テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

最高峰マルチ『GT-100』を試奏してみたよ(^O^)/

2012年04月12日 | 日記
ギター弾きには嬉しいニュースなのだ

ローランドからGT-100という新製品が発売になった



名機であるGT-10の後継機種という位置づけなのだが・・

実際の音は『別次元』だといえる


いくつかの新機能も目玉なのだが注目はモデリングを根本から見直した点にあるといえる

いつもの楽器店にて弾き比べをさせてもらったのだ


いつも思う事なのだが・・

ただただ店頭に商品を並べているお店が多過ぎるように思う

洋服屋さんでも試着できるように楽器店はもっとお客さんに音を感じさせる演出が必要だと感じる


読者の皆さんも上記の画像を見ただけでは???という感じだと思うのだ


最近の素人音楽の楽しみ方は多岐に渡っているといえる

特に注目なのは私のような『宅録』の浸透だと思う


昨今の住宅事情を考えればアンプを鳴らすのは現実的だとは言えない

そこで大活躍するのがアンプの音を再現したマルチエフェクターなのだ


個人的な感覚だが・・

ギターは基本的にあまり進化していない気がする

理由は簡単なのだ


弾き易いギターにはいくつかのセオリーがある

それを追求していくと、どれも同じ形に落ち着くのだ

もちろん、ピックアップやポッドの精度や性能などは年々向上しているがルックスには奇抜さはない

パーツなども互換性を考えれば当然の結果なのだ


極論だが・・

ほとんどのギターがレスポールタイプとストラトタイプの派生だといえる


それに対してDAWやエフェクター類の進化は目覚ましい



一昔前のマルチは本当にショボかった気がする

本物のアンプはギター側のボリュームに追従するのだ

ギターのボリュームを絞ればクリーン、フルテンにすればハイゲインという感じなのだ


これが出来なかったのだ


ちなみに私が所有しているzoomのG2Nuでも可能なのだ

これは宅録でも重宝している



同社の製品は何世代かに渡り使ってみたのだが現在のモデルから『使える音』になった気がする

それでも歪みなどはかなりデジタル臭い

この値段では仕方がないと思うが・・・


驚いたことに簡易レコーダーであるBR-80の音の方がリアルに感じる

当然ながらボリュームへの追従も可能なのだ


それまではzoom一筋で行く予定だったのだが・・
BR-80の音を知ってからはローランドにも注目していたのだ


今回の新製品はそんなタイミングでの発売だったのだ

ちなみにzoomもG5という新製品を同時期に発売した

偶然だろうか?


まぁ、進入学の時期だけど・・



zoomにも新機能が追加されたが・・

やはり、価格で押していく方針には変わりないようだ


”ハイクオリティを低価格で・・”

