テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

小型真空管アンプで録音してみた・・・

2015年03月16日 | 日記
読者の皆さんも小型真空管には興味があると思う

「練習用じゃないの?」

「実際に使えるの・・?」

という疑問の声も良く耳にする



そもそもが楽器店のスタジオなどに常設してある段積みのマーシャルなどと比較するのはナンセンスなのだ

ここではあえて詳しく説明はしないが別物と考えておいた方が良いと思う


ホームユースにおいては大きさやパワーなどはあまり気にしなくても良いと感じる

実際のところ5W未満でも十分に迫力ある音が鳴らせるのだ

「ホントに?」

と思う方は楽器店でお試しいただきたい

5W前後の小型アンプの音量を最大にしてみていただきたい

「え~こんなに音が大きいの?」

と驚くと思う


最近は小型アンプが熱いのだ

各メーカーが最も力を入れているジャンルなのだ


一昔前までは確かに『練習用』『入門用』という位置づけだった

近年では再びギターに目覚めた大人などもターゲットに入れて開発していると聞いている


最近の若い世代は真空管、トランジスタどちらでも良いようだ

むしろ、販売価格の方が気になるようだ


一方のオヤジ世代にとって『真空管アンプ』は特別の存在であり憧れの存在でもあるのだ


”真空管アンプの何が良いのか?”



音を言葉で表現するのは難しいが・・・

個人的には独特のコンプレッション感に尽きると思っている

モチモチとした弾き心地も真空管ならではなのだ


ノイズなど音楽的にネガな部分も多いが・・

魅力の方が余りあるという感じなのだ


私が所有しているVOXは価格も手頃でお薦めなのだ

初めての真空管アンプというニーズにもマッチすると思う


真空管の魅力を引き出すにはあまりエフェクターで音を作り込まない方が良い

ギターとアンプ直結というのも真空管ならば有りだと思う


ノンエフェクターの状態で『楽しい』と感じられる腕前ならば脱初心者なのだ

この手の1ボリュームタイプのシンプルなアンプの場合、クリーン~クランチが最も美味しい領域なのだ

私はアッテネーターを中間の位置で使っているのだ

「アッテネーターって何?」

という方は検索してみていただきたい


ホームユースのキーワードなのだ


今回はアリアを使用したのだ



フロントのシングルなのだ

ストラト同様に最も多用するポジションなのだ


数年前まではリヤのハムの使用頻度が高かったのだ

好む音楽ジャンルによってピックアップの好みも変わってくるものなのだ


真空管アンプとシングルピックアップの組み合わせは王道なのだ

有る意味では脱初級の『模擬試験』のようでもある


今回はBR-80にマイクを接続してみたのだ



本当はこんなコネクターを使用するのだが・・・



BR-80には使えない

ギターシールドを使用するのだ



まぁ、家遊びなので問題ないと思う

本格的な録音にはDAWがあるのだ


とにかくピックアップの良さがBR-80のセールスポイントなのだ


ホームユースにおいて最も重視される点は『機動性』なのだ

音色という本格派の人もいると思うが私は利便性を重要視しているのだ


余談だが・・

一流ギタリストであるポールギルバートも小型アンプのユーザーなのだ

氏の場合、電池駆動のトランジスタアンプがお気に入りのようだ

オレンジ製の電池アンプを多用しているようだ


クラプトンのようにレコーディングに使いはしない

主に旅先のホテルなどで使用するという

「頭に浮かんだ音をすぐに音にしたいんだ」

ある雑誌のインタビューで答えていた


私も同感なのだ


宅録は最高に楽しいが準備に時間がかかるようでは萎えてしまう

そういうものなのだ


私の場合、消防隊員の出動くらい音出しが早いのだ

小型アンプにエフェクターを接続するならば一個で十分だと思う


色々と試した結果、ここに到達したのだ

究極は直結なのだ


今回の音源は少し面白い試みをしてみたのだ

DAWの世界では

”いかに音質を向上させるか?”

