンメイの真似事?をする時に使うメタルピックなのだ(関係ないけど・・)



「こんな感じの曲を作っているんだよね・・」

触りの部分を聴かせるだけで十分なのだ




何だかジェフベックから妙な着地になってしまったが・・・

ギタリストの為の音楽雑記ということでご了承いただきたい


とにかくギターは楽しいということが表現したかっただけなのだ




ちなみに今回の音源は前回の曲のハープ抜きバージョンなのだ

よりストラトの音がご確認いただけると思う



keyDのハープで一緒に演奏できるのでハープの練習用のオケとして利用しても楽しいと思う

とりあえず『音』という感覚でお楽しみいただきたい

まだハープを持っていない人は定番のメジャーボーイなどを買ってみては如何だろうか?

『吹きもの』の経験がまったくない私でも数週間でこれくらい吹けるのだ

何とかなると思う

楽器は気分を豊かにしてくれる

きっと何かが変わると思うのだ


私を信じていただきたい



新しいメロディが浮かんだらご紹介したいと思っているのだ









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