これは学生さんなどには有難いことだと思う


一方のローランドはお金が無い人は眼中にはないようだ

ある意味、潔いと思える


最近は少々買い易くなってきたがそれでもライバル製品よりは価格的には頭一つ突き抜けている

楽器屋のお兄さんによると性能も頭一つ出ているそうだ


良いバランスだと思う



感覚的に初心者を脱したギタリストが次に求めるのは『良質な音』なのだ

もちろん、安く購入できるのは嬉しいが音が物足りないのでは本末転倒だといえる

少々お高くても音が良ければ納得するのだ


ギターを始めたばかりの初心者には高性能なマルチは不必要だと思える

ある程度、本物のアンプの音を何機種か知っている中級者以上の人が使うことで活きてくる


ローランドとzoomの決定的な違いを一つ


あくまでも個人的な感想だが・・

zoomはとにかく歪みに力を入れるメーカーだと思う

低価格帯のモデルでも歪みは非常に気持ちが良い

ある意味ではロックギタリスト向けに特化しているのだと思える


一方のローランドはクランチやクリーンの音を精力的に煮詰めるメーカーのように感じる

名機であるJC-120の存在でも明らかだと思う


クリーンを得意とするストラトとの相性を考えればローランドに軍配が上がる気がする

実際にBR-80で音作りをした時に一番感じたのがこの部分なのだ


特にフェンダー系のツインリバーブの音は秀逸だと感じた

読者の皆さんも過去に何度か耳にしていると思う


今回発売になったGT-100の生々しい音には本当に驚いた


「凄いね・・マルチもここまで来たんだねぇ~」


私の感想に楽器店のお兄さんも誇らしげな笑みを浮かべていた


お兄さんは宅録用に購入するそうだ

ちなみに私と同じzoomも持っているのだがスタジオやライブ用に活用しているそうだ

「zoomも侮れないですよ~ コンパクトだし丈夫だし・・」

「僕のバンドはロック系なのでzoomとの相性がいいみたいです」


このように用途によってメーカーや機種を使い分けるのも良いと思う


実際に演奏してみて新製品のGT-100を気に入ったのだが・・・

問題点がないわけではない

とにかく大きいのだ


GT-100の為に卓袱台(ちゃぶだい)環境を変えるつもりはない

私には右側のペダルも必要ない

ワウやボリューム操作以外にもスイッチの切り替えや音色のコントロールもできるようだ


マルチで音を作り、モーリーのワウで音をコントロールするのが私流なのだ

実際のライブのように即座にパッチを切り替える必要もない


つまりはGT-100の音色でペダル無し、サイズもコンパクトな姉妹品が発売されれば購入したい

「ローランドってペダルも含めてマルチを考えるんですよね・・・」

「お客さんの声ってことで伝えておきますけど・・無理だと思いますよ」

という返答だった


個人的にメーカーさんにも要望したいと考えているのだ


zoomの新製品もローランドと同様にペダル付きで大きくなってしまったのだ

やはり、肩にストラップをかけて立って弾くのが基本なのだと思う


座イスでワウをコントロールしている人は私以外には存在しないと思う

想像していただきたい

非常に窮屈な画が浮かぶと思う

慣れれば、これが結構快適なのだ


私のワウの話はどうでもいいが・・・


そんな事で新製品の感想をザックリとお伝えしたかったのだ

条件がマッチする人で予算が許す人は絶対に買いだと思う

ただ弾くだけじゃ勿体ない気がする


この高音質を是非ともDAWで録音していただきたい


今回はローランドの製品に刺激を受けたのでBR-80で遊んでみた



充電池を買い替えてから演奏時間が延びたのだ




左右にクリーンのカッティング、スラップベース、ソロ、シャラシャラ系のコードという構成なのだ

スラップも弦が死にかけているので意図的にハイを上げて録音してみた


実は気持ち良くなってしまい30分以上もスラップを弾いてしまったのだ

演奏の時には良い音がしているのに録音してみるとイマイチなことが多い


ギターはそれなりにイイ感じで決まるのに・・

ベースのミックスは本当に難しいと思う


これも今後の課題だと思うのだ

弦の種類や演奏も含めて最良の音が録れるように工夫していきたいと思う


今回のギターはアリアなのだ



フレットが減り気味なのだ

交換工賃が4万円だけにタイミングが難しいところなのだ






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BR-80でアコギの音を再現してみたよ(^O^)/

2012年04月09日 | 日記
ジェフベック風?の新曲は如何だっただろうか?

ストラトの良さが表現できた曲だと思うが・・


今回はちょっと遊びで録音した試作曲をアップしてみた

いまだにアコギが欲しい気持ちは変わっていないのだ

格安のアコギならば即購入できるのだが慎重に検討しているのだ


自分の性格を考慮すると格安のアコギは長続きしない気がする

購入後にまたまた他のギターが欲しくなってしまう気がしてならない・・

結局は安物買いの銭失い・・になってしまう気がする

狙い目は実売価格で10万円前後なのだ


そんな感じで今回はBR-80でアコギ風に弾いてみた



まぁ、こんな感じだろうか?






これからも色々な音を探っていきたいと考えているのだ

興味ある方は遊びにきていただきたいと思う

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと・・ジェフベック風の楽曲が完成したよ~(^O^)/

2012年04月08日 | 日記
常連読者の皆さんへ・・

やっと、ジェフベック風の楽曲が完成したのだ

今回の曲は7分近い大作?なのだ


聴いている途中で

「何か・・飽きてきたなぁ・・」

と感じれば私の負けなのだ


今回の曲はストラトをメインに使っている



アリアも地味だが右チャンネルのサイドギターとして使用している


一曲の中に複数のギター(現在は二本だけだが・・)を使うのはお兄さんからのアドバイスなのだ



共に先日お話した

『新しい弦』に張り替えてのレコーディングになったのだ




『オクターバー』というエフェクトの存在をご存じだろうか?

原音に対して1オクターブ下の音域を追加するエフェクトなのだ


使い方に非常にセンスを問われるエフェクトだといえる

90年代にジェフベックが多用したことで全世界のギタリストが真似るようになったのだ



和音よりも単音のメロディやリフワークに適しているように感じる



ジェフを含む三大ギタリストの影響力は計り知れない

三者三様で個性的なのが面白いと思う


三人の中でアームを使うのはジェフだけなのだ

エフェクターを多用するのも同様なのだ


初期の頃のジェフは非常にシンプルな音だったと記憶している

やはり80年代の後半くらいを境にマニアックで個性的な方向へと傾倒していくのだ



脱線しそうなのでこの辺で・・・



今回の曲もストラトらしさが音に現れていると思う

特に意識した音作りはしていないのだ


”ボディの材がこれほどまでに音に影響を与えるの?”

という感じで私も驚いているのだ


実験的な試みとして同じフレーズをアリアで弾いてみたのだがまったく音が違うのだ

それはそれで良い音なのだがストラトとは異なる音がする


普通は弦を細くすると音の伸びなどがスポイルされるのだが・・

不思議なことに以前よりも良く鳴るようになったのだ


ギタースタンドに立てかけたまま弦を鳴らしてみることが多いのだが明らかに音が違うのだ

新品の弦に張り替えた直後の『新品効果』もあると思うが・・・

それがかなり持続しているのだ


物理的な理屈は畑違いなのでよく分からないが・・・

弦の張りとバランスをとる為に再調整したバネの響きも影響しているのだと思う



ベースは久々にピックで弾いている

一部アクセントの為にスラップも数小節混ぜてみた

音に張りと抜けがないのは弦が死にかけているのだ


指弾きやピック弾きではまだまだ延命できそうな感じだが・・・

スラップをメインにするならば限界なのだ


実は楽曲の前半でも伴奏の一部としてスラップを入れているのだが
ミックス後に聴き返してみても良く音が確認できない

『耳の力』に自信がある人は聴き分けていただきたいと思う


私は作り手なので確認できるが・・・



ドラムに関して一言・・

今回のドラムの制作は結構凝っている


過去の楽曲の多くは『打ち込み』なのだ

マウスで音譜を一音ずつ打ち込む作業でトラックを仕上げていく

基本的なトラックが完成したらコピペを繰り返して膨らませていくので苦労は少ない


今回は『リアルタイム録音』を多く採用しているのだ


DAWではMIDIキーボードが活躍するのだが鍵盤にドラムのパーツを振り分ける

自分の指をドラムのスティックに見立ててメトロノームに合わせて叩いている


サックスなどのメロディ楽器の入力にも使えるし鍵盤系の和音入力にも重宝する

今回は鍵盤がバスドラムやスネア、シンバル・・に変化したのだ

誰が考えたのかは知らないが・・・


本当に秀逸なシステムだと思う


今回は初めての試みとして『ドラムソロ』を入れてみた

お手本はyoutubeなどの動画のプロドラマーなのだ

ライブ映像などで雰囲気を勉強した


cubaseを含むDAWソフトにはリズムの乱れを補正する『クオンタイズ』という機能がある

今回の曲のようにリアルタイムで叩いた(弾いた)音譜の乱れを正しく補正してくれる便利機能なのだ


とても便利な機能なのだが使い過ぎるとテクノやダンスミュージックのようになってしまう

私のようにギターやベースを手弾きする場合にはある程度、リズムの乱れを残しておくのがキモなのだ


特にドラムソロの部分では補正はしていない

あえて『フリーテンポ』になるように叩いているのだ


多くの素人作曲家の人達がネットに作品をアップしているようだが・・・

私のような試みをしている人は稀だと思う


ある意味、今回の作品はcubaseを初めて1年という節目になる作品だと思える

地味に色々なテクニックが詰まっているのだ


DAWを始めてみたい人の参考になれば・・と思う


私も多くの素人作品を試聴してきたが・・

作品にギターを使う人も多いようだ


しかしながら、ギターが主役になっている作品は非常に少ないように思う

右チャンネルにオルガン、左チャンネルにギターのストローク・・という感じが多い


そんな意味では私の作る作品群はマニアックだと思う


まさにギター界のジェフベック的な位置づけに近いと思うが・・・

如何だろうか?




「何を言っているんだろう?」

という人もいると思うが・・・


まぁ、分かる人だけが分かれば良いと思う・・




前置きが長くなってしまったが・・

聴いてみていただきたい


飽きずに聴いていただけるだろうか?

