五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

比較と否定と理性

2008年03月27日 | 第3章 無意識の世界
歴史上の人物であなたが尊敬する人は?

と問われたら、私は「ガンジー」と「マザーテレサ」と「南方熊楠」と答えています。「ガンジー」と「南方熊楠」に関しては、学生の頃から変わりません。

少数民族が他国に支配され、その民族の大半のアイデンティティとなっている宗教を否定され、ほかの思想を強要されるという残酷な現実に、深い悲しみを感じています。
その私の悲しい気持から頭に浮かぶ人物は上記三人。

人類誕生以来、繰り返し行われているこの出来事。この現実をくり返しながら人類は移動して新たな土地に定着していきました。

これが、人間のDNAに組み込まれた仕組みの一つなのかと思うと、何のために人はなぜ「自由意思」を与えられたのかな、と思います。

自由意思を与えられているからこそ、人は自分を守ろうと必死になります。

でも、その「守り」をしなくては、自分はすぐに絶えてしまいます。

「自由と平等と博愛」この理念は、フリーメイソンの理念であると聞いたことがあります。

この理念を守るためには、責任感と多少の教養とお金、そして理性が必要となっていうるように思っています。

自由にのびのびと、平安感を求めて暮らすには、背筋をのばして、お腹を引っ込め、自分を律し、緊張感を持ちながら暮らす覚悟も必要です。

平和構築のための理念を貫き通すことは、そうそう簡単なことではないようです。

相手を知り、簡単に否定せず、義理人情を欠くことなく、自分の意見をきちっと伝えられる人になりたいと思いつつ、現状では、とてもとても・・・・。

目指すばかりで生涯終えそうですが、でも、意識はしていたいと思うわけです。


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