暑い日が続くが如何お過ごしだろうか?
ここ最近の異常な気象に恐怖を感じる
この地球はどうなってしまうのだろうか?
「俺は暑いの平気だぜ~!」
では済まされない地球レベルの話なのだ
今日この瞬間を大切に生きていきたいと思う
話は変わるが・・
相変わらず、廉価のアコギの弦交換を怠っている
怠っているというか・・
ある種のチャレンジにも近い気持ちになってきた
あらためて、ダダリオ弦の耐久性の凄さを実感しているのだ
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エレキの弦もかなり長い間使っているのだ
自宅で弾く機会が多いエレキたちに張った弦は錆びない
廉価のアコギは車の中で弾いたり、そのままトランクに放置したりと
かなり雑に扱っているのだ
とにかく、いつでも何処でも弾きたい時にギターが欲しくなる
以前はそんな役目を黒テレキャスが担っていたが・・・
セッティングなどの面からその役目を廉価アコギに移行した
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私レベルだがかなりアコギが上手くなってきた
弾いていて楽しいとかんじられるようになってきた
上手いか?下手か?は自分の判断で良い気がしてきた
こんなご時世なのだ
ギターの自己完結で良いと思う
繰り返しになるがアコギの楽しさに開眼したのだ
廉価アコギの錆びた弦の話に戻そう・・
ギター弦はその素材の特性から錆びると黒く変色する
自転車のパーツのような赤錆にはならない
ギター弦の錆も限度を超えるとどうなるか?
右手の爪弾く指が滑らなくなる
明らかにザラザラした感触を指先に感じる
ギター用の潤滑スプレーというよりは自転車用の錆取りの世界なのだ
弦に錆取りを塗布して放置、クロスで拭き取ることでツルツルになる
その場しのぎだがそれなりに効果が感じられる
ケチとか面倒臭いという気持ちを超えてきた
機材や資金が乏しかった先人のブルースマンたちの気持ちに一歩でも近づきたい
そんな気持ちが芽生えてきたのだ
ノイズまみれでテンションダルダルのアコギ弦を爪弾いているだけで気分が上がってくる
何とも不思議な気持ちになってくる
錆びた弦の音に懐かしさのような感情が芽生えてくる
余談だが・・
ベース弦も劣化した頃合いが良い音になってくる
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新品弦のストックを持っているが廉価アコギと同様に張りっぱなしなのだ
前回の交換時期をすっかりと忘れてしまっている
10年くらい前までは使用期間で弦を交換していた
最も間違いがない弦交換の方法だと思う
最近の私のギター管理は誰の参考にもならないと思う
特に初心者は真似しないでいただきたい
快適な環境こそがギター上達の鍵になっていることは言うまでもない
私は悪い手本なのだ
過走行の車を労りながら乗り続けるような感覚にも似ている
私は気に入ると20万キロ超えは当たり前に乗り倒す
以前はギターに関してはチョロチョロと買い替えていたがここ最近は車と同様にじっくり腰を据えて向き合えるようになってきた
常に新品が良いという人も多いと思う
お金があるから買い換える
お金がないから買い替えられない
一言で片付けられないような気がしている
自転車も前のモデルは15年くらい使っていたのだ
かなりパーツの交換や修理を行った
本体の痛みに関してはどうにもならない
数万円という修理代を提示されて買い替えを決意したのだ
長く使うという前提で少し良い製品を選んだ
タイヤに高圧の空気を入れてパツパツのゴツゴツで近所を散歩している
遠出をしない私にはクロスバイクで丁度良い
本気になればロードに追従できる性能を持っているのだ
見た目は地味だが・・
何となくギターにも通じる部分があるように感じる
地味なギターから絞り出すような味わい深い音が出ることが理想
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やる気満々のギターや機材には興味がない
人それぞれだろうが私はそういう考え方なのだ
余談だが・・
先日、スマホを買い換えた
スマホにあまり関心がないが仕方なく買い換えたのだ
私はスマホ中毒ではないのだ
それなりに新品は快適だがギターを買い換えた時のような高揚感はない
あくまでも実用のツールなのだ
本体を一括で支払った
実は洗濯機も調子が悪いのだ
軽く20万円を超えるという
白物家電は私の支払いではないが長い目で見れば私の財布なのだ
車もそろそろ買い替えの時期なのだ
人間には日々の生活があるのだ
ギター弾きにも日常がある
手持ちのお金をすべてギターに投入することはできない
それでもギターを楽しみたい・・・
廉価のギターは庶民の味方なのだ
庶民は知恵と忍耐と努力でギターライフを乗り切るのだ