DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

2016年1月に好カード実現(色々:12‐02‐15)

2015年12月02日 01時57分46秒 | 世界ボクシング
最近(2015年12月2日ごろ)のニュースです。

1)2011年7月に先週末ヘビー級王座から陥落したウラジミール クリチコ(ウクライナ)に完敗を喫している元クルーザー級、ヘビー級王者のデビット ヘイ(英)。以前、そのウラジから王座を奪ったタイソン フューリー(英)との対戦計画もあったのですが、自身の怪我のためにキャンセル。フューリー戦以外にも試合キャンセルが続き、結局は2012年夏以降試合を行っていません。そのヘイが来月16日、豪州人マーク デモーリと対戦することが発表されています。同国人の世界王座奪取に奮起し、今度ばかりはこの試合を実現させてもらいたいものですね。

2)その一週間後の23日、米国カリフォルニア州でウェルター級の好カードが実現。同級に転向してきたダニー ガルシア(米)が、暫定王座を含め4階級制覇(2階級は暫定王座!)を達成しているロバート ゲレロ(米)と対戦します。どうせならフロイド メイウェザー(米)が返上したWBC王座を争えばいいと思うのですが。現在までにそのような発表はされていません。

3)長らくWBAスーパーライト級のスーパー王者に認定されていたガルシアですが、ウェルター級に本格的に転向したために、10月に同レギュラー王座を獲得しているエイドリアン ブローナー(米)がスーパー王者に昇格した様子。

4)ブローナーがスーパーライト級の王座を獲得する以前に同暫定王座の座に就いていたホセ べナビデス(米)。今月、同王座の防衛戦+レギュラー王座への昇格戦を予定していましたが、どうやら無冠戦に出場するようです。

5)先月21日、元世界ライトヘビー級王者ボブ フォースター(米)氏が静かに息を引き取っています。1961年にプロ・デビューを果たしたフォースター氏。米国東海岸を拠点に、いくつかの黒星を交えながらも順当に白星を増やしていきます。1968年5月、当時ライトヘビー級王座に君臨していたディック タイガー(ナイジェリア)を4回で破り王座奪取に成功。順当に防衛回数を重ねながら、世界ヘビー級王座にも挑戦。1970年11月にジョー フレイジャー(米)には階級の差を見せ付けられ2回KO負け。しかし2年後、モハメド アリ(米)の持つNABFヘビー級王座に挑戦した試合では、フレージャー戦よりは善戦するも8回KO負け。再び最重量級の壁に跳ね返されます。

1976年に地元ニューメキシコ州アルバカーキで行われたホルへ アウマダ(亜)戦は、自身も認める地元判定で判定防衛に成功。それを期に14度守り続けた世界王座を返上しています。そのあたり、男気を感じますね。その後1978年まで戦い続けた氏の通産戦績は56勝(46KO)8敗(6KO負け)1引き分け。引退後、当然の如く名誉の殿堂入りを果たしています。

6)悲しいニュースが続きます。先月の25日、元3団体統一クルーザー級王者のオニール ベル(米)が地元米国ジョージア州アトランタで強盗に襲われ射殺されるという事件が起こっています。ベルは今月に41歳の誕生日を迎える直前でした。同市では数年前に、元ウェルター級、スーパーウェルター級王者のバーノン フォーレスト(米)も殺害される事故が起こっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする