今月12日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOミドル級戦:
王者ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン)判定3対0(118-110、116-112x2)挑戦者デンゼル ベントレー(英)
*今年の5月に暫定王座を獲得し、その後戦わずして正規王者に認定されたアリムハヌリ。今回の初防衛戦は、指名挑戦者のベントレーを迎えることになりました。
試合は36分間を通し、おおむね王者がペースを支配する形に。しかし英国人が異様な粘りとタフネスを見せ、ストップはおろかダウンすらも拒み続けました。最終回にベントレーを何度もグラつかせたアリムハヌリでしたが、結局は試合終了のゴングを聞く形に。アリムハヌリが初めて12回戦を戦い抜くことになりましたが、明白な判定勝利を収め初防衛に成功しています。
アリムハヌリは現状でも中々の好選手ですが、同胞、そして同級の大先輩であるゲナディー ゴロフキンの後継者として認められるには、まだまだ時間がかかりそうです。
2022年11月21日現在の、ミドル級王者は下記のようになります。
WBA(スーパー):ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリスランディ ララ(キューバ/1)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
WBC(暫定):カルロス アダメス(ドミニカ/0)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/2)
WBO:ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン/1)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/1)
WBOアジア太平洋:能嶋 宏弥(薬師寺/0)
日本:国本 陸(六島/0)