写真:東大寺のお釈迦様
明るい表情と深刻な表情 2018年6月3日
いよいよ4年に一度のワールドカップが開催されます。
サッカー観戦は、我が子の成長と共に楽しんできたので、30年近くになります。
同時にJリーグの今日までの過程も一緒に歩んできたような親しみも持っています。
今回のワールドカップには、イタリアが出場しないので、正直、旨味が欠けた感じがしていますが、それでも、4年に一度の祭典が始まれば、私自身それなりに盛り上がるので、やはり楽しむことになると思います。
ワールドカップの日本の出場選手の発表後から日本を立つまで、少々気になったことが一つあります。
きっと、日本人の特徴の一つなのでしょうが、選出された選手の表情があまりにも深刻な暗さであることに、今の日本の社会を象徴しているように思い、少々寂しさを感じました。
現状を加味し調子に乗ってチャラい感じだと批判されること危惧しつつ、感情を抑えているのはわかるのですが、調子に乗ったチャラさと笑顔は、別だと思うのです。
せっかく代表に選ばれたのだから、私達に希望を持たせるような爽やかな表情を演出して欲しかったなぁ~、という感想を持ちました。
エンターテナーとしてのサービス提供は、プロとしての役割の一つでありましょう。
深刻に見える表情を見せるよりも、口角を上げて、手を上げるぐらいの余裕を持ってこそ、紳士の嗜みでもあるようにも思います。爽やかに堂々としていれば良いのです。
日本人のアイデンティティを垣間見たような気にもなり、「私は私」「他者は他者」であり、「自己受容、他者受容」にとって大切な要素である「自尊感情」を誰もが持つような日本社会ではない事をしみじみと感ずるのでした。
「自立とは何か。」
ちょっぴり思索した数日間でありました。
明るい表情でのびのびと活躍されることを期待しつつ。。。
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