が一つのテーマになるが・・・


あえて音を汚すというテクもあるのだ


今回は古い時代のレコードプレーヤーの音を表現してみたのだ

実際にはベースの音はもっと太い音だったのだ

ローカットしたラジオボイスのような感じなのだ


『いなたい時代』を感じていただけるだろうか?





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ストラトの音はコンデンサー交換で激変する!

2015年03月15日 | 日記
本日、二話目の投稿なのだ

お間違いなく・・・


読者の皆さんはどんなギターをお使いだろうか?

私のブログにも『レスポール』という検索ワードで辿りついた方も多いようだ

レスポールとストラトは人気を二分するが個人的にはレスポール優位という印象を抱いている



ジミーペイジやスラッシュなどのカリスマの存在も大きいと思うが・・・

やはり、その太い音が人気の秘密だと思うのだ

エレキ弾きの層は広い、下は中学生から上は還暦過ぎ・・なのだ

しかしながら、もっとも層が厚い年代はやはり若年層だといえる


”若者≒ロック・・”

というのはお約束の流れだと思う


中学生でジャズ好きという人もいるとは思うが・・

やはり少数派だと思う


ストラトに対して構えてしまう人も少なくないようだ

誰が言ったか・・

間違ったイメージが定着している面も否めない


”ストラトは音が細い・・・”

これは一昔前の話なのだ


ハム系ピックアップを搭載したギターとの比較なのだ


ストラトも個体によってはかなり音が太いモデルも多くなってきた

ピックアップの選択肢が増えた事で音で迷う事は少なくなってきたのだ


単純にルックスで選んでも大きな後悔はないと思う

レスポールの演奏性(重さやコンター加工など)で泣かされる初心者は多い

憧れのレスポールモデルを手に入れたものの、その弾き難さからしだいに敬遠してしまう人も多いのだ

ギターを磨き眺めるというマニアの場合には特に問題ない

「ギターを弾かない人が買うの?」

という声も聞こえてきそうだが・・・


いわゆる『収集家』というものが少なからず存在するのだ

この手のタイプは海外にも多いのだ


これらの層がヴィンテージなどの相場を悪戯に高めているのだ

脱線しそうなのでこの辺で・・・


個人的にはギターは飾るモノではないと思っている

自分にとっては高価なギターも積極的に弾くべきだと思う

乱暴に扱うというのではない


”大切に弾きまくる・・”

という事なのだ


言いたいニュアンスが伝わっているだろうか?


私もある出来事がきっかけになり大きく考え方が変わったのだ

以前は高価なギターを大切にしまい込み、価格の安いギターを日常の相棒としていたのだ

ある意味は一般的な考えた方だと思う


私が等ブログで頻繁に力説している言葉がある


”ギターは弾き込む事で育つ・・・”

単なる木材と金属パーツの集合体であるギターに魂が宿るのだ


ハードケースに入れ、クローゼットの中で厳重に寝かしていてもギターは育たない

劣化するという事もないが・・・

数年後に良い音になっているという事もない


むしろ、定期的に触れないギターはネックを中心にコンディションを崩す傾向が見られる

これは湿度が大きく影響していると思うのだ


素人が湿度管理をする事は物理的に不可能なのだ


”弾き手が快適に過ごせる環境・・・”

で問題はない


クローゼットの中はどうか?

まったく日の光が入ることなく、空気の流れもないのだ

そんな中に自分が数年閉じ込められていたら・・

想像しただけでゾッとしてしまう


ギターも同様なのだ


私は書斎のちょっとした模様替えを機にすべてのギターをハードケースで保管するようになったのだ

思わぬ落下物などから守る意味でも有効だといえる

しかしながら、頻繁にケースから引っ張り出して弾いているのだ

現在はこの方法がスペース効率やその他の観点からも良いと判断しているのだ


ギタースタンドに裸で立てかけるのも決して悪くない

毎日のように触れるならば、むしろ環境的にはケースよりも良いと思う


やっとブログのタイトルに至るが・・・

私のストラトは早い段階でコンデンサーを交換しているのだ



ここではコンデンサーについて説明は割愛させていただく

ネットで検索すれば詳しい説明に出会えると思う


コンデンサーに無頓着な人が多過ぎる



こんな小さなパーツだが音に多大な影響を与えるのだ



ちなみに上記のコンデンサーは3000円くらいの値段なのだ


コンデンサーにも色々と種類がある



購入後にコンデンサーを取り外してしまうという人もいるようだが・・


安ギターにせよ、高価なギターにせよコンデンサーを用いていないギターはない


”コンデンサーの選択はどうしているのか?”

