テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター弾きの無駄遣い

2022年03月21日 | 楽器
ギター弾きの無駄遣い・・・

無駄遣いなギター弾き・・・

似て非なりなのだ

読者の皆さんはここ最近で後悔するような買い物をしただろうか?

後悔するような買い物を世間では無駄遣いと呼ぶのだ

まぁ、個人的には無駄遣いも楽しみのひとつではあるが・・

買う時に無駄だと分かって買う人はいないと思う

後悔の念は徐々に湧き上がってくるのもなのだ

「もう無駄遣いしないぞ!」

と決意するものの、気が付けば何かを買っている

ギター弾きの性なのだ

以前の私は無駄遣い癖が抜けなかった

買わなくてもよいものを次々に買っていた

どうでも良いものは結局使わなくなってしまうのだ

正解は購入後数ヶ月であらわれると思う

数ヶ月後にもヘビロテで使っている物は必要な物だったのだ

良い買い物だったということになる

ここ最近のギター関連の買い物はミニアンプ


毎日使っているのだ

「オモチャじゃねぇ?」

と思う方も多いと思うが意外に本格的な音がする

ゴリゴリの歪みよりもクリーンからクランチくらいが心地良い

ピッキングに追従する辺りはかなり本格的な仕様だと感じる

この辺りの詰めが甘いと中級者以上には見向きもされないのだ

想像だがこのアンプの開発者は相当にギターが好きだと感じられる

この手のアンプの歪みは往々にして使えないことが多いがこのアンプは使える


これも良い意味で思わぬ誤算だった

前段にマルチを配置する前提で購入したが不要だった


家で弾くにしても外に持ち出すにしても機材の点数が少ない方が楽なのだ

ギターを弾かなくなってしまう原因の多くは『機材過多』なのだ

セッティングに時間がかかる

運搬が難儀に感じられる等・・・

読者の皆さんもスタジオなどを利用することがあると思う

思ったよりも機材の準備に時間がかかる経験をしたことがあると思う

ベーシストなどはかなり身軽でやってくる

「まだ時間かかるかな?」

ギタリストは結構なお邪魔虫になることが少なくない

大袈裟な機材を持ち込むわりには音がショボいことも少なくない

これは若い頃の私に実体験なのだ

苦い経験なのだ

いつの頃からか機材が少なくなってきたのだ

フロア式のマルチを持ち運んでいた時期もあったがそれでも面倒臭くなってきた

所詮素人のお遊びだということに気づいたのだ

お金や時間をかけてもいうほどの成果や満足が得られないことに気づいたのだ

ギターに関しても然りなのだ

「高いギター買えば上手くなるかな?」

答えはNOなのだ

ギターはそんなに甘くない

初めてストラトを買った時のことが今でも頭に浮かぶ

「ん? いうほどの差はないなぁ・・」

購入時の感動は日に日に薄れていった

むしろ、そんな感情が苛立ちに変わったことを覚えているのだ

「高いギター買ったのにそんなに音が変わらないなぁ・・」

何となく勢いで買ってしまったことを後悔した時期もある

おもしろいことにそれから数年後にストラトが劇的生まれ変わったのだ

「え~メチャクチャ良い音するけど・・なんで?」

自分自身の技量がストラトに追いついた瞬間なのだ

いままで持て余していたシングルピックアップが面白いように鳴るようになった

所謂、鈴鳴りを感じた初めての瞬間だった

ギターは美味しいポイントを見つけられればあとは早い

どんどんと良いギターに成長していくのだ

”本物のギターは弾き手を選ぶ・・”

嘘のような本当の話なのだ

これは誰でも経験できることではないのだ

言葉は悪いが・・・

ギターが下手な人が良いギターを手に入れても極みは味わえない

ギターとはそういう楽器なのだ

人馬一体という言葉そのものなのだ

ギターの買い替えを考えている初心者の方もいると思う

現在のギターに物足りなさを感じているだろうか?

感じているならばステップアップの良い機会だと思う

単にデザインなどに飽きているならば、買い替えの時期ではないと思う

良いギターを買ってもすぐに飽きてしまう

ギターは弾けなければただの飾り物に過ぎない

眺めているだけでは面白くもなんともない

自分の理想の音が出た時の感動は言葉では言い尽くせない

是非とも初心者の方にもそういう経験をしていただきたいと思う

人間は我慢も大事だと思う

「もう我慢で・き・な・いよ~」

というくらい買い物を我慢してみるのも一考だと思う

とにかく、自分で成長が感じられるくらいに練習するのだ

「あれ? 俺少し上手くなってるかな?」

と感じている頃にはかなり腕前が上がっているはずなのだ

腕試しに誰かの前で弾いてみるのも良い練習になる

楽器店は良いステージになると思う

楽器店くらい厳しい環境はない

少なくとも来店するお客さんの多くは自分もギターを弾くのだ

少しくらい弾けても誰も褒めて(反応?)くれない

そこには忖度もお世辞もないのだ

少し脱線したが・・・

どうせギターを弾いているのだ

ギターを趣味だと豪語するからには上手くなるべきだと思う

「俺は特に上手くならなくてもいいけど・・」

希にこんなへそ曲がりがいるのだ

それは本音だろうか?

練習する前に見切ってしまうのだ

ギターは一生楽しめる趣味なのだ

ゴールを何年か先に設定するのも良いと思う

とにかく今の自分よりも上手くなる予定で話を進めるべきだと思う

「良いギター買えばやる気が出るかな?」

これも良く耳にする言葉なのだ

これに関しては何とも言い難い

非常に難しい話だと思う

場合によると良いギターを買ったからこそ意気消沈することもある

先に述べたとおりなのだ

「なんで? 無理して買ったのに・・」

買い物の興奮は買うまでがピークなのだ

実際に購入した瞬間から一気に萎んでいくものなのだ

人間は欲深い動物なのだ

欲しい物を手に入れると興味が薄れる

他人の持ち物を欲しくなる人もいる

読者の皆さんは如何だろうか?

因みに私は他人の持ち物にはまったく興味がない

昔からそんな感じなのだ

欲しいという感情が内から自然発生的に溢れてくるのだ

いつもそんな感じなのだ

それ故に流行にも過敏に反応することがない

以前にネットで最新のマルチたちを見かけた

「かなり進化してるんだね」

しかしながら、今の機材が嫌になり最新の機材が欲しくなることはなかった

我関せず・・・

私は自分の技量を誰よりも知っているのだ

現状の機材が使いこなせないのに最新の機材が使えるはずもない

手持ちのGT-001の交換パーツが無くなるまで使いたい

勿体無いという感情とも少し違うのだ

上手く言葉で言い表せないが・・・

先日、ギタースタンドを修理した

不都合がある部分を少し直すだけで問題なし



修理費は100円なのだ


結局、ギタースタンドは壊れる部分が決まっているのだ


自分が使うのだ

この際、見た目など気にしない

機能最優先なのだ

ちょっとした工夫で何とかなることも多い

私は100円ショップにかなり助けられているのだ

レリック加工の時にも100円ショップの紙ヤスリが大活躍した

ギターという趣味は本当にお金がかからないと思う

弦とピックがあればそれで良い


最近は弦さえもあまり交換しなくなった

自分が進化?(指先が硬くなる)すれば弦も長持ちするのだ

賛否あると思うが私の持論なのだ

音が劣化するというよりは滑りが悪くなって交換するケースが多い

読者の皆さんは如何だろうか?

ピックもヘルコは超長持ちするのだ


本当にお勧めなのだ

このピックが気に入らない人に訊いてみたい

「このピックの何が気に入らないの?」

人間は都合が良い動物なのだ

誰しも自分が使っている物が最高だと思っている

それで良いのだ

「俺が選んだ物が一番だぜ~」

に間違いはないと思う

私の知り合いもみんなそんな感じなのだ

本当に他人の声に耳を傾けない人が多い

総じて、楽器好きにはそういう人が多い

特にギター弾きにはマニアックな性格な人が多いようだ

読者の皆さんは如何だろうか?

