DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ダラキアン、王座を死守(WBAフライ級)

2023年02月03日 05時57分45秒 | 世界ボクシング

先月末28日、英国で行われた試合結果です。
WBAフライ級戦:
王者アルテム ダラキアン(ウクライナ)判定3対0(116-112、115-113x2)挑戦者ダビド ヒメネス(コスタリカ)

*母国ウクライナに対しロシアが侵略行為を始めてから一年経ちました。その影響もあり、2021年11月以降実戦から遠ざかっていたダラキアン。ブランクのためか指名挑戦者で、前WBAゴールド王者ヒメネスの攻勢の前にタジタジ状態。12回を何とか戦い抜き、僅差の判定で王座を死守しています。

以前から防衛戦のペースが緩やかだったダラキアン。これが6年前の2018年2月に獲得した王座の6度目の防衛戦となりました。現在今回の試合が行われた英国には、サニー エドワーズがIBF王座に君臨しています。これを機に、王座統一戦は元より、リング登場のペースアップを図って貰いたいものです。

大善戦空しく、王座奪取ならなかったヒメネス。勝利を収めていたら、コスタリカ史上初の世界王者となっていました。今回の試合内容から見て、ヒメネスには遠からず2度目の世界挑戦の機会が訪れるでしょう。

下記は2023年2月3日現在の、フライ級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数6)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/4)
WBC(暫定):マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ/0)
IBF:サニー エドワーズ(英/3)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):桑原 拓(大橋/0)
WBOアジア太平洋:加納 陸(大成/0)
日本:空位

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