テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

愛用のストラトを『プチ改造』したのだ(^O^)/

2012年04月21日 | 日記
以前から気になっていた事があった・・・

それは愛用のストラトのブリッジのサドルなのだ

サドルとはブリッジの上で弦を支えているブロックの事なのだ


サドルの後方にネジが付いている

このネジでオクターブ調整を行う構造になっているのだ

多くの場合、サドルを安定させる為にバネが付いている


実はストラトの標準装備のバネが非常にショボいのだ

その他が完璧なだけに以前から気になっていたのだ

まぁ、ルックスの問題と言えなくもないが・・


以前にもお話したが弦を010~から0095~に変更したのだ

それによってサドルの位置が微妙に変化したのだ

これは当然のことなのだ


全体的にネック側にサドルが移動したのだが・・

この移動によって6弦のサドルが不安定になってしまったのだ

オクターブ調整後の音程が狂うということはないのだがサドルが左右に動いてしまうのだ

弦を張った状態でも指で動かすことができるのだ


サドルの移動に対してバネの長さが足りないことが原因だと思える

以前のバネはこんな感じで付いていた



新しいバネとの違いを表現する為に5弦だけ新しいバネを付けてみたのだ


これは取り外したバネの画像なのだ



虫のように見えるかもしれないが・・バネなのだ


以前にベースのブリッジを交換したことをお伝えしたと思う

その際に取り外した純正のジャズベ用のブリッジなのだ

当然ながらこのサドルにもバネが付いているのだ


ギター用との違いはバネの長さなのだ



今回はこのバネを流用することにしたのだ


ベースを手放す時に元に戻そうと思って保管しておいた部品なのだ

かなり長いバネなのでニッパーで二分割にしたのだ



これで8本もバネを作ることができるのだ


もとのバネの長さよりも少々長くなるようにカットしたのだ

キモは6本のバネの長さを微妙に変えることなのだ

予めブリッジの位置は予測できるのでネック寄りのバネを少しだけ長く加工したのだ


これにより、取り付けた時のキレイに揃うのだ

実際にストラトに取り付けた画像なのだ



かなり引き締まった印象に変わったのだ


違う角度から・・





ルックスも良くなったのだがサドルもしっかりと固定されるようになった

バネが効いているのだ


これはアリアのブリッジの画像なのだ



精度のゴトー製なのだが・・これを参考にしてみた



ちなみにゴトーのブリッジのサドルの下には二本の溝が掘ってあるのだ

電車のレールのような役割になっている

さらに太目のバネの効果でサドルをしっかりと支えているのだ


この辺りの感覚はまさに『日本製』という感じなのだ

精度の高い日本製のパーツを手先が器用で律義な韓国の人が組み立てたギターなのだ

とにかく、文句の付けようが無いほどのクオリティなのだ


売り買いを繰り返してきた中で生き残っているのには理由があるのだ


ちなみにUSAのストラトのブリッジにはゴトーのような溝はない

6本ネジのノーマルタイプのストラトも同様なのだ

弦の張りでサドルを安定させようという発想なのだ


ある意味では欧米の大雑把な一面も垣間見れるのだ

その辺りの感覚がバネのチョイスに反映されている気がするのだ

しつこいようだが・・虫のようなバネでは用が足りない




たかがサドルと思っている人も多いと思う

弦の振動を的確にボディに伝えるという重要な役割を担っているパーツなのだ

粗悪なサドルの場合には弦が切れやすいという難点も抱えている場合が多い


弦が切れやすい(1弦以外)という場合、

演奏による場合とサドルが原因である場合が多い

実際にサドルの単品も販売されているのだ

チタンなどの素材に変えて音の変化を楽しんでいる人もいるようだ


ストラト、アリア共にサドルの形状には問題はないようだ

アリアの場合、弦が当たる部分がローラーになっている

ストラトはローラーではないが緩やかなカーブ形状で弦のテンションを逃がしている


すでに売却してしまったアイバニーズだが・・・

アームが売りのギターだったのだが頻繁に弦が切れるギターだった

アームの可動範囲も大きかったが・・

今になって思えばブリッジやサドルの形状に無理があったような気もする



久々に懐かしい画像をアップしてみた

ルックスは最高にカッコいいと思う


実際に私から譲り受けた楽器屋のお兄さんも弦が切れると嘆いていた

ライブで使用しているようだがライブ前に新品の弦に交換することで対処しているようだ


