テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトにアーニーボールの弦を張ってみた・・・

2013年03月16日 | 日記
エレアコを弾くようになって私自身にもいろいろな変化が訪れたのだ

左指の筋力?が増したような気がしているのだ

アコギ系の弦のテンションの強さはエレキのそれとは比較にならない


エレアコの調整も一段落したので久々にエレキ達を引っ張り出して調整したのだ

弦を緩めて保管していたのでネックの反りなどはないようだ



常連読者の方ならばご存じだと思うが・・・

私のストラトにはダダリオの009~という細い弦が張られているのだ


それなりに気に入って使っていたのだが・・

久々に弾いてみると弾き心地が物足りないのだ

つまりは細すぎるという印象を受けるのだ


以前に同様の理由から095~というセットを使っていたのだが・・
頻繁に起こるネックの順反りを嫌って現在の細いゲージに変更したのだ

つまりは弾き心地よりも『ネックの保護』を優先したという流れなのだ

楽器店のお兄さんに質問してみたのだ

「ストラトってどのくらいのゲージを張れるの?」

お兄さんの答えはこうなのだ

「出荷時は009~っていうセットが多いですけど011~くらいまで大丈夫ですよ」

「ネックの反りは初期の段階では起き易いんですよね~仕方がないですよね」

実際のところお兄さんも数本のストラトのゲージを用途に応じて使い分けているようだ


そんな流れから今回は思い切って010~までアップしようと決めたのだ

ダダリオか? その他のメーカーにするか?という事も視野に入れたのだ

「ダダリオが好きですね~ 他にも良い弦(メーカー)が沢山ありますよ」

などと弦を購入する時にいつもお兄さんに笑われてしまうのだ


迷ってしまうほどの種類があるのだが・・

いつもの楽器店の人気メーカーはダダリオ、アニーボール、ghsらしい

ghsというメーカーをご存じだろうか?


以前に私がウクレレ用に購入したブラックのナイロン弦も同メーカーの製品なのだ

仮に同じゲージ(太さ)とした場合・・・


アーニー、ダダリオ、ghsという順番にテンションが強くなる傾向があるらしい


今回はお兄さんの勧めもあり定番であるアーニーボールを選んでみたのだ



アーニーボールの010~という定番のセットなのだ


弦を張っている段階から『太さ』を実感できるのだ

特に低音弦のしっかり感が009~とは比較にならない



弦を張り替えたことで各部の調整が必要になるのだ



ストラトのボディ裏の画像なのだ

マジックで書いた印が見えるだろうか?

009と095用に合わせてあるのだ

今回は095の位置を基準にバネのテンションを調整したのだ




オクターブ調整も完璧に行ったのだ

アコギの微妙なオクターブ調整と比較するとエレキの精度は素晴らしいと思う


今回の弦交換で自己反省をしたのだ

ネックの反りを嫌って細い弦をチョイスしたのだが・・・

やはりギター弾きとして間違っていたと思うのだ


何と言っても弾き心地や音質を最優先すべきだと痛感させられた

ネック調整の為にトラスロッドを回し切ったならば、その後で対策を考えれば良い

そのくらいの寛大な気持ちが必要だと思うのだ


実はストラトに010~を張った事で想像以上に音が良くなったのだ

ボディが弦の振動を確実に伝達するように感じられるのだ


左指の感じも最高なのだ

楽器店のお兄さんにも指摘されることが多いのだが・・・


私の場合には普通のギター弾きよりも左手の握力が強いらしい(自覚はないが・・)

それが音にも表れているというのだ


010~といえどもアコギの012~と比較すればかなり柔らかいのだ

つまりは『基準』を何処にもってくるか?という事になるのだと思う


私が大好きなギタリストにスティーヴィレイボーンが挙げられる



ストラトを弾くようになってから興味を抱くようになったのだ


速弾き系よりも・・

”ストラトらしく弾くギタリスト・・”

のテクニックや音作りに関心を抱くようになってきたのだ


ジミヘンが過激系?ならばスティーヴィレイは正統派だといえる

太い弦を好む氏のセットは特殊なのだ

1弦は014~のスタートになる

何と6弦はベース用の1弦を張っていたという伝説まであるのだ


当然ながらネックは異常なほどの順反り状態なのだ

実際のギターを見た人の談では・・

「いや~俺にはまったく手が出ないギターだったよ・・」

「あのギターであんな音が出せるんだから凄い!ホントに」

というようなコメント何かの雑誌で見かけたことがある


しかもフェンダー系のアンプを軸に常に二台のアンプを同時に鳴らしていたようだ

極太の弦、二台のアンプ音のミックス

これがあの独特の豊潤なサウンドの秘密だったのだ

もちろん、それを押さえこむには相応なテクが不可欠なのだ


プロの真似をする素人さんが多いが・・・

最終的には弾き手のテクに尽きるのだ

太い弦を鳴らすには左手の握り込みと右手のアタックが不可欠なのだ

これらが三位一体になることでギターらしい音色が生まれるのだ



アリアは速弾き&テクニカル系のギターという事であえて009~のセットで使おうと思っている

レスポールは0095が張ってあるのだが残りが1セットあるのだ

使い切ってから次を考えたいと思っているのだ


今回はストラトでカッティングを演奏してみたのだ







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