「たしかにねぇ・・俺も頑固だよ」

買い物の話からだいぶ脱線してしまったが・・・

読者の皆さんも考えのない無駄遣いにはご注意いただきたい

欲しいと思ってから3日くらい待ってみると良い

それでも欲しい物は本当に必要な物なのだ

必要かは分からないが・・

それを買わなくては我慢が出来ないことは事実

仕事や勉強にも集中できないと思う

買ってしまえば良いと思う

買い物の際に私は誰にも相談しない

相談すれば反対されるからなのだ

「そんなのホントに必要なの?」

そんな答えが返ってくることは必至なのだ

まったく持って意味がない問答なのだ

自分で決められないような買い物は止めた方が良い

買い物は難しいものなのだ😏 








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廉価のアコギでも遊べるよ

2022年03月21日 | 楽器
廉価シリーズの第二弾なのだ

私の持論は

”ギターは弾いてナンボ・・”


ギターは弾く為に存在すると思っているのだ

弦交換するのもピックアップなどを交換するのもすべては弾く為

良く分からないが巷にはギターメンテが目的になっている人もいるようだ

まぁ、ギターをどのように楽しむか?は個人の自由だが・・

賢明なる読者の皆さんにはプレイヤーを目指していただきたいと思う

ギターはダラダラと鳴らせば良いものでもない

それが楽しいと感じる人はそれでよいと思う

目的無き演奏は飽きるのだ

これは私の経験に基づく結論なのだ

どんなギターでもどんな曲でもよいゴールする達成感を味わっていただきたい

曲を弾き切ったという記憶は自信になって残るのだ

自信があるプレイヤーは演奏に現れる

人前でも自信を持ってプレイできるようになる

自信は大事だと思う

自分の演奏や発する言葉にも自信や責任が生まれるのだ

自分の進むべき道を自分で決められるようになる

特に自己練習している人は管理が難しい面がある

気が付けば自分に甘いメニューになっているはず

自分に厳しい人は立派なギター弾きになれると思う

唐突だが・・

読者の皆さんはアコギに興味があるだろうか?



ギター好きを自負する人の多くはエレキとアコギを持っている

持っているのだ

エレキとアコギを均等に弾き分けられる人は極小だと思う

なんとなく買ってしまったアコギを眺めつつ持て余すのが通例なのだ

読者の皆さんの中にもそんな方がいると思う

当たり前だがギターは眺めてため息をついていても上手くならない

アコギ上達の為にはそれなりの創意工夫が不可欠なのだ

エレキ弾きが目を三角にして鬼の形相で練習する必要はないと思う

エレキと同様に楽しんで練習できる環境を構築するのだ

他人の前で演奏するのはまだまだ先の話

自分の為に弾くのだ

自分のファンは自分自身なのだ

曲選びと録音がポイントになると思う

練習曲はなんでも良いと思うが出来ればインスト系が良い

どこまでいっても主役はギターという立ち位置なのだ

歌が得意という方はまた違ったアプローチがあると思う

初心者の段階で歌うことは避けた方が良い

拙いギターの技術を歌で誤魔化すことになるからなのだ

もう一つのポイントである録音はもはや必須なのだ

エレキ弾きにもバンドにも必須事項だと思う

自分の演奏を客観的に聴けない人は間違っても上手くならない

自分の演奏に耳を傾けられる人は他人の演奏にも優しくなれる

伝わっているだろうか?

酷評が得意?な人の多くは机上の空論的なプレイヤーが多い

近所の公園を周回しているマラソンランナーがテレビの中のアスリートに文句を言っているような感じ

私にはそう映る

何事においても大事なことは有言実行だと思う

ギターも同じなのだ

「俺はアコギを弾けるようになるまで頑張るぞ!」

誰に対する宣言かは良く分からないが・・

私は小さな目標を必ず言葉にするのだ

まぁ、頭の中での独り言という場合もある

宣言と同時に達成の期間も決めてしまうことが多い

現実に思ったとおりになることの方が少ないがダラダラ弾きの抑制になる

自分のジャッジは自分自身が一番なのだ

読者の皆さんも私もかなり音楽を聴いているはずなのだ

耳は相当に肥えていると思う

超えている耳で自分の演奏を聴いてみると良いと思う

とにかく弾いて録るを何回も繰り返すのだ

曲は定番といわれる曲が良い気がする

誰も知らない曲では練習の張り合いがないと思う

「それって誰の曲?」

これも良くあるケースなのだ

幸いにも私が好きなギタリストも曲もみんなが知っている定番が多い

むしろ、私が紹介する曲を知らないことはギター弾きとして恥ずかしいレベル

音楽に詳しい読者のみなさんは今回の音源の曲をご存じだろうか?