アーム付きのギターの弦切れは致命傷なのだ

チューニングが一瞬でメチャクチャになってしまう

ハードな使い方をすると頻繁に弦落ちもするギターだった

まぁ、過去のギターの話はこの辺で・・



ストラトの『プチ改造』だが・・

かなりルックスが様変わりした

心なしか音の伸びや鳴りも良くなったような気がするのだ




という事で今回は・・

”歌モノの間奏のソロ・・”というイメージで録音してみた

最近はギターソロもいろいろと研究しているのだ

歌心というか・・メロディ重視のソロを組み立てられるように工夫しているのだ


「耳に残るようなソロが弾けたらいいなぁ・・」

という感じなのだ

これまたBR-80を使って簡易録音してみた

お手軽さからBR-80ばかりを使っているのだ

「cubaseも使わなくちゃなぁ・・」

とい感じなのだ






新規ご訪問の読者の方も増えているようなので・・

機会を見つけてBR-80とMRS-8の音源比較なども企画しているのだ

過去の名曲?のリメイク(弾き直し)なども織り交ぜていきたいと考えている


ギターに興味ある方は遊びにきていただきたい











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エレキギターの『簡単メンテ』の方法って?

2012年04月20日 | 日記
今週は何かと忙しい週だった・・

庶民はギターばかりを弾いてはいられないのだ


ブログのタイトルにもあるようにギターにとってメンテは不可欠なものなのだ

初心者にも可能なもっとも簡単なメンテは何だろうか・・?


それはマメな弦交換なのだ

お金がない若い世代に多いようだが弦をケチるのだ

以前にもお話したようにすべての始まりは『弦の振動』なのだ


『死んだ弦』の音くらい不快なものはないと思う

音の違いを聴き分けられるようになれば一人前のギタリストなのだ


テクニックを鍛える前に耳を鍛える方が得策だと思う

自分のギターの音が良い音なのか?

それを分からずに弾き続けても上達の道は遠いのだ


ギターの弦は1セット500円台だがベースの弦は高いのだ

ダダリオのベース弦はメーカー希望小売価格で2700円くらいする

楽器店の実売価格で2300円くらいだろうか?


いずれにしてもギター弦の4倍近い高額商品なのだ

ただ太いだけだと思っている人も多いだろう


実際に手に取ってみると値段が高いのも納得できるのだ

ベース弦を見たことがない人は一度楽器店を訪れてほしいと思う


読者の皆さんもご存じだと思うが最近はスラップに凝っているのだ

スラップの場合にはギター以上に死に弦が大敵なのだ


録り音もさることながら演奏していても気分が乗らないのだ

とにかく音がモコモコしてくるのだ

指弾きやピック弾きならばイコライザーで何とか誤魔化せる気がするが・・


私が気持ち悪いと感じる音を許容範囲だと許せる人もいると思う

個人的感覚値の違いだと思う


ベース弦は1カ月を交換の目安にしているのだ

場合によってはもっと早いこともある

スラップを練習するようになってからはもう少し短いような気もする


先日、楽器店でダダリオのベース弦を購入したのだ

割引に惹かれて2パックセットを購入した


フェアー中ということで2パックにはくじ引きが付いていたのだ

当たれば1セットのサービスという事だった


何と!くじが当たったのだ



ギター弦でも嬉しいが・・

ベース弦ならば、なお嬉しさも倍増する



結局、一気に3セットになってしまったのだ


帰宅後に早速、張り替えてみたのだがやはり新品の弦は気持ちいいと思う

軽々とスラップのプルが鳴るようになったのだ


ベースの弦は一日寝かせてからオクターブ調整をするので残念ながら音源は無しなのだ

弦の音が弾けているうちに何か弾いてみようと考えている



ベースの話はここまで・・



続いてギターなのだ

ネックの状態を確認しながら各部を微調整したのだ


季節的にネックが暴れる頃なのだ

真冬に窓ガラスの結露に悩まされていた読者の皆さんも多いと思う


現在はどうだろうか?

結露はないと思うが・・・


つまりは真冬と現在では気温も湿度も大きく異なるという事なのだ

このような環境変化にネックはとても敏感なのだ


私の場合にはテンションが弱い弦に交換したことも影響していると思う

幸いにも大きなネックの反りは見られなかった


弦交換の時にオクターブ調整を済ませているのだが微妙に狂っていた

つまりは微妙にネックが動いている証なのだ


ここまで気にする人は少ないと思う


微妙な音程の狂いを放置するとどうなるか?