ギター好きとしては気になるところなのだ


残念ながら低価格帯のギターの場合にはコスト最優先なのだ

つまりは『安コンデンサー』がデフォルトに採用されることが多い

もっとも安ピックアップ、粗悪なピックアップのまま、
コンデンサーだけ上記のような高額なコンデンサーに換装しても意味はない


意味はないというよりは・・

あまり効果が実感できない・・というのが正しい表現になる


逆説的には高価なピックアップに交換する際にはコンデンサーの交換も視野に入れる事が重要なのだ

先にも述べたようにコンデンサーは激的な音変化を演出するパーツではない

しかしながらギターの音色を司る上で欠かせない『小さな巨人』なのだ


プロでもコンデンサー無交換派と交換派に分かれる

概ね、その考え方が演奏や音楽性に表れているような気がする


精神論的な部分もあるかもしれないが・・・

コンデンサーが気になるような人はその他の部分にも神経質なのだ


つまりはギターの弾き方や音作りにも並々ならぬ拘りがあるのだ

お胸、周囲の人間を観察してもこの考えに間違いはないように感じられる



音が繊細なストラト(シングル)の場合、コンデンサーとの相性が如実に音に表れる


シングル用、ハム用というように抵抗値が異なるのだ

購入の際には取り付けも含め楽器店にご相談いただきたい


私のストラトはレスポールに近い値のコンデンサーを積んでいるのだ

これは『狙い』なのだ


まぁ、ゴチャゴチャと語っているが・・・

ストラトでも創意工夫で太く芯があるロック的な音も出せるという事が言いたいだけなのだ

今回のプチ音源はいわゆるジミヘン的『コード崩し』の演奏なのだ



個人的には最もストラトらしい良さが引き出せるプレイスタイルの一つだと思う

この音も全編にファズを通しているのだ

ギター側のボリューム操作で歪み量をコントロールしているのだ

ボリュームを最大にすればファズ特有の暴れた感じの太い音になるのだ

この音の可変範囲がストラト最大の魅力だと思う

ここに気付いてからストラトは益々面白くなってくるのだ

まぁ、初心者には難しいと思うが・・・

そう遠くない道だとも思える


ストラトは弾き手の技量に追従するギターなのだ

ジミヘンのような『高み』に憧れているのだ





音源が気に入った方はブログランキングにご投票いただきたい

読者の皆さんの趣向を参考にさせていただきたい

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ジミヘンはエフェクターの魔術師なのだ(^O^)/

2015年03月15日 | 日記
今回はGT-100で遊んでみたのだ



本体の左側に確認できるツールは『外部ペダル』なのだ




本体と離れた場所でペダル操作ができる優れモノなのだ

基本的にマルチのペダルを操作するのは立って演奏するのが基本になる

横着な私は壁を背もたれにして座ったままペダル操作をする事もあるが・・

いずれにしても本体を自分の目の前に置く必要があるのだ


音楽制作においてDAWの画面を確認しながらワウ操作をしたい事も多いのだ

そんな場合に自由度が格段にアップするのだ



これは一例だがGT-100の場合、その他にも色々な外部機器を接続する事が出来るのだ

『拡張性』というのもマルチには大事な事なのだ


久しぶりに使ってみようと思ったところ、壊れていたのだ

この手の機器の構造は極めてシンプルなのだ

「反応しないなぁ・・接触不良かな?」

という感じなのだ


とりあえず分解なのだ



ペダルの可動に連動するビスが外れていたのだ



拡大してみた

この部分なのだ



ワッシャーが外れていたことが原因だった

このまま、手作業でワッシャーを取り付ける事も出来るが・・・


ここは一工夫なのだ

二度とワッシャーが外れない工夫を施した

施すとは大袈裟だが・・・


瞬間接着剤で固定したのだ



ギターの修理では意外にも使用頻度が高いアイテムなのだ

私の場合、再修理が嫌いなのだ


売却する予定がないアイテムなどでは使う事が多いのだ



ねじを締めて完了なのだ




実はこのペダルは購入時に少々改造を施しているのだ



分かり易いように赤く着色してみた

ゴムのような物体が確認できるだろうか?


