五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

現実を見る

2020年03月21日 | 第2章 五感と体感



現実を見る  2020年3月21日

新型コロナウィルス感染拡大は
どこまでいくのだろう

そんな、
もやもやした不安感を持ちながら
暮らす日々です。

相変わらず、目の前にある事を
粛々とこなしていると
あっというまに春分の日が過ぎてしまいました。

自分が論文を書いて、
新薬を開発して、、
という立場であれば、
人類のために申し分なく働いているのでしょうが、
そういう立場にはいないので、
小さき民は、
やはり、自分の事を粛々と
行い続けることしかありません。

不自由な生活を過ごしながら、
それでも、求められ、動ける仕事にも
関わっているせいか、
失っている分が、
求められている分に
入れ替わっている状態が
4月以降も続きそうです。

人間は、不自由になると、
如何に自由を得る事ができるかを
模索する性格を持っているように思います。

ここ数日、
美術を生業にする人々と
打ち合わせしたり、
聖職者と語り合ったり、
生き甲斐の心理学関連のイベントの変更や講座の中止による
連絡を取り合ったりしているうちに、

自分にとっての「最後の晩餐」とは
何だろう。
と、考えるようになりました。
つまり、
最期に何が食べたい?ということではなく、

最期に何をして、誰と関わりたいか?
という思索をしているうちに、

悔いを残している何かがあるのであれば、
それをそのままにしておく方が、幸せなのか?
行動に移して実現させた方が、幸せなのか?
そのあたりを、吟味するようになりました。

手の届かない事を不安がっているよりも、
結局は、手の届く範囲の実現を満たした方が、
自分の幸福感に繋がりやすい事が
真実であるように思います。

地球の中で、人類中心に動きていた人類が、
現在、動きが取れない状態にあることが、
地球と人類に、きっと何か意味があるのであろう、
ともつらつらと思うのです。

しかも、その意味を考えるのは、
地球ではなく、人間である事が、
そもそも、地球には意思が無いのですから。
その観点から言うならば、
「罪」は、人間の原点であるように私は考えています。

今年のイースターは4月12日。
昨日の春分の日以降の満月が過ぎた日曜日が、
4月12日というわけです。
人類が暦によって、規則を見出し、
Something greatを大切にしてきたことは、
Something greatによって創造された人間の
役割そのものであるようにも思うのです。

振り出しに戻れ。
原点に返れ。

ということを、
人類を動かす力を持っている
誰かが、本気で考えだしたら、
きっと、
希望が見えてくるかもしれません。

コロンブスの新大陸発見以降の
経済発展をそのまま信じ続けるならば、
希望は見いだせないかもしれません。

人類は、
ガンジスの砂粒と同じく、
「私」と「私」の繋がりが
途切れたら、大河にはなれません。

そろそろ、理想ではなく、現実的な行動が
人類には、必要なようです。

四旬節のさ中に、
「現実を見る」とは、
どういうことなのか、
たっぷり考えたいところです。
緊急お知らせ;;;
4月17日から21日まで予定しておりました
NPOキュール15周年記念展は
8月21日から25日に延期となりました。
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会
又は、ギャラリーメゾンドネコの
ホームページをご覧ください。


NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座


東急セミナーBE講座
2020年 3月20日  13:30~15:30雪谷校 中止
2020年 3月27日   10:30~12:30たまプラーザ校 中止
講師:越


綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:4月14日第1回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:4月23日第1回(第4木曜日)



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:4月7日(第1火曜日)
時間:13時~15時半


小金井植村講座
場所:小金井 桜町病院の修道院
日程:4月22日(この回のみ水曜日)
時間:13時~15時半

講座日程は、NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会会報
及びユースフル通信でご確認ください。



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