今月5日、アラブ首長国連邦で行われた試合結果です。
IBFスーパーフェザー級戦(王座決定戦):
シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン)TKO9回2分35秒 ゼルファ バレット(英)
*3回にダウンを奪うなど、8回終了時まではバレットが試合を大きくリードしていました。しかし9回、英国人は右足に違和感が出たのか、突然と動きが止まってしまいます。相手のピンチは自分のチャンスという鉄則を着実に守ったラヒモフは、連打で2度のダウンを奪いそのままTKO勝利。逆転劇を演じると同時に、空位となっていた王座の獲得に成功しました。
タジキスタン人は2度のダウンを奪いましたが、どちらともパンチによるダメージというより、バレットが自分の体を支えきれずに押し倒されたというもの。しかし「運も実力のうち」。ラヒモフが勝利を収めた事実に変わりありません。
下記は新IBF王者が誕生した2022年11月11日現在の、スーパーフェザー級王者たちとなります。
WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:空位
IBF:シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):力石 政法(緑/1)
WBOアジア太平洋:木村 吉光(志成/0)
日本:坂 晃典(仲里/2)