細川、OPBF王座を獲得（OPBFスーパーウェルター級）

先月22日、大阪・住吉スポーツセンターで行われた試合結果です。
OPBF（東洋太平洋）スーパーウェルター級戦：
挑戦者細川　貴之（六島）判定2対1（115-113、115-114、110-118）王者デニス　ローレンテ（比）

＊日比苦労人同士の対戦となったこの一戦。元同級の日本王座保持者である細川が中盤戦に危ない場面に遭遇するも、試合全体を通してペースを把握。判定は分かれましたが（OPBF戦ではお馴染みですが）、前半戦のリードを守った挑戦者が勝利を収めています。

新王者はプロデビューから最初の5戦で2勝（1KO）3敗（2KO負け）。キャリアの中盤には3連敗や1勝を含んだ3引き分けなどを経験。日本王座も3度目の挑戦で獲得したまさにプロたたき上げの選手です。

昨年師走に日本で同王座を獲得しているローレンテ。細川がデビューした2002年には既にOPBFライト級王者として君臨。その後も何度も来日し、日本人選手の良き壁としてその存在をアピールしてきました。しかしこの8月には渡米し、あのジュリアン　ジャクソン（バージン諸島）の実子ジョンに大差の判定負けを喫しています。ローレンテの通産戦績は49勝（30KO）7敗5引き分け。日本のリングでの戦績は5勝（1KO）2敗1引き分けとなっています。すでに38歳となった比国人ですが、まだまだ頑張ってほしいですね。