五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

東日本大震災から13年

2024年03月13日 | 第2章 五感と体感

横浜鶴見 総持寺の廊下


東日本大震災から13年  2024年3月13日

2011年3月11日14時46分
私は、神宮前の表装の師匠のビルにいました。
講師の勉強会の最中、4階あたりのフロアから
新宿の高層ビルが交差しながら揺れるのを見て、
「ああ、これで東京は壊滅だな。ここで死ぬのかな。」
と思いつつ、静々とテーブルの上に置いてあった
書類や筆記用具をバッグに入れて、抱きかかえながら
揺れの中で何とか転ばずにテーブルが流れないように
手で押さえながら落ち着くまで様子をみました。
ただ事ではない状況だったため、
まずは食事をしよう、ということとなり、
さすが戦中派の先輩方は、
食べることが優先だということをよく知っており、
レストランに入り、しっかりと食事を頂きました。
帰りにコンビニで食料と水を確保し、
師匠の会社で夜を明かしました。

夜の明治通りは、不気味なくらい静かで、
下を見ると、大勢の人が東に向かって歩いていきます。
誰も口を利かず、黙々と歩いている黒い人影は、
今思うと、ぞっとする光景です。

明治神宮周辺は停電することなく、
暖かい部屋で、しかも和室で寝かせていただき、
ぬくぬくのお布団で寝ることができ、
幸運でした。
自宅が心配で、帰った方々は、駅や
大学の校舎で一夜を明かしたそうです。
途中で戻ってきた人もいました。

朝6時ぐらいに東急線が動き、その電車で
自宅のある駅に着き、スーパーで買い物をしてから
自宅に戻りました。

家族が揃ったのは、12日の夕方です。

息子の卒業式を控えた大学の先輩も我が家に泊まり、
合宿状態で2日間ほど過ごしました。

仙台の親戚や、講座生の安否確認で
数日過ごし、
テレビに映る福島の様子に
極度の緊張感を覚えていました。

日本の新聞では様子がわからないので、
1週間ほどしてから、用事のあったついでに麻布の図書館に行き、
色々な国の新聞を捲り、衝撃を受けたことが
印象に残っています。

2012年から6年間、
福島との県境の宮城県亘理郡に通うこととなりましたが、
そこでの体験は、ブログにも書き綴ってきましたが、
個人的に傾聴した事柄は、
自分の胸にしまっておくべき内容が多いです。
役割上の守秘義務は、大切な心構えです。

誰かに訴えたい思いや言葉は、
訴えたい時に、訴えられれば、
何らかの浄化の助けにはなることでしょう。
今回の能登半島の地震でも、
同じことが繰り返されているはずです。

震災から13年の日。仙台の親戚となんとなく心を通わせあう
メールのやり取りをし、互いの無事を今年も
確認しあったのでした。

亘理郡山元町の皆さんも元気でいらっしゃるかな。。。
今年はお墓参りに行けるかな。。。
行きたいな。。。

●講座予定●

講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2024年 4月5日(金)
13:00-15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2024年 
次回は3月15日㈮

13:00-15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2024年4月9日㈫
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 2024 3月25日㈪
星組 2024 2月25日㈰

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2024年3月22日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:2024年第1週4月2日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2024年3月19日火曜日






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