これは私が取り付けたパーツなのだ

これによってペダルをベタ付きにできなくしてあるのだ



横の画はこんな感じなのだ



自作のゴム足に踵が触れる状態で効果が0の状態になる


デフォルトでは『遊び』が大き過ぎたのだ

つまり底までペダルを踏み下ろした状態から0状態を脱出するまでに時間的ロスが生じるのだ

ある意味ではルーズな操作にも対応できる万人向けのセッティングだといえる


実機のワウペダルなどはもっと動きがシビアなのだ

構造上の問題かとも思ったが・・・

楽器店に相談するのも面倒だったのだ


この手の動作をメーカーに確認してもらっても答えは一緒なのだ

市販されている製品が100%自分の好みだとは言い難い

自分好みにカスタムする事も快適に使う知恵なのだ

「普通の人はそんな細かい部分は気にならないですよ・・」

細かい事(音楽的な・・)が気にならない人はある意味では幸せだとも思える


価格が高い為に馬鹿売れというわけにはいかないが・・・

GT-100も中級者以上を中心に地味に売れているようだ

現在ではVer2になりさらに魅力が増したのだ

まったくもって死角がないマルチだと思う

膨大なプリセット(200セット!)をそのまま使っても十分に実践的だと思う

しかしながら、さらなる使いこなしには少しの研究と努力が不可欠なのだ


『ペダルアサイン』という機能があるのだ



先に紹介したペダルをワウ以外に割り振る機能なのだ



フランジャーなどの揺れモノの『レイト』(揺れの速さ)などを無段階に可変させる事も可能なのだ

ディレイタイムなども同様にコントロールできる


同時に8個の操作を一台のペダルにアサイン(割り振る)する事が出来る


ジミヘンは特筆すべき音楽センスもさることながらエフェクター使いの達人だったのだ



ジミの音を語る上で欠かせないエフェクターが三つある

代名詞にもなっているワウペダルなのだ



ライバルであるクライベイビーも秀逸なワウだがジミヘンの音にはVOX製が必須なのだ

当時、ジミは細かい注文を出しながら何台もペダルを乗り換えていたのだ

モデル末期にはかなり納得できるペダルが完成したようだ

亡くなったのはその矢先なのだ


ワウと同時に欠かせないのがファズなのだ

ジミの場合、ほぼ全編にファズをかけていたと言われている

本人が他界し、詳細なデータも残っていないので推測の域を脱しないが・・



本家のファズフェイスは巨大なのだ


実はファズの中はスカスカの空洞なのだ

現代のエフェクターのように隙間が無い・・というほど窮屈ではなかったのだ

マイクスタンドの丸い台座にデザインのヒントを得ているのだ


形状(丸型)と大きさからエフェクトボードに収め難いのが難点なのだ

しかもオリジナルは電池のみの駆動なのだ


ジミのコピーなど特殊な使い方をする一部のマニアにしか受け入れられなかった

最近ではボディも小型になりアダプターと併用できるうようになったのだ


機会があり大型ファズと小型ファズを並べて弾き比べた事がある

個人的には確実に音の違いを確認できた

その差は僅かだが比較すれば音が違うののだ


小型のファズは音も心なしか上品なのだ

ファズの魅力は”音が暴れる・・”部分なのだ

これが魅力でもあり使い難と敬遠される理由にもなっている


ワウとファズ・・に加え『ユニヴァイブ』という揺れ系エフェクトも多用していた



イメージとしてはフェイザーやフランジャーと同じような仲間なのだ

特徴は付属のペダルで揺れのスピードを任意にコントロールできる所なのだ


今回のプチ音源は外部ペダルで
ユニヴァイブの揺れの速さとワウをコントロールしてみた



前半部がユニヴァイブなのだ


アイディアしだいでかなり面白い使い方が出来ると思う

伝説のライブ、ウッドストックにてジミヘンが米国の国歌をストラトで弾いた名演がある

動画などで検索してみていただきたい


気になるエフェクターを購入する事なく気軽に試すことが出来るのもマルチの良い点なのだ



アナログで際限なく揃えているとこんな感じになってしまう



まぁこれでも縮小した方だが・・・




ジミの画像と共にサンプル音源をお楽しみいただきたい





マルチは何だかんだ言っても便利なのだ



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スティービー・レイ・ヴォーンとストラトの関係・・・

2015年03月14日 | 日記
読者の皆さんはスティービー・レイ・ヴォーンというギタリストをご存じだろうか?



ジミヘンから多大な影響を受け『正常進化』したギタリストの一人なのだ

レイヴォーンの凄さも万人には分かり難い側面を持っている

自分自身がブルースの世界に興味を持ち始めてその偉大さと超絶なテクに気付くのだ

これは天才ジミヘンにも似ている



ちょっと聴いただけではその難しさや音楽的アプローチの秀逸さに気付かないのだ


初心者を含む多くのギター弾きの耳には分かり易い速弾きが映えるようだ

「超凄くない? めちゃ上手い!!」

速弾きも一つのハイライトではあるが曲芸的なニュアンスも否めない

楽曲を通して不可欠なフレーズを煮詰める方がギター弾きとしては意義がある

最近はそんな風に思えるようになってきたのだ


ジミヘンもレイヴォーンも共通しているのは歌える事なのだ

さらには歌いながら複雑なリフを自在に操るのだ


これは難しい

実際に3人編成のバンドでボーカル兼任(何の楽器でも良い)で演奏してみれば分かるのだ


クラプトン、ジミーペイジ、ジェフベック・・・

ジミヘンでさえ特定のギターに落ちつくまでに様々なギターを使ってきた経緯がある

ジミヘンもギブソンを愛用していた時期がある(メジャーデビュー前)

しかしながらレイヴォーンに限ってはストラト一筋なのだ



アンプ類うあエフェクトに関しても大きく変化する事はない


レイヴォーンの音作りは少々複雑なのだ

マーシャルとフェンダーアンプのハイブリッドな音作りを信条としている

欠かせないのがアイバニーズのチューブスクリーマーなのだ

レイヴォーンが亡くなるまで何度かモデルチェンジが行われた

律儀なレイヴォーンはその都度、新しいモデルを導入しているのだ


ブースター的な使い方をしていたようだ

「ブースターって何?」

という初心者の人もいると思う


おさらいなのだ

歪みはアンプ側で・・エフェクターは通すだけ

エフェクターというフィルターを通す事で音に色付けをする使い方なのだ

アンプだけでは収まりが悪い音を整えるという上品な使い方もある

おもにTS系はそんな使い方が多いように感じる


レイヴォーンは徹底してブルース一筋なのだ

私もアルバムを3枚ほど持っているがその殆どがブルースなのだ


テンポが速いブルースもあればマイナー調のスローブルースもある

ブルースと一括りにはできない奥深さがあるのだ


レイヴォーンはジャズにも系統しているのだ

ブルースの合間にジャズ的な演奏を披露する事も多い

そんな流れで生まれたのが名曲『レイニー』なのだ


ブルース的な解釈のジャズ・・という感じだろうか?

