今月19日、フランスで行われた試合結果です。
WBAクルーザー級戦:
王者アルセン グラムミリアン(アルメニア/仏)判定3対0(117-111x2、116-112)挑戦者アレクセイ エゴロフ(露)
*自身がコロナウィルスに感染するなどして、実に2019年師走以来の実戦となったグラムイリアン。序盤戦は後手に回る場面もありましたが、中盤以降持ち前の手堅く、重量感溢れるボクシングを展開しライバルを突き放す事に成功。強豪を退け、無難に防衛回数を伸ばしています。
身長186センチとクルーザー級としては理想的な体格の持ち主であるグラムイリアン。地味なクラスの選手ですが、定期的に防衛戦を行い同級を盛り上げていって貰いたいものです。
2022年11月27日現在の、クルーザー級王者たちの顔ぶれは下記にようになります。
WBA:アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏/防衛回数3)
WBC:イルンガ マカブ(コンゴ/2)
IBF:ジェイ オペタイア(豪/0)
WBO:ローレンス オコリー(英/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:カムシベク クンカバエフ(カザフスタン/0)