先週末23日土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCウェルター級王座決定戦:
ダニー ガルシア 判定3対0(116-112x3)ロバート ゲレロ(共に米)
*フロイド メイウェザー(米)の引退により、空位となった王座の一つが争われたこの一戦。試合前の掛け率では10対1でガルシア有利とされていましたが、実際は白熱した打ち合いがフルラウンドに渡り繰り広げられました。
前半戦を有利に進めていったのは気合十分のサウスポー・ゲレロ。元IBFフェザー級王者とはいえ、ウェルター級に本格的に転向したのが2012年と3年以上前の事。同級に転向してきたばかりのガルシアとの体力差が特に序盤戦には目に付きました。
ガルシアも押されながらもコツコツとパンチを当てていきますが試合はゲレロのペースで進んでいきます。そんな中6回、ガルシアが明確なダメージング・ブローを数発ヒットさせゲレロの動きを止めます。この回を境に試合の流れはガルシアが完全に握っていくことに。
6回にはパンチが「効いていない」というジェスチャーを見せていたゲレロですが、それまで前進を止めなかったスタイルから一転してリング中央に立ち止まる時間が多くなります。逆にガルシアは左ジャブ、右ストレートを随所に当てていきポイントを連取。気がつけばペース、ポイント共にガルシアが逆転していました。
最終回、最後の力を振り絞って前に出たゲレロですが足がついていかず。結局は僅差ながらも明白な判定勝利を収めてガルシアが、空位の王座を獲得することに成功しています。
特にこれといった武器を持たないガルシアですが、どんな試合でも最終的に自分のペースに持ち込む巧さがあるようです。まだまだウェルター級の体重に慣れきっていないようですが、時間をかけていけばそれも解消されていく事でしょう。
WBCウェルター級王座決定戦:
ダニー ガルシア 判定3対0(116-112x3)ロバート ゲレロ(共に米)
*フロイド メイウェザー(米)の引退により、空位となった王座の一つが争われたこの一戦。試合前の掛け率では10対1でガルシア有利とされていましたが、実際は白熱した打ち合いがフルラウンドに渡り繰り広げられました。
前半戦を有利に進めていったのは気合十分のサウスポー・ゲレロ。元IBFフェザー級王者とはいえ、ウェルター級に本格的に転向したのが2012年と3年以上前の事。同級に転向してきたばかりのガルシアとの体力差が特に序盤戦には目に付きました。
ガルシアも押されながらもコツコツとパンチを当てていきますが試合はゲレロのペースで進んでいきます。そんな中6回、ガルシアが明確なダメージング・ブローを数発ヒットさせゲレロの動きを止めます。この回を境に試合の流れはガルシアが完全に握っていくことに。
6回にはパンチが「効いていない」というジェスチャーを見せていたゲレロですが、それまで前進を止めなかったスタイルから一転してリング中央に立ち止まる時間が多くなります。逆にガルシアは左ジャブ、右ストレートを随所に当てていきポイントを連取。気がつけばペース、ポイント共にガルシアが逆転していました。
最終回、最後の力を振り絞って前に出たゲレロですが足がついていかず。結局は僅差ながらも明白な判定勝利を収めてガルシアが、空位の王座を獲得することに成功しています。
特にこれといった武器を持たないガルシアですが、どんな試合でも最終的に自分のペースに持ち込む巧さがあるようです。まだまだウェルター級の体重に慣れきっていないようですが、時間をかけていけばそれも解消されていく事でしょう。