ストラトの『鈴鳴り』が欠かせない曲なのだ


ストラト以外のギターで演奏したならば別の曲になってしまう


巷では使用ギターが不明な曲も多い

古い曲に多いのだ

当時の関係者がすでに亡くなり、当事者ではあるギタリストも記憶がないというパターンなのだ

クラプトンが在籍していたヤードバーズやクリームにもそんな曲が多い


ファン(マニア?)の間だけで話が盛り上がっているのだ

「あの曲って音の太さからギブソンだと思う」

「でもレスポールほど太くないし・・SGだと思うけど?」

数十年間、皆がそう思っていた曲が実はストラト(伝説のブラッキー)だった・・

という事も多々あるのだ


クラプトンの音作りはカッコいいが・・

純粋なストラトサウンドではないのだ

むしろ、それが氏の音の特徴になっている

とても音が太くマイルドなのだ

センターポジションを多用するのも特徴の一つなのだ

アンプの設定をどのようにしてるかは不明だが・・・


目指す音はギブソン系・・という流れが感じ取れる

ジェフベックにしても生粋のストラトの音ではない

非常に特徴的な音だと思う


一方のレイヴォーンは純粋にストラトの音を追求している

ボリュームを上げた時にパキパキとした乾いた音が心地よい

さらにボリュームを絞った鈴が鳴るような音もストラトならではなのだ




”良いストラトとは・・?”

メーカー、値段、ボディ材を問わず

生粋のストラトの音がでる個体だといえる


ちなみに価格を抑える為にバスウッドなどを使ったストラトを見かける

歪み系との相性は良いが使い込んでも『あの音』は出ない

用途を分かって購入するならば良いと思う


少ない小遣いでギターを購入する初心者に多い誤りなのだ

身近に詳しいアドバイザーがいれば良いが・・

同レベルの友人を伴った買い物が危ない

春休みはギターが売れる時期だがご注意いただきたい


ましては個体を確認する事なくネットでギターを購入する人は救いようがない

すべては悪いとは言わないが・・・

ある意味では賭けだと思う


低価格のギターならばそれで良い

数十万円という高額なギターを購入する際には十分に考える必要がある

むしろ『購入後』に照準を合わせるという考え方も出来る


生身の人間である楽器店の店員さんは強い味方になってくれる

これが本来のお客さんとお店の信頼関係なのだ


ネジが曲がって溜められているような個体は店頭には絶対に並ばない

仮にそんなギターが平然と並べられているような楽器店があるならばスルーした方が良い

それ以外のすべてもそんなレベルなのだ

多くを期待してはダメなのだ


店頭のギターを見れば、すべてが分かる

私くらいのマニアになると品揃えでも色々な意図が汲み取れるのだ

余計な事は言わないが・・・


脱線してしまった・・・


今回はVOXアンプを使ったのだ



BR-80の内蔵マイクで録音したのだ



先にも述べたようにTS系(手前右側)をブースター的に使っているのだ




実機のアンプを鳴らすのは楽しいが・・

『録音結果』としてはどうか?


徹底的にアンプで遊んだ結果として、
宅録ならば高性能なマルチで録音した方が良い結果が得られるようだ

今後はGT-100などの音も交えながら音源をご紹介していきたいと思う

まぁ、試行錯誤しながら遊ぶのも楽しいものなのだ


ストラトマスターであるレイヴォーンの画像を
ご覧いただきながらお楽しみいただきたい






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ストラトでジミヘン風に弾いてみた・・・

2015年03月12日 | 日記
ブログ村ランキングのギター部門で1位を獲得したのだ



読者の皆さんのご協力のお陰なのだ


何でも1位は気持ちがいいものなのだ


話は変わるが・・

先日、ストラトの弦が突然切れてしまったのだ



そろそろ交換しようかな?と思っていたので良いタイミングだったのだ

私の場合、ここ最近は1~2弦はほとんど切った事がない

むしろ、4弦や5弦などの巻き弦を切ってしまうのだ

カッティングで切れることが多い


”弦が切れるほどの激しいカッティング・・・”

