テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

クロマチックハーモニカに挑戦してみたよ(^O^)/

2012年02月25日 | 日記
先日アップしたジャズ系のオケは聴いていただけただろうか?

カラオケなので曲名はないのだ


クロマチックハーモニカとブルースハープに合わせてKeyDに設定して作曲したのだ

音楽携帯プレーヤーに入れて通勤途中に何度も聴き返しながらメロディのイメージを膨らませていたのだ

さすがに駅のホームでハープを吹くのはちょっと・・・

「ちょっとコンビニに買い物に行ってくるね」という感じでハーモニカと共に外出したのだ

今回はオケをcubaseに保存してあるのでBR-80での録音は考えていなかったのだ

数回の練習の後に書斎で『一発録り』する事に決めていた


趣味に関する集中力は尋常ではないのだ

午後の9時までをリミッドとして数分の演奏ならば近隣からも苦情がこないと思うのだ

防音室を持っているような人が羨ましいと思う


数十年後のリフォームの際には絶対に『音楽室』を作ろうと思う

実現するかは分からないが・・・


今回の曲は先日紹介したオケにハープを重ね録りしたものなのだ

オケのピアノの音色も異なる機種の鍵盤に差し替えている

リバーブやパンなどの設定も微妙に変えているので聴き比べていただきたい

これもDAWの面白さの一つだといえるのだ


ジャズ風ギターソロの次のコーラスがクロマチックハーモニカなのだ

ブルースハープとの音の違いをお楽しみいただきたい





まぁ、最初はこんなものだと思う

初めてハープを吹いたならば、音が出るまでにもっと時間がかかると思う

これもブルースハープの練習の賜物だといえる


余談だが・・

プロの世界ではブルースハーピストがクロマチックを演奏することは稀なようだ

・・というよりも演奏しないらしい


逆にクロマチックの奏者はブルースハープも演奏することが多いようだ

理由はよく分からないが・・そういう事なのだ




画像では『大きいハーモニカ』に見えると思うが・・

演奏スタイルも吹き方も異なるのだ

そもそも、ハーモニカは吹き口に息を吹き込んで音を出すのだが・・

吹き口の形状が異なれば吹き方が違っても当然なのだ


”音を出す・・”という意味では吹き口が狭いブルースハープの方が容易だと思える

少ない息でもリード(音を出す板)が反応してくれるのだ


一方のクロマチックは内部で音を切り替える二段構造故に吹き口が必然的に大きくなってしまう

これがハーモニカ初心者には最初の関門になってくるのだ

基本的に厚みのあるリードの為にベンドは出来ない構造になっている


しかしながら、上級者ともなればギリギリの感じでベンドをかけることができるらしい

単純に吹き吸いで4音+ベンドで音を下げるという高等なテクを用いるのだ


ネットでサックスを趣味にしている人のブログを見かけた

「サックスも難しいけど・・ハーモニカはもっと難しいねぇ・・」

「サックスならば吹くだけであとは指の動きだものね・・・」

という事なのだ


つまり、ハーモニカはすべての演奏ニュアンスを息と唇の動きでコントロールしているのだ

しかも、吹き吸いがリズムと合っていなければ音楽にならない難しさがある


実際、私の場合は運良く?短期間で音が出せるようになったのだ

何故だかは分からない・・

意識したことはないが『ハーモニカ向きの口』なのだろうか?



