最近(2015年12月27日ごろ)のニュースです。
1)8月にそれまで13度防衛してきたWBOクルーザー級王座を失っているマルコ フック(独)。2月27日に再起戦/世界王座復帰戦が決定しています。その試合でフックと対戦するのはIBO王者オラ アフォラビ(英)。マイナー団体の王者ながらも、実力では同級の第一人者として長らく認められてきた選手です。フックとアフォラビはこれまでに3度対戦しており、両者の対戦戦績はフックから見て2勝1引き分け。しかしドイツ人が勝利を収めて2試合も僅差の判定勝負でした。
この一戦には主要4団体の王座ではなくIBO王座が争われますが、注目度はそれら4団体王座より上をいくのではないでしょうか。
2)その1週間前の20日、延期となっていたWBAスーパーミドル級のレギュラー王座の再戦、フュードル チュディノフ(露)とフェリックス シュトルム(独)戦が行われます。
3)今月12日、これまで17戦全勝(12KO)のスリバン バレラ(キューバ)が、バーナード ホプキンス(米)が保持していたIBFライトヘビー級王座に挑戦経験を持つカロ ムラト(独)を5回でKO。セルゲイ コバレフ(露)のIBF王座の指名挑戦者に昇格しています。
4)タイソン フューリー(英)が王座を剥奪されたため、現在空位になっているIBFヘビー級王座。同級1位のヤケスラフ グラスコフ(ウクライナ)とチャールズ マーティン(米)により王座決定戦が行われる事が決定。その試合は来月16日に米国・ニューヨーク州で行われる事が決まっています。
5)8月にダニー ガルシア(米)に完敗し、そのまま引退すると見られていたポール マリナッジ(米)が今月12日、英国のリングに登場。アントニオ モスカティエロ(伊)をワンサイドの判定で破り、空位だった欧州ウェルター級王座を獲得。マリナッジ曰く、イタリア系米国人にとってこの王座獲得は以前からの目標だったそうです。
6)その翌日13日、タイのリングにコブラ諏訪(ピューマ渡久地)が登場。コンペッチ シスサイソン(タイ)を2回で破り、空位だったPABAスーパーウェルター級王座を獲得しています。諏訪の勝利は喜ばしい事なのですが、このタイ人の諏訪戦後の戦績は5勝7敗。しかし凄い事にコンペッチ、これまでの一つの試合を除いて11試合をKO/TKO決着で終えています。諏訪は7月にも同地のリングに登場しており、その時も負けが先行しているインドネシア人を2回でKO。その時は空位だったABCOのシルバー王座を獲得しています。諏訪には今後も海外で白星を重ね、いつかは日本、またはOPBF(東洋太平洋)王座を獲得してもらいたいですね。ちなみに諏訪はその両方の王座に2013年に挑戦しています。
1)8月にそれまで13度防衛してきたWBOクルーザー級王座を失っているマルコ フック(独)。2月27日に再起戦/世界王座復帰戦が決定しています。その試合でフックと対戦するのはIBO王者オラ アフォラビ(英)。マイナー団体の王者ながらも、実力では同級の第一人者として長らく認められてきた選手です。フックとアフォラビはこれまでに3度対戦しており、両者の対戦戦績はフックから見て2勝1引き分け。しかしドイツ人が勝利を収めて2試合も僅差の判定勝負でした。
この一戦には主要4団体の王座ではなくIBO王座が争われますが、注目度はそれら4団体王座より上をいくのではないでしょうか。
2)その1週間前の20日、延期となっていたWBAスーパーミドル級のレギュラー王座の再戦、フュードル チュディノフ(露)とフェリックス シュトルム(独)戦が行われます。
3)今月12日、これまで17戦全勝(12KO)のスリバン バレラ(キューバ)が、バーナード ホプキンス(米)が保持していたIBFライトヘビー級王座に挑戦経験を持つカロ ムラト(独)を5回でKO。セルゲイ コバレフ(露)のIBF王座の指名挑戦者に昇格しています。
4)タイソン フューリー(英)が王座を剥奪されたため、現在空位になっているIBFヘビー級王座。同級1位のヤケスラフ グラスコフ(ウクライナ)とチャールズ マーティン(米)により王座決定戦が行われる事が決定。その試合は来月16日に米国・ニューヨーク州で行われる事が決まっています。
5)8月にダニー ガルシア(米)に完敗し、そのまま引退すると見られていたポール マリナッジ(米)が今月12日、英国のリングに登場。アントニオ モスカティエロ(伊)をワンサイドの判定で破り、空位だった欧州ウェルター級王座を獲得。マリナッジ曰く、イタリア系米国人にとってこの王座獲得は以前からの目標だったそうです。
6)その翌日13日、タイのリングにコブラ諏訪(ピューマ渡久地)が登場。コンペッチ シスサイソン(タイ)を2回で破り、空位だったPABAスーパーウェルター級王座を獲得しています。諏訪の勝利は喜ばしい事なのですが、このタイ人の諏訪戦後の戦績は5勝7敗。しかし凄い事にコンペッチ、これまでの一つの試合を除いて11試合をKO/TKO決着で終えています。諏訪は7月にも同地のリングに登場しており、その時も負けが先行しているインドネシア人を2回でKO。その時は空位だったABCOのシルバー王座を獲得しています。諏訪には今後も海外で白星を重ね、いつかは日本、またはOPBF(東洋太平洋)王座を獲得してもらいたいですね。ちなみに諏訪はその両方の王座に2013年に挑戦しています。