ローポジションとハイポジションで音程が狂ってくるのだ


自分でも嫌になるくらいに僅かな音の狂いが気になるようになってしまったのだ

音程が正確なcubaseで作曲をするようになってからなのだ


ギターの音程の狂いを放置したままではcubaseの音源と音が一致しないのだ

これはとても気持ちが悪いことなのだ


自然と耳が鍛えられているようだ

ギターを弾くにせよ、作曲をするにせよ悪いことではないと思う


絶対音感には自信があるのだが・・

さすがにオクターブの狂いまでは判別できない


そこで便利に活用しているのがチューナーなのだ

zoomのマルチにも使い易いチューナーが付属している

ギター関連の商品にはお約束の装備なのだ



個人的にはBR-80のチューナーの方が精度が高いと思う



目盛の安定感も良い

針が落ちつきなくブラブラと振れたりしない


チューナーが単体で販売されていることを考えれば
オマケのチューナーの精度に文句は言えないと思う


正確な音程を求めるならば単体の高性能チューナーを購入すれば良いのだ


BR-80はプリセットの音源も本格的だがチューナーの精度も高いとは侮れないメーカーだと思う

さすがは『音のローランド』だけのことはある


先日、試奏させてもらったGT-100も既存の商品たちとは別次元のクオリティだった

あの性能で実売5万円は安いと思う


「ペダル無しがあればなぁ・・」と思う日々なのだ

座イス生活を根底から見直せば購入も可能なのだが・・・


何せ座イスが楽なもので・・

我ながら生粋の日本人だと思う


オクターブ調整を完了したギターのブリッジなのだ





ストラト、アリア共に駒の位置が安定していると思う




稀にギターによっては高音弦と低音弦で『階段状態』になっているものも見かけることがある

使用弦にもよるがあまり良いギターだとはいえないかも?


1万円クラスのべニア板で作られたギターに多いようだ


”安ければ良い!”

という一部のニーズに応えるべく楽器屋さんも嫌々このような安ギターを仕入れるようになった

私が知るお兄さんも店長命令で嫌々、店頭に並べているようだ

「見た目は立派なストラトだね~」

「色もキレイだし・・いい感じじゃない?」

店長さんに内緒で弾かせてもらったのだ

一言で表現するならば『湿った音』なのだ

ストラトの枯れた音は微塵も感じられない


ある意味、たま~に安いギターを弾いてみるのも勉強になる

安いストラトのブリッジの駒はキレイ揃っていた

「オクターブ調整してるの?」

「駒が揃ってるよね・・?」


私の質問にお兄さんは苦笑いなのだ

「頑張ってみたんですけど・・・」

「絶対に合わないんですよ・・・」

・・という事で一応均一に駒を並べて販売しているようだ


お兄さんも中々の商売人だと思うのだ




オクターブ調整を無事に終えたので簡単に弾いてみたのだ

BR-80の中に入っている『FenderBassman』という伝統的なアンプを使ってみた



ツインリバーヴもストラト向きの良い音がするが・・・

こちらのアンプもストラトとの相性が良いように思える


残念ながら、このアンプの本物は弾いたことがないのだ

いったい幾らくらいするのだろうか?


アドリブでテキトーにブルースを弾いてみた

ソロの前半と後半でピックアップを切り替えているのだ

その辺りの音の違いもお楽しみいただきたい



一発勝負なのでミスは大目に見ていただきたい

それっぽい音がするのはさすがはローランドだと思う



歪み量をコントロールすればいろいろなジャンルにも使える予感がするのだ


ちなみにオクターブが狂っているギターで重ね録りをすると非常に気持ち悪いのだ

簡単な診断方法としてローポジでリフやコードを弾き

オクターブ上のポジションでアドリブを弾いてみてほしい

その際に違和感を感じたならばオクターブ狂いが生じている可能性がある


とにかく自分自身が気持ち良く演奏できればそれでいいのだ・・





















コメント (1)
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サウンドデザイナー5月号が発売になったよ(^O^)/