というのも悪くないと思う


弦交換の際に細かい部分も掃除するのだ



ロック式のペグなので弦交換がとても楽なのだ

さらにチューニングも安定している


楽器店のお兄さん達も使用頻度が高いギターのほとんどをロック式に改造しているそうだ



最近はストラトばかり弾いている



特にファズとストラトの組み合わせにハマっているのだ



ファズにしては音作りの幅が広く重宝しているのだ

個性的な音、古臭い音を求める時には必須のエフェクターなのだ

その他の歪みも状況に応じて使い分けているのだ



歪み系の二重使いは興味があるところだが・・・

やはり相当にノイズが酷いのだ

あまり現実的とはいえないようだ

単体で音を追い込んだ方が現実的であり効率が良いといえる


今回の楽曲では久々にベースを弾いてみたのだ



手持ちのギターの中では古参なのだ

かなり使い込んでいるのだ

安ベースが数本買えるほどに改造にお金をかけているのだ



ポットやコンデンサー、その他配線なども交換しているのだ



一時はベースにハマった時期もあったが・・・

現在はウクレレ同様に精神が落ちついているのだ

「これ以上は必要ないかな・・?」

手持ちの楽器を弾き込んで育てる方針に切り替えたのだ

新しい製品の方が優れていそうだが・・

意外にもそうではないのが楽器の難しい部分なのだ


私の場合、過去の買い替えに際して必ず音比較をしているのだ

手持ちよりも良い音がするならば躊躇なく買い替えるのだ


結果、手元には非常に良い楽器が残ったのだ



ストラトもレスポール同様に値上がりしているようだ

現行のアメリカンデラックスシリーズは後少しで30万円に届くような勢いなのだ

定価の話なのだ

少しでも安く買いたい気持ちは分かるが・・

初めての海外製ギターならば、意味不明の『アウトレット』などには手を出さない方が無難なのだ

初期投資を負担に感じるかもしれないが・・

結局は安い(安心できる)買い物だった・・というケースも多々ある


今回の楽曲はBR-80を主体に作ったのだ



各トラッ最終段でマスタリングする事で完成するのだ

スタンドアローンで使えるのが練習にも録音にも便利なのだ

ここで終わったのでは読者の皆さんに音源をお届けできない


パソコンとの連携でさらに魅力が増すのだ




小型真空管アンプはチビだが使える奴なのだ



楽器店のスタジオでは真空管アンプに触れる機会も多いが・・

個人的に真空管アンプを所有するのは初めてなのだ

今まではトランジスタ一筋だったのだ

特に理由はない


単純にお手軽(小型)な真空管アンプに出会えなかったというだけの話なのだ

昨今ではアンプメーカーもかなり力を入れているカテゴリなのだ


メーカーが力を入れる部分は美味しいのだ

フェンダーのブルースジュニアという小型アンプにも興味を持っているのだ

機会があれば弾いてみたいと思っているのだ



”練習が上達するには真空管アンプが良い・・・”

という言葉を良く目にする


読者の皆さんも聞いたことがあるのでは?


個人的にはトランジスタでも真空管でもどちらでも良いと思う

自分がその音を気に入れば何でも良いのだ


電気的にはトランジスタの方が優れているのだ

一言でいうならば真空管が古臭い


何故に多くのギタリストが真空管を好むのか?

興味ある方は実機の真空管アンプに触れてみていただきたい


自宅でも真空管アンプに触れるというのは楽しい



マイクを立てるとそれっぽい音を聴かせてくれる



以前は最大音量に拘っていたが最近は音量は控えめにしているのだ



アンプのボリュームを比較的大きく設定しプリ段の歪み系で音量をコントロールしているのだ



マイクを使った場合にはセットで考えるのがzoomのプリアンプなのだ



エレアコ用として購入したがアンプ録りにも重宝しているのだ

プリアンプの出力をオーディオインターフェイスの入力に送るのだ



テレビの音量よりも少し大きいくらいでも十分にアンプのキャラを感じる事が出来る


実際に今回の音源もそんな音量なのだ



今回はファズで音作りしたのだ



左チャンネルのバッキングではギターのボリュームを絞っている

中央のリードギターはボリュームをアップしているのだ

ファズの特徴はギターのボリュームに追従する点なのだ


歪み系も様々なのだ



ギターのボリュームを絞る事でゲイン量を増減するタイプも多い

私のファズはゲイン量と共に根本的な音のキャラを変えてくれる

このエグい感じが楽しいのだ


巷ではこの感じが

”使い難い・・”