今回は制作画面の一部を紹介してみたい

こんな感じなのだ

細かい作業のエディットに入るにはさらに深い階層に入っていくのだ

面倒臭い作業が好きな人にしかお薦めできない



ちなみに今回の楽曲はアップロードの都合で楽器屋のお兄さんよりも読者の皆さんの方が先に試聴することになる

とにかく出来たてホヤホヤの曲なのだ













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『究極の弦』に出会ったような気がするなぁ・・(*^_^*)

2012年04月05日 | 日記
相変わらず大袈裟なタイトルだが・・

現在の心境を素直に表現したら、こんな風になってしまったのだ


以前にもお話したがエレキにとって不可欠な要素はやはり『適切な弦』の選択だと思う

適切な弦には色々な解釈がある


ギターメーカー推奨のゲージ(弦の太さ)を素直に受け入れるのも良いと思う

ギター(特にネック)の耐久性を考慮するならば適切な選択だといえる


好みの音や演奏スタイルでゲージを選択するのも悪くない

特に初心者の人は色々なメーカーの弦を試してみることをお薦めする


初心者向けのゲージとは?

楽器店の店頭に並んでいる売れ筋の弦には何らかの謳い文句が付いている


”音色にメリハリがあるロック向きの弦です!”

”メロウなサウンドが特徴のジャズ向きの弦です・・”

誰が考えた文句なのだろうか?


各メーカー共に009始まりの弦を初心者向けとして販売する傾向がみられる


細い弦≒初心者向け

とは何とも安直な感じがしなくもないが・・


チョーキングやヴィブラートがし易いという意味だと思える

実際のところ、少数派ではあるがプロにも愛用者はいるのだ


細いからといって初心者向けと決めつけるのは早計かもしれない



私の場合はいろいろと試した結果としてダダリオの010~046というゲージに落ちついている

気に入った弦は3Pセットでまとめ買いしてしまうのだ


弦の太さや演奏性に特に不満はない


しかしながら、一つだけ不安があるのだ

009~が標準のストラトだけにネックへの負担が気になるのだ

先日もネックの順反りを修正したのだが季節的なものが原因なのか?

弦の太さが起因しているのか?


判断に苦しむところなのだ


過去のギターたちよりも少々値段が張るだけにシビアなのだ

自分の貧乏性に笑ってしまう


以前にネット検索で弦について調べたのだ


”ストラトに010始まりの弦が適切であるか?”

という部分にテーマを絞って検索してみた


結論から先に述べるならば、特に問題はないと思っているユーザーが多いようだ

本職のプロの使っている弦も調べてみた

私の検索では010始まりのゲージを使っている人が多いように感じた


プロの場合には商売道具だけに音色を最優先する結果だと思う

ジャンルにもよるが009始まりの弦はやはり音に細さが感じられるのだと思う


検索で面白い組み合わせの弦を見つけたのだ

0095~044という組み合わせなのだ

009よりは太いが010よりも細いという両者の中間的存在なのだ



009~046という組み合わせは以前から知っていた

楽器店のお兄さんはお気に入りの組み合わせらしいが私の好みではない

プレーン弦から巻き弦への移動の際に太さのギャップに違和感を感じてしまうのだ




行きつけの楽器店にストックがあったのだ

ユーザーからの要望で実現した組み合わせのようだ

さらには008~という極細の弦までラインナップしていた

タッピング専用として使うのだろうか?

よく分からないが・・・


弦のテンション(張力)も侮れないのだ

009と010ではおおよそ10kg程度の差が生じると聞いたことがある

ネックは相当な負担に耐えているといえるのだ


こんな事を耳にすれば少々ネックが反るのも許せてしまう気がする



今回の弦の印象だが・・・

010の音の太さを維持しつつもチョーキングやヴィブラートがし易くなった気がする

いくら演奏性が向上しても音が気に入らなければ本末転倒なのだ


弦を交換したことで再調整が必要になった

トレモロのバネ、ブリッジの高さを微調整した

数日後にもう一回ネックをチェックする予定なのだ

特に問題がなければこれで完了なのだ


ネックにも優しいのだ

調子が良ければこの弦に切り替えようと考えているのだ


読者の皆さんに音を確認していただく為に簡単な遊び曲を作ってみた

偉大なるギタリストであるゲイリームーアがストラトを使用していた頃のサウンドをイメージしてみた



プロはヴィブラートが上手だがゲイリーの上手さは突き抜けていた気がする


”魂のギタリスト・・”と呼ばれていたのも納得なのだ


今回の曲ではストラトのリア(シングル)を使用している

ちなみにアリアにも同様の弦を張って様子を見ているところなのだ







繰り返しのループでアドリブを弾いてみたのだ

張りのある良い音の弦だと思う

かなり気に入ってしまったのだ


ジェフベック風の楽曲は制作中だが6分を越えるような曲なのだ

現在、アレンジを考えつつ、レコーディングの最中なのだ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする