DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

石本が空位の王座を獲得(日本スーパーバンタム級)

2016年01月08日 01時34分20秒 | 日本ボクシング
先月21日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーバンタム級王座決定戦:
石本 康隆(帝拳)判定3対0(96-95x2、96-94)久我 勇作(ワタナベ)

*前王者となる小國 以載(角海老宝石)が返上した王座の後釜争い。元WBOの王者ウィルフレド バスケス(プエルトリコ)に競り勝ち、WBOインターナショナル王座をするも、これまで2度の日本王座挑戦はいずれも失敗している石本。対する久我は今回が初の王座戦に加え、この試合が初の10回戦出場となります。

石本の圧勝も予想されましたが、新鋭久我も大奮起。最終的にはキャリアで勝る石本の勝利となりましたが、敗者も株を上げた試合だったのではないでしょうか。

現在のスーパーバンタム級戦線に目を向けてみると、

WBA(レギュラー):スコット キッグ(英/防衛回数6)
WBA(暫定):モイセス フローレス(メキシコ/1)
WBC:フリオ セハ(メキシコ/0)
IBF:カール フランプトン(英/2)
WBO:ノニト ドネア(比/0)

ここにWBAの休養王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)が加わります。同級の注目は何と言っても2月27日に行われるフランプトンとキッグの王座統一戦でしょう。

そして日本国内に目を向けると、OPBF(東洋太平洋)の新王者として久保 隼(真正)が石本の王座奪取より5日遅れて就いています。その久保が獲得した王座の先任者である和氣 慎吾(古口)は既にIBF王座への挑戦権を確約されています。日本新王者の石本、今年の課題は現在の地位の安定作りでしょうね。
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