2012年04月16日 | 日記
私の愛読書の一つであるサウンドデザイナー5月号が発売になった

今回は『プライベートスタジオ特集』なのだ


私を含む庶民にとっては無縁の世界だと思う

新築やリフォームの際に施工を行うようだ

ギター関連の雑誌で専門業者の広告を見かけたことがある


防音壁、二重扉、大容量の電源装置・・・

お金をかければキリがない世界のようだ


我が家にリフォームの予定はないが・・

少なからず音楽制作の世界に首を突っ込んでいる身としては羨ましい限りなのだ

自宅で本物のギターアンプを鳴らせる人に憧れてしまう


そんな人はギターラックにギブソンやポールリードスミス、フェンダーetc・・

などの有名ブランドのギターが何本も立てかけてあるものなのだ


中には壁にギター専用のフックを取り付けて間接照明を取り付けているような本格派の人もいる

私が見る限り、壁にかかっているギターコレクションだけで500万円相当なのだ


どこの世界にもお金持ちはいるものなのだ


まぁ、庶民の私はUSAのストラト一本だけで大満足ではあるが・・・

私はギターのコレクターではないのだ


『ギター弾き・・』なのだ


”音楽的にそのギターが必要なのか?”

ということを念頭に置いてギターを購入しているのだ


これ以上語ると愚痴のように聞こえてしまいそうなので止めておくのだ



サウンドデザイナーは毎号を楽しみにしている

その中でも最も楽しみに待っているのは『素人投稿コーナー』なのだ

使用機材などについての詳しい説明や解説はないのだが聴けば大体の音作りは想像できる

どのメーカーのDAWソフトを使用しているのかは知らないが音源は似たり寄ったりというところらしい


お客さんへの説明の為に自宅のパソコンに複数のソフトを導入しているお兄さんの弁なのだ

「ベーシックな部分や機能ってメーカーにあまり差はないですね」

「あとは拡張ですね ドラム音源の導入とか・・cubaseが使い易いですけどね」



今回の投稿作品を聴いて感じたのだが・・

共通して『優しさ』のようなものを感じたのだ


選考者の意図だろうか?

たまたま、そういう傾向の作品が多かったのだろうか?


萌え系のボーカロイド(女の子に歌わせるソフト)での作品もあった

まさに時代だと思う


私もDAWユーザーであるが対極に位置すると感じる


私の場合にはあくまでも演奏者は私自身なのだ

コンピューターはそれを録音する為のツールなのだ


鍵盤にしてもあまりに機械的な打ち込みは好きではない

基本的には手弾きのルーズさを残しておくのが私流なのだ


今回の作品群に共通している点はコンピューター主体の音楽作りである点なのだ

インストならばまだ良いが歌う場合には人間正確なリズムに乗り切れないことが多い


ギターを前面に押し出した作品が少ないのも少々寂しい気がする



これにはもはや常識になりつつある『定説』があるのだ


DAWのヘビーユーザーは往々にして楽器演奏が苦手なのだ

「楽器が弾けないけど音楽が作りたいなぁ・・」

という部分が根底に存在するようだ


一方、『ギター弾き』にとってDAWは非常に敷居が高い世界であるようだ

「ギターはそこそこ弾けるんだけど・・」

「作曲なんて俺には無理だよなぁ・・・」

という感じらしい


最近はマルチエフェクターにもDAWソフトが付属している事が多い

無料だけに導入してみようと試みるギター弾きの人も多いようだ

とりあえずインストールは完了してみたものの動かせないで苛立っている人も多い

ブログで愚痴ちっている人もいた

Q&Aコーナーでも類似の質問を見かけることが多い

ちょっとしたコツをつかめば開眼するのだが・・・


その前に諦めてしまうケースが多いのだ



行きつけの楽器店でいろいろなお客さんと交流があるのだがこれは事実のようだ

似たような悩みを聞く機会も多い



それ故に両立した素人作曲家が少ないのだ


バンド主体のプレーヤーがDAW導入するのもある意味で微妙なのだ

スタジオにDAWソフトをインストールしたパソコンを持ち込み
自分たちの演奏を録音する

単なるカセットレコーダーと何ら変わりない使い方なのだ

高性能なDAWだけに勿体ない気がしてしまうのは私だけだろうか?


