テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ピグノーズアンプでクラプトン風に弾いてみたよ・・(^_-)-☆

2014年11月20日 | 日記


私の音楽制作のメイン機はGT-100なのだ



常連読者の方はご存じだと思う

多機能ゆえに日々研究を重ねているのだ

実は本機を使用したジェフベック風のサンプル音源を制作しているところなのだ



一方でチープな小型アンプの魅力にもハマっているのだ



左右の9Vアンプは『オモチャ』という認識が強いが・・・

設定しだいではかなり使えるアンプである事をお伝えしたいと考えているのだ


小型アンプとはいえピグノーズはある意味では別格の存在だと思う



電池駆動のトランジスタアンプである事に変わりはないが非常に主張しているのだ

発売から40年以上も仕様変更がないという頑なな感じも好きなのだ



何よりこのトランクのような形が可愛いのだ



現在の収納なのだ



こんなアンプは他にはない



外にアンプを持ち出す時に重宝しているのだ


私にとっては電池駆動というのが最大の条件なのだ



アルカリ電池を使用しているがかなり使えるのだ

カタログでは約5時間の使用が可能だと謳っているのだ

スペア電池も用意しているがまったく出番がない状態なのだ

電池の持ちを検証する為に自宅でもアダプターを使う機会は少ないのだ



分岐ケーブルを接続してアダプター一つでアンプとエフェクターが駆動するようにセットしているのだ




先日、アンプからエフェクター用の電源を供給する改造のお話をしたが・・

電圧の都合上、バッテリー部分に大掛かりな改造を施す必要があるので断念したのだ

要するに倍の電池が必要という事なのだ

「もっと簡単な方法はないかな・・?」

という事で楽器店のお兄さんに相談してみたのだ

「良い商品がありますよ! こんな感じですよね?」



9V電池を直結できるケーブルなのだ

「これイイね~ 簡単だしね」



要するに通常サイズのエフェクターと同じ状態を再現するアイテムなのだ

先の画像でもお分かりいただけるように移動の際には電池もケーブルもアンプのケース内に収まってしまうのだ



これで一気に問題が解決したのだ


外に持ち出すならZoomのコンパクト(単三電池二本)でも良いが・・

アンプの中に収納できないのが難点なのだ


とにかくアンプ一つで完結させたいのだ

実際のレコーディングではリバーブやディレイなどをかける事も多いが
ただ弾くだけならばアンプと歪みだけで十分なのだ



最近になって良く鳴るようになってきたのだ



前のオーナーは殆ど未使用だったようだ

アンプにもエージングは有効なのだ

特にコーン部分は鳴らす事でより振動するようになってくるものなのだ


5Wとはいえアンプ単体をフルテンにすることは不可能なのだ

ボリュームを半分くらいまで上げられれば軽い歪みを得られるのだ


その先は歪みエフェクトに任せればよいと思う




今回のサンプル音源では左右のギターはピグノーズ単体で鳴らしたのだ

クリーンに聴こえるかもしれないが僅かに歪んでいるのだ

むしろ、このくらいが心地よいとさえ感じられるのだ


ヘッドフォン環境で音作りをしていると知らぬ間に歪み量が増えているのだ

他の楽器との兼ね合いを考慮しても自然にゲイン量を増やしているのだ


クリーンからクランチくらいがアンプの素の音だという人も多い

ドンシャリで歪ませればどんなアンプでも一緒に聴こえてしまうのだ

まぁ、厳密には歪みの質感や粒立ちなど異なるが・・・


素人ギター弾きにはマーシャルとブギーの聴き分け(他人が弾いた演奏)など困難なのだ

ピグノーズが凄いところは小型アンプが苦手とするこの領域に主張が見られる事なのだ


フェンダーの小型アンプである『チャンプ』にも似ている

ちなみにチャンプもボリュームのみというシンプルな真空管アンプなのだ


フルアップさせる事で歪みを得るという構造なのだ

クラプトンもライブやレコーディングに好んで使っていた時期があったのだ