しかしながら、第二関門である音をリズムと同期させるという壁に直面したのだ

これにベンドが絡んでくるとさらに難易度が増すのだ


誰でも手軽に購入できる価格とシンプルな構造ゆえに演奏は難しいのだ


ハーモニカというと小学生の教育用を思い浮かべる人も多いと思う

ブルースハープと比較してみたい


色々と異なる部分があるが・・

最も大きな相違点はリードの硬さと材質にあるのだ


教育用のハーモニカではベンドがかけられないのだ

ある意味では小学生の教本において『半音下がり』はミストーンなのだ

「○○君! ちゃんと吹いてるの?」

「音が外れちゃってるわよ・・・」

と白いブラウスの美人教師に叱られてしまうのだ


少々音楽的な話をさせていただきたい

クロマチックの右側についているボタンを押すと音が半音上がるのをご存じの方もいると思う

基本的には譜面上ならば♯の音に対応できることになる



ブルースハープでは半音下げるベンドを用いるのだ

全く逆の事をやっているのだ


ネットであるクロマチックの奏者の動画を観た

そのプレーヤーはスタートからボタンを押し込んで使っているのだ

つまり、必要な箇所でボタンをリリースしてやればベンドになるのだ


この特殊な使い方をするには曲のキーを最初から半音上に設定すれば良いのだ

「いろいろな使い方があるんだなぁ・・・」

ますます、ハーモニカが好きになったのだ


音楽的な話になってしまったが・・・





購入の際に特別、指定のメーカーや機種などはなかったのだ

『初心者向けのクロマチック』など存在しないのだ


実際の吹き易さの違いがあるだろうが・・

ネット動画などの音もあまり参考にはならない

何故ならば、その殆どがエフェクト処理されているからなのだ

しかもレコーディングには高性能なコンデンサーマイクが用いられることが多いのだ


楽器店に相談したのだ

「クロマチックですか? どこまで行っちゃうんですか~?」

ブルースハープで苦戦しているお兄さんには驚きのようだ

「これから練習だよ 何か面白そうじゃない?」

「すべての音が出せるって魅力だよねぇ・・」


スティービーワンダーもハープ奏者として有名なのだ

サックスやギターとのユニゾンなどもカッコいい

クロマチック≒ジャズという概念を覆すような演奏スタイルなのだ

とても参考になるのだ


ネット動画を観ただけでイメージやアイディアが湧いてくるのだ

ある意味で楽器店のお兄さんも私の柔軟な発想力が羨ましいようなのだ


勉強&努力すれば譜面も読めるしギターも弾けるようになる

しかしながら、アイディアというものは学ぶべき方法がないのだ

子供の頃からこんな感じだったのだ

木材の切れ端をもらってきては訳のわからない工作などをしていたのだ




今回購入したクロマチックはプロにも絶大なる信頼を得ているらしい

実際に楽器店のハープ&ハーモニカ教室の先生も長年愛用しているようだ

クロマチック界の定番クラッシックモデルなのだ


吹き口が丸くなった最新のモデルもあったのだが・・

あえてデザインで選んでみたのだ

興味ある人はネットで検索してみてほしい

吹き易いのかな?



同じホーナーでもこれだけデザインや材質が異なるのだ



吹いた感じでは非常に低音が豊かなのだ

「こんなに低音が出ていて録音できるのかな?」

これがレコーディングの妙なのだ


耳で聴いている音とミックスした音が異なるのも面白いと思う

一度録音してしまえば次からは『予測』ができるようになる


エフェクトの処理はリバーブを少々とEQだけなのだ

EQでは耳に痛い音域のカットだけにした

定番のコンプもガッツリとかけてみた

なかなか良い音で録音できたと思うのだ


ミックスの仕方やコツも演奏と共に徐々に勉強していきたいと思っている


逆転の発想で思いっきりエフェクトで音を加工して遊んでみるのも面白いとも考えている

ハープの音をシンセのように加工してしまうのだ

まぁ、追々ということで・・・



楽曲の説明に入りたい

ソロの構成だが・・

ブルースハープ→ギター→クロマチック→ブルースハープとう順なのだ


ちなみにギターはストラトを使用したのだ

『魔法のスイッチ』でハムの音を使用した

以前にレスポールのような音をご紹介したが今回はラリー師匠の335的な音にしてみた


普通のストラトでは絶対にこんな音は作れないのだ

これも最新ストラトも大きな武器だと思う


一本のギターで色々な音を作り出す事に魅力を感じるのだ


ドラムは以前にもご紹介したBFDなのだ

ベースはzoomのウッドベースのシュミレーションを利用した

ボディの鳴りが表現できていると思う


長々と書いてしまったが・・・


とりあえず聴いていただきたいと思うのだ

以前にアップしたカラオケバージョンも聴き比べてみていただきたい





もう一曲完成しているので近々にアップしたいと考えているのだ








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