ドラマー不在のバンドでドラムは打ち込みだというならばDAWになると思う

それを『DAW作品』だと言って投稿してしまうのだ

投稿という行為に問題はないがこれらのコンピューターミュージックに
混ぜて紹介するのは少々問題があるように感じる

選考者側の配慮の無さに閉口してしまうことも多々ある


今回の投稿作品には何の問題もない

まさにコンピューターミュージックだといえる


もっと分かり易く説明するならば・・

自宅で一人で制作するするスタイルこそがDAWの基本だと思うのだ


それ故に私の場合は友人たちとのセッションと自宅で制作する音楽を明確に線引きしているのだ

まぁ、難しい問題ではあると思う


頻出の楽器店のお兄さんはその辺は寛容なのだ

「バンド演奏をcubaseでミックスするのもありだと思いますよ」

というのが口癖なのだ


DAWソフトにもいろいろな使い方があるという事なのだ



ゴチャゴチャと書き連ねてしまったが・・
意味不明な人は深く考えないでいただきたい


私の音楽だけを純粋にお楽しみいただければ幸いだと思う




前置きが長くなってしまったが・・


素人さんの力作を読者の皆さんにも試聴していただきたい

素晴らしい作品が揃っているのだ



若干、ミックスに力の無い作品があるようだ



「意図的なのかな?」

本人に質問してみなくては分からない



私の楽曲と比較しながら聴いてみても面白いと思う

それではお楽しみいただきたい・・(._.)



サウンドデザイナー5月号投稿コーナー



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ローランドのBR-80って遊べるよ~(^O^)/

2012年04月15日 | 日記
今日は時間があったので二話目の投稿なのだ

ここから読み始めた人は1話目にも目を通していただきたい




私のブログにおけるBR-80の使用頻度は高い

本格的な楽曲制作にはcubase

練習やアイディア作りにはBR-80

というように用途に応じて使い分けているのだ



いくら簡単操作とはいえ、肝心の音がショボければ使わないと思うのだ


先日、ご紹介した新製品GT-100の音源には及ばないが
一つ前のモデルであるGT-10のサウンドと比較しても遜色ないと思える

ローランドも実際にその部分をセールスポイントとして謳っているようだ




ある意味で自社製品の『宣伝効果』を兼ねているのだと思う

この手法は他のメーカーでもよく見かける


入門バージョンに上級機種と同じ機能を少しだけ加えるのだ

私が愛用しているcubaseも同様なのだ


”音と使い勝手が気に入ったら上級機種を買ってね(^_-)-☆・・”

という意味合いを多分に感じてしまう



話をBR-80本体に戻そう・・

読者の中にもギター弾きの人が多いように感じる(私の想像だが・・)


”ギターを録音する・・”という事に関心を抱いている人も多いと思う

BR-80の簡易型MTRに興味があるのではないだろうか?


おそらくネットなどでzoomなどと比較検討していると思う

使用目的は人それぞれだが・・基本的には『買い』だといえる


2万円ちょいという価格設定を高いと感じるか?も千差万別なのだ

ギターをもっと楽しみたい!

練習に最適なツールはないかな?

