五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

出来たことを褒める

2020年07月10日 | 第2章 五感と体感



出来たことを褒める  2020年7月10日

「今この時」を意識しながら、
いまやっていることを丁寧に行う。

つまり、
今この時にやっていることに集中することです。
後先の事に気を取られることなく、
今この時の自分の役割に留まることは、
集中力にも繋がるようです。

幼い頃から、先を見て行動せよ
と教育されてきた私は、
あれこれ見渡しながら、先を想像することばかりに
気を取られていて、
子供らしくない子供だったように思います。
よく言えば、気が利く子、です。

それが自分の性質ともなったわけですが、
元来、のんびりと一つの事に集中したい子供だったのだと思います。

大人になってからそのことに気付き、
自分の動きを再構築してきましたが、
幼い頃に受けた教育は自分の素地にもなっており、
世間を俯瞰しながら、先の事を考えがちです。
それが、良い場合もあれば、自分のコンプレックスにも繋がるのです。

子供は子供らしく、
じっくりと取り組める時間がある時期には、
一つの事だけに気を向けて
一つの事をやり遂げれば、それが
自信になります。
自信を持つということは、
自己肯定感を育む事にも繋がります。

自己肯定感を持つと、
自己否定感と罪悪感のバランスが
取れるようにも思います。

私自身の達成感感情が薄いのは、
一つの事をじっくりやる時期に、
集中できなかったのだと解釈しています。

一つの事を仕上げたら、
充分に褒めてくれる大人が一人でもいたら、
達成感の感情が自然と育まれたはずです。

相変わらず、達成感感情が薄いものの、
今回のコロナ禍のおかげで、
いまやりたいことを
じっくりできたことが、
今更ですが、安定感にも繋がっているようにも思います。

一つの事が達成できたら、
それを丁寧に褒めてあげる事は、
大事な大人の役割なのです。



・・・・・・・・
講座予定


東急セミナーBE講座
2020年 7月17日  13:30~15:30雪谷校 
  

2020年 7月31日  10:30~12:30たまプラーザ校

  
講師:越


婦人会館での講座、いよいよ始まりますよ~

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:7月14日第2回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:8月27日第2回(第4木曜日)  



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:9月1日(第1火曜日) 
時間:13時~15時半


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