先日1日・火曜日、さいたまスーパーアリーナで行われた試合結果です。
2団体ライトフライ級王座統一戦:
WBC王者寺地 拳四郎(BMB)TKO7回2分36秒 WBA王者京口 紘人(ワタナベ)
*第5ラウンドは、少なくとも年間最高ラウンドの一つに挙げられるでしょうね。それまで多彩でスピーディーな左ジャブと、それに続く右ストレートで京口をコントロールしていた寺地。左ジャブに続く右で、ライバルからダウンを奪いました。しかしまだまだ半分以上残されたその回、後半になると京口も反撃。その強打で寺地をグラつかせるなど、王者の意地を見せました。
7回、再びその右で京口を危機に陥れた寺地。レフェリーはそこで躊躇することなく試合をストップしています。6回までの採点でも、3対0(60-53x2、60-54)で大きくリードしていた寺地が、WBC王座に続き、WBA王座を吸収する事に成功しています。
WBOライトフライ級戦:
王者ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ)判定3対0(117-111、116-112x2)挑戦者岩田 翔吉(帝拳)
*挑戦者らしく、終始攻める姿勢を貫いた岩田。しかしそのスタミナと、フットワークを駆使しながら試合巧者ぶりを発揮したゴンザレスが判定勝利を収め2度目の防衛に成功。次戦での、京口との対決が望まれます。
ライトフライ級の3人の世界王者が同一興行に出場し、両試合とも無事に終わりました。その試合後の(2022年11月4日現在)同級のタイトル保持者たちを確認しておきましょう。。
WBA:寺地 拳四郎(BMB/防衛回数0)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/1)
IBF:シベナティ ノンティンガ(南ア/0)
WBO:ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
日本:空位