というような用途にはピッタリだと思う


私は作曲という目的で使用しているが正直なところ

機能的に少々弱い部分も否めない


cubaseのような高性能DAWの存在を知らなければ満足できると思うが・・

BR-80で作った曲を『試作曲』という位置づけに設定するにはこんな理由があったのだ


先日、パナソニックのエボルタという充電池を購入したことをお伝えしたと思う

充電する事で何度でも使える(1800回くらい?)という事でとても経済的なのだ


ところが・・数回使った時点で異常に電池の減りが激しくなってしまったのだ

充電器で充電してみるものの・・あまり効果がないのだ

2時間以上使えるという事だったのだが実際には30分も使えない


「何でこんなに早く電池がタレちゃうんだろう?」


電池と充電器共にパナソニック製なのだ

基本的には同一のメーカーの製品を使うのがお約束らしい


電池に原因があると思い込んでいたのだが結局は充電器に問題がある事が分かったのだ

つまり、あまりにも充電器が古すぎたのだ


古過ぎるといっても4~5年前の製品だが・・・



微妙に規格が異なることが分かったのだ

壊れたわけではないが捨ててしまった

整理整頓はパソコンライフの基本だと思う

古い(使えない)機材を持っていても得をすることは何もない


翌日に家電量販店で新品の充電器を買い直したのだ

充電器だけで良いとも思ったが充電器と電池がセットになっている奉仕品を買ってみた

単三電池が4本と充電器で2600円くらいだった


以前に購入した充電池を合わせると都合6本ということになる

満充電に約4時間必要なことを考えると丁度良いと思う





これはBR-80で遊ぶ時の簡易セットなのだ



BR-80用にヘッドフォンも追加購入したのだ


本格的なミックスには密閉型を使うのだが長時間の使用では耳が疲れるのだ

こちらの商品はオープンエアー型といわれるものなのだ



以前に説明したことを思い出した・・


まぁ、ゴチャゴチャと書き連ねていると情報が交錯することも多いのだ

ご了承いただきたい


購入した電池の調子が良いのでアダプターの出番は少ないが専用のアダプターを併用することもある

充電中に使用しても良いし、自宅専用と割り切ればアダプターも便利だと思う

1200円程度なのでヘビーユーザーは持っていても損はないアイテムなのだ



ローランドの製品に使い回せるので今後何かに使えると思う(エフェクターなど・・)

友人宅やスタジオなどに持ち込む時には必ず持参するようにしているのだ

長時間の使用ではやはりアダプターが便利だと思う

何でも先に揃えてしまうのが私流なのだ

こんなところで数千円を節約しても意味がないように感じる


趣味とはそんなもではないだろうか?

無駄遣いは禁物だが・・・

どこからが無駄遣いなのか?

永遠のテーマなのだ




今回の曲もスラップをメインにレコーディングしてみたのだ



交換したブリッジもようやく馴染んできたような気がする


オリジナルのショボいブリッジには戻れないと思う

フェンダー系のファンの中にはオリジナルのブリッジの音を好む人も多い

音もルックスも好みの問題だといえる


ブリッジを交換しただけで軽くコンプをかけたようなサスティン(音の伸び)が得られる

パーツ交換の難しさと効果を痛感する日々なのだ


ドラム+ベース+左ギター+右ギターとセンターギターという構成なのだ

センターのギターはストラトを使ってみた



レコーディングにアリアが続いたので読者の皆さんも久々だと思う


気のせいかもしれないが・・・

日々、音が良くなっている気がするのだ

生鳴りでの枯れた音を読者の皆さんにお届けできないのが残念なのだ


BR-80の内蔵マイクで録音してみようかな?


私の愛読書に『ギターマガジン』というギターの専門誌がある

若年層向けの『ヤングギター』に対して年齢的に上の層を狙った構成が気に入っているのだ


初心者の人には少しだけ内容が難しい部分もある

先月はヴァンヘイレン特集、新刊はビートルズ特集なのだ


渋い内容だということがお分かりいただけると思う

特にストラト関連の記事を食い入るように見入ってしまうのだ


最近はストラトを使うギタリストが増えているように感じる

テレキャスターなども含めるとフェンダーのシングル系が好まれている事になる


音楽シーンの変化も大きいと思うのだ

レスポールのような野太いハムでリフを刻むような音楽自体が少なくなってきているのだ

もはや、ハードロックやメタルは一部のマニア向けのジャンルという認識なのだ


ロック、ファンク、ポップス・・
どんなジャンルにも柔軟に対応できるという意味でストラトが好まれるのだと思う


実際にストラトを使ってみて、その懐の深さに驚いているのだ

ロックなどのリフを刻んだ時に感じる物足りなさを補って余る魅力がある


何を弾いてもハマるがやはりカッティングの切れは他のギターでは出せない

レスポールやセミアコ系のギターでカッティングをする人もいるが・・

モコモコとした音はあまりカッコいいとは思えない



またまた脱線してしまった・・・

ギターの話ではついつい興奮してしまうのだ

それほど好きだということでご理解いただきたい


センターのギターは『ステレオディレイ』を使ってみた

ディレイの残響音が左右に飛び交うタイプなのだ


なかなか面白い効果が狙える

音を詰め込み過ぎた為に聴こえ難いかもしれないが・・・


耳が良い読者の皆さんならば聴き分けられると思う

左チャンネルのギターもディレイ使ったのだがモノラルなのだ

使用ギターは共にストラトなのだ



右チャンネルのカッティングはアリアを使用した



タップスイッチを切り替えることによって様々な音が作り出せる


先日、ご紹介したダダリオの弦を気に入ってしまい予備に2セット購入したのだ



滅多に弦が切れることはないがこれで演奏中に弦が切れても安心なのだ


弦が切れなくても定期的に交換したいと考えている

消耗品にお金をかけられるか?