プロの場合には音量を気にする事もないのでフルアップも現実的なのだ

私の場合には騒音になってしまうが・・・


クラプトンならば『良い音』という事になるのだ


今回の音源はアリアを使用したのだ

左右のギターはピグノーズ直結、ピックアップはリアとセンターのミックスなのだ

想像以上に良い音で録れたと思っているのだ


中央のリードギターは同じくアリアのフロントのハムを使用したのだ

リードのみJOYOのコンパクトで歪みを足してみたのだ



楽曲の雰囲気からあえて歪み量を抑えているのだ

歪みのキャラクターを変更できるツマミが使えるのだ


他社のツマミ一個のモデルには真似できない芸当なのだ

どんなに良いエフェクターでも使用アンプや状況で微調整は必要なのだ


単純にゲインを上げるだけで良い音が作れるほどギターの音作りは甘くないのだ

「一流メーカーの歪みだぜ~」

という感じで舞い上がってしまう人も多いようだ


まぁ、素人なので何でもありではあるが・・・

趣味とはいえ、より良い音を追求するのがギター好きというものなのだ


行き付けの楽器店でもこのエフェクターはかなり売れているのだ

先日、すべてのエフェクトを試奏してみたのだ

何だかんだ言っても他人の演奏が気になるようだ

買い物のふりをしながら私の周囲にお客さんが集まってきたのだ

私も意識しながらアナウンスしたのだ

「これって使えるね~ コスパだけじゃないよ~」

「これに決めた! 久々に良い買い物をしたなぁ」

私が帰った後に他のお客さんに同社の製品が数個ほど売れたようだ


私と同じエフェクターを予約したお客さんもいたようだ


製品の良さはカタログスペックだけでは伝わらないのだ

やはり実際の音や生の声が重要なのだ


読者の皆さんも興味ある製品の検索をすると思う

文章よりも動画などの方が分かり易いと思うのだ


今回のサンプル音源のファーストテイクではベースを弾いていないのだ

「面倒だけど・・やっぱりベースが入っていた方が引き締まるかな?」

という事でベースも弾いてみたのだ



ベースは一本しか持っていないがこれで十分だと思う

ロック系の歪みからスラップまで何でもこなしてしまう万能ベースなのだ



ここでもZoom製品にお世話になっているのだ


ちなみにベースもかなり多彩な音が作れるがギターほど凝ってはいないのだ

気が付けばお気に入りの音しか使っていないのだ

時間を見つけてベースの音も研究する必要があるようだ


余談だが・・

ベースの弦もダダリオなのだ



あらゆるメーカーの弦を試してみた結果がダダリオなのだ

何故だかアコギ系の弦だけは微妙なのだ


私が求めている音ではないのだ

アコギの弦はマーティン弦が最高に良いと感じているのだ


まぁ、ピックや弦も好みによるとことが大きいと思う

弦選びで迷っている方はとりあえずダダリオを選択しておいて間違いはないと思う


コーティングなどの違いから弾き心地は微妙に各社異なるのだ

実際の音の違いは素人の耳では聴き分けられない

「弦なんて一緒だと思うけど?」

「俺は安さで選ぶね 安いが一番!」

こんな人に私からアドバイスはない


前置きが長くなったが・・・

ピグノーズのリアルな音をお楽しみいただきたい

ちなみにGT-100にマイクを接続して録音しているのだ

マイク録り専用のパッチを作ったのだ

エフェクト類をすべてOFFにしてリバーブを加えているのだ


これによってより簡単で気軽にアンプのマイク録りが出来るようになったのだ

マイクにケーブルを挿すだけなのだ

これからの音楽制作にもちょいちょいピグノーズが登場すると思うのだ

部屋の飾りでは勿体ない・・

積極的に弾きたく(遊びたく)なるアンプなのだ

読者の皆さんも一台如何だろうか?

是非ともお近くの楽器店で試していただきたい

「全然、面白くないけど・・・」

という方も多いと思う

腕が試されるアンプでもあるのだ



今回の音源はクラプトンをイメージして弾いてみたのだ




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