と評される理由になっていると思う


ジミヘンのアルバムを聴くにつけ引き出しの豊富さと鋭い感性に圧倒されている

「50年前にこんなギターを弾いていた人がいたんだ・・・」



ショックにも似たような感じなのだ


間接的、直接的にせよジミヘンに影響を受けていないギタリストはいない

読者の皆さんも然りなのだ


憧れるギタリストは必ず何らかの影響を受けていると思う


余談だが・・・

スティーブヴァイがライブで演奏するファンキーな楽曲があるのだ

「カッコい曲だなぁ・・」

「ギターのフレーズもイイ感じだなぁ・・」

と思っていた曲があるのだ


何と今回購入したジミヘンのアルバムに似たような楽曲が収録されている

まぁ、順番的には・・・

その他にもストラトを使うギタリストはかなりジミのフレーズを真似ている



ギター弾きとしてはジミのアルバムに触れた事はかなりの収穫だった


この歳になって出会った事が良かったと思うのだ

若い頃にジミのアルバムを友人に勧められてもおそらく理解できなかったと思う


ジミのギターや楽曲を理解するには聴き手にある程度のスキルが求められる

初心者が聴いても意味はある

「俺は興味ないね~」

という場合、無理に理解する必要はない


逆にカッコいい、真似てみたい・・

と感じた場合にはある意味では『チャンス』だと思う


ストラトを大人っぽく歌わせるには『コード崩し』が不可欠なのだ

ジミのギターは宝庫なのだ

ジミを正常進化させたのがレイヴォーンなのだ


そのレイヴォーンをリスペクトしているのがジョンメイヤーなのだ

ジョンフルシアンテと共に現代の三大ギタリストと呼ばれている人なのだ

メイヤーはかなりの天才肌だと感じる


もちろん練習はしたと思うが・・

天性の何かを感じる


若き日のジミヘンは特に練習などしなかったようだ

ギターを抱え、触れるだけで湯水のようにフレーズが溢れてきたそうだ

それが天才なのだ


ジミは革新的なレコーディング技術やアイディアを盛り込んだ

その一つに

”擬似的なライブ音源・・”

が挙げられる


実際にはスタジオにはバンドのメンバーしかいない

しかしながらその音源には聴衆の歓声が入っているのだ

まさにライブなのだ


さらに狭いスタジオにも関わらずリバーブや空間系エフェクトの処理で擬似的なアリーナを創造しているのだ

バンドが録音した数日後にバイトとして雇われた人々がスタジオ入りして声だけを吹き込んだのだ


そんなエピソードを交えながら聴き返してみるとさらに楽しいのだ


ツェッペリンにも伝説の録音がある

古い屋敷の吹き抜けの玄関ホールで録音した曲がある

ジョンボーナムのドラムセットをわざわざ運び込んだのだ


まだリバーブの技術が拙い時代の話なのだ

いわゆる『風呂エコー』的な発想なのだ


数々の実験的な試みも実はジミヘンからの影響だと言われている

クラプトンが在籍していた伝説のバンドクリームの名曲『ホワイトルーム』

もジミヘンの『レッドハウス』のネーミングに影響を受けたらしい


「ホワイトがあるならレッドもいいんじゃない?」

私も曲名を付ける時には意味よりも響きを重視するのだ


今回の楽曲はサイケデリックなジミに影響を受けたのだ


「神様と交信していたんだ・・・」

というコメントを残した時期もある


後期のジミは色々な呪縛から解放される為にドラック漬けの日々だったのだ

活動期間はわずか4年という短さなのだ


目的もなくダラダラとギターを弾いている人の40年よりも濃厚だと感じられた


私の

”魂のファズサウンド・・”

をお楽しみいただきたい




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