先日30日、ふじさんめっせ産業交流展示場で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーフライ級戦(王座決定戦):
村地 翼(駿河男児)判定3対0(118-110、117-111x2)ウィルベルト べロンド(比)
*2019年9月に、プロ僅か5戦目で当時も空位だった同王座決定戦に出場した村地。その時は経験の少なさを暴露してしまい中盤TKO負けを喫してしまいました。その後、4勝(ゼロKO勝利)1引き分けと復調し、今回の2度目の挑戦まで漕ぎつけています。
試合は全般を通し、村地がジャブとフットワークでべロンドをコントロール。しかしべロンドも、KO率25%ととは思えない重いパンチでライバルに迫り、村地にとり気の抜けない展開が続きました。最終的には村地が大差の判定勝利を収め、2度目のタイトル戦で念願のベルトを腰に巻くことに成功しました。
アジア地域王座を獲得したとはいえ、実力、認知度共にまだまだ日本国内ですらおぼつかない村地。今後の活躍に期待しましょう。
下記は2022年11月2日現在の、村地を含めたスーパーフライ級のタイトル保持者たちとなります。
WBA:ジョシュア フランコ(米/防衛回数2)
WBC:空位
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/1)
WBO:井岡 一翔(志成/4)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:村地 翼(駿河男児/0)
日本:中川 健太(三迫/1)