最近(2023年2月15日ごろ)のニュースです。
1)ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)がIBFミドル級王座を返上。今後はWBAミドル級スーパー王者として、レギュラー王者エリスランディ ララ(キューバ)との統一戦の交渉に入る見通しです。すでに40歳となっているゴロフキン。今後は一体何を目指して戦っていくのでしょうか。
2)今月3日にWBOスーパーフェザー級王座を獲得したエマヌエル ナバレッテ(メキシコ)がこれまで保持していたWBOフェザー級王座を返上しています。これにより、4月1日に予定されているロベイシー ラミレス(キューバ)とアイザック ドグボエ(ガーナ)による一戦は、WBOフェザー級暫定王座決定戦から、「暫定」の2文字を除く事になりました。
3)減量楽(?)のために昨年獲得し、2度の防衛に成功したWBCスーパーフライ級王座を返上し、本来のフライ級に再転向したジェシー ロドリゲス(米)。クリスチャン ゴンザレス(メキシコ)とのWBOフライ級王座決定戦が、4月8日に米国テキサス州で行われることが正式に発表されました。
4)日本フライ級王座を返上し、世界王座挑戦の準備段階に突注したユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安)が今月4日、後楽園ホールでライトフライ級の世界ランカーであるジェイソン バイソン(比)と10回戦で対戦。阿久井は実力者相手に完封勝利(3対0:100-90x3)を収め、その存在を猛烈にアピールしています。
5)少々理不尽な形で尾川 堅一(帝拳)から奪ったIBFスーパーフェザー級王座を剥奪されていたジョー コルディナ(英)。4月22日に、コルディナの後釜に就いたシャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン)に挑戦する事が決まりました。
6)昨年夏にオレクサンデル ウシク(ウクライナ)に再度敗れ、ヘビー級王座への返り咲きを果たせなかったアンソニー ジョシュア(英)。4月1日にジャーメイン フランクリン(米)を相手に再起戦を行う事が決定しました。