意外に重要なのだ


ジェフベックをイメージして弾いてみた

初期の頃のベックはカッティングもしていたのだ(あまり知られていないが・・)



余談だが・・若い頃のベックは本当にイケメンだったと思う


カッティング+アームプレイの組み合わせをお楽しみいただきたい







同一の楽曲を素材に別バージョンのミックスを作ってみた

こちらはスラップを前面に押し出したミックスになっているのだ

あえてセンターのギターをオフってみた


EQなどでベースの音域を微調整しているのだ

ミックスの面白さと深さをご堪能いただきたいと思う


”エンジニアが変われば音が変わる・・”

ということなのだ


単純にセンターギターの『マイナスワン』ではない事がお分かりいただけるだろうか?





今後も楽しみながら楽しい企画を考えていきたいと思っているのだ


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『マーカスミラー風』にスラップを弾いてみたよ(^O^)/

2012年04月15日 | 日記
相変わらずギターもそこそこ弾いているが・・

スラップの練習に精を出しているところなのだ



せっかく育てた『スラップまめ』を維持する為なのだ



靴ずれで足にまめが出来た経験を持つ人も多いと思う

とにかく、最初はとても痛いのだ


「何でこんな痛みに耐えてベースを弾いているんだろう?」

という切なさに苛まれる日々なのだ



これがいわゆる挫折なのだ

ギターならば『バレーコード』だといえる



指が弦に触れただけで激痛が走るのだ

多くの人はここで諦めてしまうのだと思う



「俺ってロック系だからピック弾きでいいかも?」



それも選択肢の一つだと思う




実際にロック系のベーシストの多くは何十年もピック弾き一筋なのだ


しかしながら、苦労して念願のベースを手に入れたならば、

『あらゆる奏法』にチャレンジした方が楽しいと思える




特にDAWなどのツールとしてベースを使用する場合においては音楽の幅が広がるのだ

これはギターにも言えることだと思う




ルート音を刻むだけのギターでは悲し過ぎると思える

アルペジオもカッティングも自在に演奏できれば楽しさも倍増するのだ



ちなみにピックをメインに使用するギターの場合、
一つの奏法が出来るようになると不思議と他の奏法も弾けるようになる場合が多い



つまりは『ピック捌き(さばき)』が上達したという証なのだ


ところが、ベースの場合には少々ケースが異なるのだ

たとえ巧みにピック弾きが出来たとしてもスラップが弾けるわけではない

逆も然りなのだ



指弾きにも同様の事が言えるのだ

この代表的な三つの奏法は『別物』だと解釈しておいた方が良いかもしれない


ギターからベースに乗り換える場合にも若干の慣れが必要なのだ

フレットの間隔も異なるうえに弦の太さもまったく異なる


両者に共通している点は弦楽器であるということくらいなのだ

ギターが巧みでもベースのフレーズを組み立てるのが苦手な人も多い


ギターと同じルート音を8ビートで刻んでいるだけならば苦労が少ないが・・・

『ベースらしいフレーズ』となると少々音楽的センスが必要だといえるのだ


根本から頭を切り替える必要があると思う



とにかくギタリストにとってベースは異質な存在なのだ

その中でもスラップ奏法は別世界の奏法だと思う


プロのギタリストにベースも巧みなプレーヤーが見当たらないのは
そんな所に理由があると私は分析しているのだ


私の行きつけの楽器店の常連さんで私と同様にDAWが好きなお客さんがいる

基本的にはギタリストらしい


作曲になると必ず直面する壁がある

それは『ベースの音源』なのだ



最初の頃はソフトに付属しているプラグイン音源でベースを打ち込むのがお約束なのだ

疑問を抱かずにそのまま使う人も多いようだ



しかしながら、一部のユーザーはベースの音に物足りなさを感じるようになる

実際に私もそうだった



手弾きであるギターとの音に違和感を感じるようになってくるのだ

曖昧なリズム感(人間が弾いているからね)と正確過ぎるベースのリズムにも違和感を感じる


本物のベースの導入ですべてが解決する



しかしながら、其処に待っているのはベースの演奏なのだ

過去にベースを弾いた経験がある人は比較的スムースに導入できると思う


まったく、触ったことも弾いたこともない人の場合には長い道のりになると思う

制作する音楽の幅を広げればファンクやフュージョンの壁にも直面する


あまりファンクを聴かない人でもスラップの音が大っ嫌いというケースは少ないと思う

音楽好きにとっては非常に心地よい音だと思う(上手なプレーヤーの場合だが・・)