鳴りが重要なアコギだが・・

むしろ、チープな鳴りが向いてることもある

泥臭いブルースなどでもあえて鳴りが悪いギターを用いることも多い

スライドバーなどのプレイではその傾向が顕著なのだ

今回の曲はクラシック系だが適度に小さな箱鳴りが好ましい

ガンガンになるような大型のアコギではこんな悲しい雰囲気は出せない

曲にどんなギターが合っているか?

それを決めるのは自分なのだ

これはエレキにもいえること

ギターは上手く弾けるだけではダメなのだ

雰囲気も含めて音をプロデュースするのだ

何だか好き勝手なことを言っているが・・・

休日の息抜きということでお許しいただきたい

直球を読者の皆さんに投げかけるところが当ブログの良いところ

如何だろうか?

こういう感じが嫌いではない方もいると思う😉 


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廉価のテレキャスターでも遊べるよ

2022年03月21日 | 楽器
読者のみなさんの中にも学生さんが多いように感じる

当ブログの過去記事などの傾向から読み取れるのだ

読者層が感じられるのは筆者の私としても有り難い

万人にウケるブログなど皆無なのだ

これは商売にもいえると思う

ターゲットの絞り込みが下手なショップは伸びない

絞り込みは大事なことだと思う

イメージとしては『脱初心者』なのだ

ギターとの関わりや接し方に悩んでいる層に何かをお届けしたい

伸びや病む方々への助けになれば幸いなのだ

ここでひとつ整理しておきたい

ギターを弾くにあたり大切なことは何だろうか?

個人的には精神だと思っているのだ

技術的な部分はどうでも良い気がする

読者の皆さんは何かの大会や競技にエントリするわけではないのだ

趣味として楽しくギターを弾くことが目的だと思う

どうすればギターと楽しく接することができるのか?

これは非常に難しいテーマだと思う

仲間とワイワイとバンドを楽しみたい人もいる

自宅でひとりで宅録にハマる人もいる

ギターを弄ったりすることが楽しい人もいる

楽しみ方は千差万別だと思う

私はギターは弾いてナンボだと思っているのだ

ギターを買ってみたものの弾かなくなってしまう人も多い

勢い余って高額なギターを買ってみたのものの持て余している人もいる

私は常にギターを快適に弾く為の環境整備に知恵を絞っているのだ

最近はギターや機材よりも『環境』について色々と思うことが多くなっている

現状としてギターや機材は間に合っているような気がする

多くの物は古くなると性能が劣化するがギターはそうもいえない部分がある

新品のギターよりも古いギターの方が勝っている部分も多い

これもギターの面白みのひとつだと思うのだ

困ったことにギターは放置していても良くはならない

時間の経過と共に朽ちていくのだ

風化という表現をする人もいる

ギターは使い続ければ生涯現役でいられる

消耗品を交換しつつ、不具合は適宜修理すれば良い

実践で使われてきたギターには独特の雰囲気があるのだ

これもギターの魅力のひとつだと思う

私はギターを弾くことを『入力』と表現しているのだ

自分の魂やエネルギーを注入するようなイメージで弾いているのだ

学生さんの中には進学を機にギターの買い替えを考えている方も多いと思う

お金があるならば、買い替えや買い足しには賛成なのだ

金策に苦慮する状態ならば現状維持で良いと思う

ギターを一本も持っていないという人は楽器屋さんに直行なのだ

ギターは持っているが壊れている人も同じく楽器屋さんにGoなのだ

とにかく手に馴染むギターが一本は欲しい

アンプか?マルチか?それはどちらでも良いと思う

本気に上達を目指すならば両方を揃えたい

高価である必要はないのだ

「安物って音悪くねぇ?」

という巷の声を今でも耳にすることがある

高額なギターや機材を揃えれば理想の音が出せるのだろうか?

