テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

安いギターと高いギターの差って何?

2021年08月28日 | 楽器
調整を兼ねてエレキ三本を弾く比べていた

先程まで黒テレを弄っていた

何だかんだとかなり手を加えている


ピックアップの改造でもはや別物のギターに生まれ変わった

良くも悪くも別のギターになったということなのだ

ピックアップの改造は最も効果を感じやすい改造だといえる

初心者でも明かな違いを実感できるはず

廉価のギターは色々と制約も多い

使えるパーツに制約や制限も多い

素が良いギターの場合には伸び代を感じることができる

個人的には高価なギターはデフォルトで使うことが良いと考えている

理由は上記のとおり・・

値が張るギターの闇雲な改造は勿体無い

無闇な改造の前に考えること、やるべき事があると思う

改造で音が良くなる、上手くなるなら安いものだと思う

残念ながらギターの世界はそんなに甘くない

下手な人がパーツの交換で上手くなることはない

むしろ、シビアなパーツへの交換で粗が目立つことも多い

とにかく、ギターは練習あるのみなのだ

改造はプラスαだと受け止めるべきだと思う

少し脱線したが・・・


ギターの値段の差は何だろうか?

私は『弾き心地』だと考えているのだ

弾き心地の中には楽しさや色気のようなニュアンスも含まれる

ストラトからドラゴン、黒テレと弾き比べると明かに何かが違う

黒テレは弾いていて楽しさを感じない

弾き易いギターであることは間違いない

弾き易さと楽しさは異なる

「高いギターとかいらないんじゃねぇ?」

という声を耳にすることも多い

色々な考え方があっても良いと思う

黒テレとドラゴンの価格差は約10倍

黒テレとストラトの価格差は約15倍になる

私のようなレベルのギター弾きでも明かな差を感じる

むしろ、その差に安心しているのだ



価格差が15倍もある二本のギターの差が感じられないのは少々寂しい

この差を他人に押しつけるつもりはないのだ

ギターの値段に関心がない方は軽く読み流していただきたい

気付きは他人からの押しつけや押し売りではないと思う

ある日、突然自分の中から湧き上がってくる感情なのだ

ギターという楽器は不思議だと思う

廉価なギターもそこそこの値段のギターも構成パーツは変わらない

多くは木材なのだ



それでも圧倒的な差を感じる

実際のところ、出音は世間で言うほどの差はないと思う

ブラインドテストをしてみる良く分かる

録音したデータはそう変わらない

むしろ、演奏するジャンルによっては廉価のギターの方が得意であることも多い

値段の差は弾き手だけが感じられる『贅沢な時間』なのだ

贅沢な時間に大枚を叩けるか?

ということに尽きると思う

「ギターなんか音が出れば十分だぜ」

「そんな金あるなら最新スマホ買うわ」

それも良いと思う

考え方は千差万別だと思う

誤解を恐れずに言わせていただきたい

ギターの腕前に自信がないという場合には無理して高いギターを買う必要はないと思う

残念ながら、思い描くほどの差を感じられないことも多い

所有感を満たすという明確な理由があるならば話は別だが・・

値段が高いギターに大いなる期待を寄せるのは酷だと思う

これは私自身の経験でもある

勢いでストラトを買った時にはかなり後悔したことを思い出す

2年くらいは悶々とした日々を送っていたのだ

無駄遣いをしたような気分で一杯だった

念願の海外製のギターを手にいれたのに後悔している自分がいた

値段が高いギターを買えば良い音が出ると勘違いしていたのだ

アホなのだ

自分の腕の無さを思い知らされた過去を振り返る

10年経った今でも腕前はそう変わらないがストラトの楽しさを感じるようになった

それは成果だと思う







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ストラトの音作りはトーンで決まる

2021年08月28日 | 楽器
早いもので8月も終わる

厳しい残暑はまだ続くようだ


ストラトのツマミの滑りも無事に解決したのだ

まさか、ツマミの内側がツルツルだとは知らなかった

溝を切らないことに何かの理由があるのだろうか?

いずれにしても薄紙一枚で解決できたことは良かった


読者の皆さんはトーンを積極的に使うだろうか?

以前の私はフルテン一辺倒だった

何とかの一つ覚え・・・

ハムバッカー時代の話なのだ

振り返ればそれも納得なのだ

ハムバッカーは構造上、音が抜け難い

あくまでもシングルとの比較という話



良い意味では適度にハイ成分がカットされた音ということができる

ギター弾きは技術が向上すると抜けを求める

ハイ成分のジャリッとした部分を欲するようになってくるのだ

今回はトーンを色々と弄ってみた

コンデンサーの抵抗値やポットによっても可変範囲は変わってくる

色々と試してみると良いと思う

古くはストラトのリアはトーンが無かった

何故にトーンを設けなかったのか?

色々な場面で使い難いと思う

近年はヴィンテージタイプでもトーンが効くような仕様になっている

今回の音源では後半はS-1スイッチをOnにしてみた


疑似ハムなのだ

デラックス、エリート、ウルトラとモデルチェンジを重ねてきたが・・

このスイッチだけは健在なのだ

それなりに需要があるのだと思う

ピックアップのレイアウト(組み合わせ)はその都度で変更になっている

私はアメデラの組み合わせに慣れているのだ

購入した当時は抜けが悪かった

モコモコしていたように記憶している

使い込むほどに馴染んできた印象を受ける

ギターは使ってみなければ分からない

弾き込むことで変化する

使い難い部分は創意工夫で改造を施す

劇的な改造よりもむしろ効果的で実践的だといえる


手刀にチクチクするイモネジを短いタイプに交換

スプリングもサドルと同色に交換

長さもサドルごとに調整した

微妙な部分だが・・

後に効いてくる

ストレスは演奏の大敵なのだ


アコギと同様に劣化した弦を放置している


潤滑スプレーなどを吹きかけて凌いでいるのだ

弦のストックは沢山あるのだ


ケチというよりは面倒臭いのだ

切れる、ピッチが甘いというような目に見える事態に陥らないと交換しない

私の悪い癖なのだ

最近はエレキはご無沙汰だった

この数日でエレキを弾き始めた

やはり、エレキの音は気持ち良い

アコギとは違った意味で楽しい

アコギの練習が活きていると思う

指が楽なのだ

アコギの硬い弦、高い弦高と比較すればエレキは楽勝なのだ

エレキの技術向上の為にアコギを導入するのもありだと思う

まぁ、楽しくなければ続かないが・・・

黒テレも自宅に引き上げた

不在の部屋の中は過酷な状態だと思う

日中は何度くらいになっているのだろうか?

湿度も相当なものだと思う

三本のエレキはネックも無事なのだ

今朝チェックしてみた

黒テレだけが弦高が下がっていた

つまり、逆反りの状態になっていたのだ

ロッドで緩める方向で調整

無事に適正な状態になったのだ

弦高は高くても低くてもダメだと思う


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