テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

十八番のフレーズを維持する

2023年09月10日 | 楽器
ギター弾きとして『十八番』が欲しいところ

「何か弾いてよ」

というシーンは意外に多い

楽器店での試弾きなどで困ることも多い

読者のみなさんは如何だろうか?

他人に自慢できる引き出しをお持ちだろうか?

私は『暗譜』で弾ける曲を増やすということを理念においている

理想は世界に誇れる一流ギタリストのChar氏のような感じ

氏の引き出しの多さには本当に驚かされる

クリーム、ジミヘン、レッドツェッペリンなどお馴染みの曲をサラッと演奏してしまう

自身の若い頃の曲なども軽々と弾き切ってしまう技量には脱帽なのだ

少ないが私にも暗譜で弾ける十八番が数曲あるのだ


特にアコギには拘っている

暗譜で弾ける曲を数曲ほどストックしているのだ

『イエスタデイ』『天国への階段』『カントリーロード』

『ゴッドファーザーのテーマ』『海が見える街』は完璧に完走できる

人間は忘れる動物なのだ

少し弾かないと要所を忘れてしまう

とにかく、日課のような感じで時間があれば繰り返し弾くように心がけている

弾き続けることで指に記憶させているのだ

理屈というよりは本能に訴えるという感じなのだ

アレンジを練る時には頭を使うが基本は感覚なのだ

自然に指が動くような環境が望ましい

そこに無理があってはダメだと思う


エレキ系での難曲はジミヘンの『リトルウイング』なのだ

とにかく、運指が複雑で独特なのだ

ちなみに私はあの有名なイントロを弾ける

とにかく練習しまくった

ジミヘン好きとしては避けては通れない

エレキ弾きならば誰しも弾きたい曲だと思う

少し練習すればすぐに弾けるようになるが練習を怠ると弾けなくなる

ムズムズするような微妙な曲なのだ

アコギの曲と同様に毎日弾き続ければ自分のものになると思う

まぁ、エレキとの関係性という意味でもそこまで自分を追い込まなくても良いと思う

「この曲は弾けたんだ!」

という自信が大事になってくる

子供の頃の自転車に似ている

自転車に乗れたという自信が大事なのだ

運動音痴な人も少し練習すればすぐに乗れるようになる

それが経験なのだ

経験は刻まれる

つまり、経験を経ていない人はギターが上達しないということ

チャレンジするもすぐに飽きてしまう

そんな根気がないギター弾きは星の数ほど存在する

むしろ、そんな層の方が多いような気がする

ギターが好きという気持ちに偽りはないがそれが実働として連動しない

回りくどい表現だが・・

なんだかんだと理由をつけてギターを避けているのだ

ギターは弾けるようになるとグッと楽しくなってくる

弦を選ぶという作業すらも楽しくなってくる

ギターが弾けるからこそ、弦の弾き比べが出来るのだ

車の運転が出来ない人がタイヤ比べをするようなもの

私にはそう感じられる

弦にも色々な種類があるがいうほど素材が影響しないことを知る

弾き手の技量に左右される

粗悪な弦は別として価格差ほどの性能の違いを感じない

結果として私は定番のダダリオに落ち着いた

標準的な白米という感じでどんなジャンルにも対応できる

私にとっては印象が良い弦なのだ

ここ最近は特に品質が向上した気がする

劣化したようなハズレ弦に出遭ったことがない


特にアコギの弦は妙な癖がなくて良いと思う


ボールエンドの色分けも体に染みている

生活の一部のような感じで交換も楽なのだ

他社製品でも色分けされている弦があるが微妙に色が違う

やはりダダリオが馴染むのだ


アコギの場合にはカポを装着することも多い

ダメな弦はデッドポイントが多い

つまり、鳴りが悪いポジションが多いということ

そういう弦はアコギ弦としては扱い難い

開放弦はガンガンに鳴るがハイポジでは鳴らない

そんな弦やギターは弾いていて楽しくない

鳴りに関してはエレキにもいえる

エレキでもデッドなポジションが多いギターや弦は扱い難い

まぁ、長くなったが・・・

ギターは毎日少しでも弾くことが大事だと思う

頑張って練習するというよりは自然に手が伸びる・・

そんな感じが望ましい

行き詰まっている人はとにかく何でも良い

イントロからエンディングまで完璧に弾き切れる曲を持つべき

それが自分自身の自信につながっていく

ギターは自信過剰なくらいで丁度良い

自信の無さは即音に反映される

面接で声が震えてしまう学生にも似ている

これだけはという自信があれば声にも力が漲ってくる

迷いが払拭される

ギターが上手い人と下手な人の違いは迷いなのだ

上手い人には迷いがない

自分がすべきことや進むべき道を理解しているのだ

それに指先が追従しているだけなのだ

とにかく自然に指が動くまでギターと触れあうべき

それが上達への近道だと思う

上手くなれば好きになる

好きになればさらに弾く

弾けばさらに上手くなる

好循環が生まれる

その逆も然り・・・

結局は自分自身の有りようだと思う

ギターの種類や値段ばかり検索していてはダメなのだ

弾けない人にとって高価なギターなど無用の長物

読者の皆さんは如何お考えだろうか?







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