私には些か疑問に思えてしまう

「ギターの音は指先で創り出すんだよ」

これはジミヘンが遺した名言なのだ

真の意味でギターの楽しさを知った人には理解できる言葉なのだ

不思議なものでギターはある日突然に開眼することがある

長年抱えていた謎が一気に解けることがあるのだ

ダラダラと弾いていても何も生まれない

一方で頭ばかり傾けていても何も生まれない

”考えながら弾く・・”

これはギター上達の最重要ポイントなのだ

ギターを楽しく弾く為にはどんなギターが必要なのか?

高額なギターだろうか?

答えは

”自分に合ったギター・・”

なのだ

自分に合ったギターとは?

自分の体に合ったギターということ

自分の好みの音色を持つギターであること

この二つに集約される

特にネックは軽視できない

車で喩えるところのハンドルなのだ

体が小さい人がバスのようハンドルで運転しても上手くならない

上手くなるまえに疲れてしまう

もっというならば嫌いになってしまう

「このネックって手に馴染むんだよね」

という人の中にも勘違いしている人がいる

明らかにネックのサイズが合っていない

手が小さい場合には太めのネックを持つギターは諦めた方が良い

ギターは飾り物ではない

私も手が小さい方ではないがレスポールのネックは太すぎた

ダメではないが出来ない事が多く感じられた

欧米の人にはジャストなサイズなのだろうか?

逆に手が大きな人が細く薄いネックを使うこともお勧めできない

いずれにしてもジャストなサイズが一番ということ

自分で分からない場合には楽器屋さんでチェックしてもらうことが良い

プロの経験と知識は想像以上だと思う

「自分が好きなギターを選べばいいんですよ」

という無責任な楽器屋さんには何も期待できない

お客さんの買い物に熱くなれない店員さんに何を期待するのか?

親身になって耳を傾けられない人に何を求めるのか?

残念なことに楽器に飽きてしまっている店員さんがいることも事実

「給料貰えればいいかな?」

私にはそういう人が分かってしまう

間違ってもお友達にはなれない

まだ何も達成してないのに悟っているギター弾きは悲しい

とても残念に思える

ギターという楽器は無限の可能性を秘めているのだ

同じギターでも弾き手が変われば別物になってしまう

これこそがギターの醍醐味だと思う

私の趣味はギターを弾くことなのだ

廉価のギターを上手く使うことに遣り甲斐を感じてしまう

何度もいっているが最近の廉価ギターは良く出来ているのだ

その性能はまったくもって侮れない

そのままで使えるか?

という問いには微妙なのだ

最低限の調整と必要な改造を施せば上級者でも楽しめる


改造費と本体価格が同じになってしまった

個人的にはその仕上がりに大満足なのだ

ビギナー向けという仕様が故にネックは細く薄い

弾き心地としては物足りない部分もある

その辺りは購入前に承知しているのだ

「こんなはずじゃなかった・・・」

はこのギターにはなかった

すべてにおいて想定内なのだ

ガンガンに使えるサブギターが欲しかった

このギターがどんなに使い易くてもメインになることはない

転倒必至のスタジオ遊びなどにはこのギターで十分

悪天候での演奏もこのギターなら気兼ねがない

ネックが細く薄いにも関わらず丈夫というのも廉価ギターのあるある

塗装が厚いことはご愛敬なのだ

私はレリック加工の工程で極薄に仕上げているのだ

廉価ギターの良い部分を最大限に引き出し、悪い部分を払拭しているのだ

メインのギターは大切に使い、サブギターで色々と実験するのも悪くない

学生さんなどは自分でハンダ作業に挑戦してみるのも良いと思う

ハンダが出来るようになれば、格安でパーツの交換が出来るようになる

自分で弄れるギターには愛着が湧くのだ

話は変わるが・・

読者のみなさんはテレキャスにどんなイメージを持っているだろうか?

