写真:スロベニア
本音の感情 2017年11月22日
自分の真の感情を自分自身が持っている倫理観で否定し続けていくと、自分の持っている倫理的概念と本音の狭間が広くなれば広くなるほど不安感が増してくるようです。
そのうち、何が本音で、何が概念なのか、または理想なのかが自分でも分からなくなっていくことになるようです。
自分の本音をぶつけたい相手に伝えられても、その相手に本音の感情が伝わらず、倫理的な概念や理想論で巻き返されると、当然気分は凹みます。
自分が凹んでいる事がわかるのであれば、気分転換のしようはあるでしょうが、どうにもならないことに諦めを持つようになると、自分の感情がいつしか、自分自身捉えられなくなっていくようです。
悔しい時、悲しい時、「こうすればいいじゃない・・・」「こう思えば、楽になるよ」なんて言われ、励まされたところで、感情がすぐに治まることはないかもしれません。それよりも、下手な励ましが、一層心にぐさりと来ることもありそうです。
本音の感情を分かってくれる人は、なかなかいない事も現実でありましょうが、自分が信じている何かに祈ったり、自分が大切にしている人間観を今一度意識しなおしてみることで、
安心感がふつふつと湧いてくることもありそうです。
分かってくれる人を当てにするよりも、自分自身の内から湧き上がる柱の存在を見据えつつ、孤独や不安感が自分に備わっているからこその自分の在り方であることを自分自信が受容しているか否かを再確認してみる事は、案外、とても大事な統御感のプロセスかもしれません。
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