DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

フォスター、強豪バルガスを破り世界獲得(WBCスーパーフェザー級)

2023年02月16日 05時39分30秒 | 世界ボクシング

先週末11日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフェザー級戦(王座決定戦):
オシャキー フォスター(米)判定3対0(119-109、117-111、116-112)WBCフェザー級王者レイ バルガス(メキシコ)

*実力拮抗者同士による王座決定戦でしたが、試合前は2階級をで世界のベルトを獲得してきたバルガスにより注目が集まっていました。 

数年前には2階級下のスーパーバンタム級で活躍していたバルガスは、今回試合が行われたスーパーフェザー級でも長身の179センチの上背を誇ります。しかしバルガスと対し身長で劣るフォスターですが(と言っても174センチありますが)、体全体からパワーが感じられます。それに加えスピードと距離感でメキシカンを上回り、序盤からバルガスを圧倒していきます。

フロイド メイウェザー(米)を連想させる若干左が下がったスタイルの持ち主であるフォスター。左ジャブと右クロスでリードを広げていきました。中盤にバルガスも抵抗を見せますが、最後は米国人がコンビネーションでしっかりと締めくくりました。

強豪相手に明白な判定勝利を収め、世界のベルトを獲得したフォスター。今後が楽しみな選手です。37戦目にして初の黒星を喫したバルガス。今後はフェザー級に戻り、王座の防衛に専念していくようです。

 

WBO新王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)に続いて面白い存在が新王者に就いたスーパーフェザー級戦線。下記は2023年2月16日現在の、同級王者たちとなります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/0)
IBF:シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:坂 晃典(仲里/2)

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