テレキャス弾きとしてどんなギタリストをイメージするだろうか?

私は日本人ならば布袋寅泰氏なのだ

年代的にも良く聴いていた

当時、ハム派だった私にはピンとこない部分も多かった

現在はドンピシャなのだ

シングル系のロックの音の教科書的なプレイに心酔してしまう

聴き慣れた有名なリフも真剣にコピーしてみると難しい

本当に良く練られたリフだと思う

氏の原点はテレキャスとJC-120ということなのだ

クリーン系のアンプと歪みペダルを流行らせた立て役者なのだ

その貢献度は計り知れない

いまでも『ジャズコ』はスタジオの定番

学生さんは真空管アンプにばかり目がいくようだが実は隠れた名器なのだ

スタジオに持ち込んだ自分のペダルが活きる

腕試しにもなる

クリーンのアンプでロックな音が作れる人は脱初心者

何だろう・・

音作りが下手な人は何かが抜けているのだ

私の知り合いもそういう人がいる

勇み足で重苦しいペダルボードを持参する

そのわりには微妙な音とプレイなのだ

一方で上手い人はとにかく機材が少なく軽い

ちょっとしたセッション遊びもカジュアルに楽しんでいる

ギターに身構えるところがないのだ

プロだとChar氏がすぐに頭に浮かぶ

以前にChar氏と布袋氏のセッションをYouTubeで観たことがある

色々な意味で身震いしてしまった

私を含む素人ギター弾きに足りない物が満載なのだ

今までに立ち姿がカッコいい素人さんに出会ったことがない

私も自分が格好悪いことを知っているのだ

それ故にアングラでの活動をメインにしているのだ

座椅子に座ってギターを弾いているのだ

まったく汗をかかない安楽なギター弾きなのだ

海外のギター弾きではペイジ師匠(バンド初期)とジョン・フルシアンテなのだ

その他にも多くのテレキャス弾きがいるのだろうが私に思い浮かばない

テレキャスといえばカッティングと単音リフだと思う

その辺りを理解している人にとっては面白いギターになる

コピーするならばテレキャスをメインに使っている曲に限る

頑張って最後まで弾き切れば何かが見えてくる

これはストラトにもレスポールにもいえる

そのギターを使った有名な曲を弾き切るのだ

美味しいフレーズだけどつまみ食いしても意味はない

特に中級を目指す方は違ったアプローチを考えると良いと思う

ギターを始めたばかりの頃と同じ思考では成長しない

思考は同じままで機材だけがステップアップするケースもある

所謂、『大人買い』なのだ

私の知り合いにもそういう人が多々いるのだ

腕が伴わない状態なので結局飽きてしまう事が多い

レギュラーラインのストラトが高級ギターかは知らないが・・

庶民の私にとっては高額なギターなのだ

購入時には興奮した

現在は良い意味で道具になった

道具だと思える私はギター弾きとして幸せだと思う

サドルのイモネジやブリッジの支柱の修理など多々自分で行った

道具として使い易くする為のびブラッシュアップなのだ

ギターは道具であるべきだと思う

日常の良き相棒なのだ

布袋氏の傍らにあるテレキャスは氏の体の一部という感じがする

まさに一心同体なのだ

ギター弾きの理想だと思う

char氏とストラトの関係性も然り・・

極めたプロから学ぶべき点は多い

コピーが音の真似だと思っている人は勘違いなのだ

コピーが上手く出来ない原因の一つになっている

何故そのギターなのか?

自分なりに考えてみると良いと思う

雑誌などに目を通すのも良いと思う

「この音ってカッコ良くねぇ?」

という感じで情報も知識もなくコピーに取りかかる人がいる

残念だが挫折コースなのだ

可能ならば、コピー完了後に録音してみると良い

バンドとしてのギターを立ち位置を知ることになる

音量が大きすぎてもダメ、音質も他の楽器に合わせるのだ

そこまで出来てこそのコピーなのだ

他の楽器の音を良く聴くこともコピーの必須事項なのだ


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