脱線気味なので少々修正を・・

そのお客さんの場合は生ベースの音源を導入したようだ

打ち込みは非常に難しいのだがコツを習得すれば、どんな難しいベースフレーズも打ち込めるのだ


ベースが弾けない人でもヴィクターウッテンやマーカスミラーのようなベースが弾ける(打てる?)のだ

基本的にはMIDIで鍵盤を打ち込むのと同じなのだ


一つだけ異なるのは、楽器特有のニュアンスを表現する事なのだ

私も微妙ながらサックスやオルガンなどの独特の奏法を少しずつ勉強しているところなのだ


そのお客さんが購入したベースのプラグイン音源は6万円台と高価なのだ

フェンダージャパンの低価格帯のジャズベが買える金額なのだ


使いこなすにも時間がかかるだろうし、一曲を打ち込むにも膨大な時間を要するらしい


そんな前情報を踏まえて、私は本物のベースを選択したのだ

実際のところ、正解だったと思っているのだ


下手ながらも演奏していてとても楽しいのだ

とくにスラップ奏法は何故だかストレス発散になっているのだ


弦を強く叩くという行為が良いのだろうか?

スラップを弾くようになって、ギターのカッティングのノリも変わってきたように感じるのだ

両者に共通しているのは『ミュート』なのだ


譜例においては×という印で表現されている

ギターを弾いたことがない人も一度はそれっぽい譜面を目にしたことがあると思う


実音は出さないが意図的にノイズを出すという微妙なテクなのだ

簡単なようで非常に奥深いテクニックなのだ


頭で理解していても中々実践できないテクでもあるのだ


実際にスラップを練習していて幾つかの壁に直面した

どんなに弦を強く叩いてもスラップらしく聴こえないのだ



「フレーズがダメなのかな?」



そんな時にはyoutubeなのだ

スラップが上手い人の動画を参考にするのだ

指の動きや叩き方を真似てみるのだ



練習の甲斐なく、上手くいかない時期が長く続いたのだ

自分の下手さ加減を機材のせいにするようになる

良くある流れなのだ




まったくもって最悪の状態なのだ

「ベース用のマルチがダメなんじゃないかな?」

「動画の人たちはもっと高価なエフェクトを使ってるんじゃないかな?」


そんな感じなのだ


練習の過程で良くあるパターンなのだ

素人さんがプロと自分の演奏を比較する場合に抱く感想なのだ


実際に機材もまったく異なるといえるが理由はもっと基本的な部分にある

ギターならばピックの使い方と左手の動きなのだ


スラップベースならば親指のサムピングと人差し指のプルに相当する

ここがショボければどんなに高価な機材を導入してもカッコいい音は出せない


当たり前のようだが・・・

そこに気付いたのだ


すべては『指使い』にあると知ったのだ

シンセのような鍵盤ならば鍵盤を叩けば誰でも同じ音が出せる

極論だがプロと同じ機材を購入すれば素人でも同じ音が出せるのだ


弦楽器の場合にはこれが当てはまらないのだ

初心者がフェンダーカスタムショップのストラトを購入しても良い音は出せない

とにかく指とギター(ベース)の密接な関係を身体で覚えるしかない


ある意味ではスラップはまさにその極みだと思える


ダラダラと書き連ねてしまったが・・・

今回は以前にご紹介した楽曲を素材にベースだけ再録音してみたのだ

完成曲の場合にはギターもベースもかなりフレーズを練っているので同じように何度でも演奏できるのだ

やはりアドリブと本チャンは明確に区別すべきだと思う

フレーズ的なスラップが多かったので久々にメロディアスなスラップを弾いてみたくなった


この楽曲のイメージはスラップの大御所であるマーカスミラーなのだ



cubaseでリミックスしたのだ

簡易MTRであるBR-80の音と聴き比べてみるのも面白いと思うが・・









文中でカッティングについて触れたのでオマケ曲としてもう一曲追加しておきたい

こちらはBR-80で気の向くままに録音したテイクなのだ

凝ったテクやギミックは一切ないのだ




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