DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

左フック一発!ララが新王者に(WBAフェザー級)

2023年02月24日 05時43分30秒 | 世界ボクシング

先週末18日、英国で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
挑戦者マウリシオ ララ(メキシコ)TKO7回2分54秒 王者リー ウッド(英)

*ちょうど2年前に、IBF王座を返上したばかりのジョシュ ワーリントン(英)と無冠戦で対戦し、番狂わせのTKO勝利を収めていたララ。ワーリントンとの再戦では負傷引き分けを経験するも、その後2KO勝利を収め今回の世界初挑戦にこぎ着けました。

2度目の防衛戦となったウッドが主導権を握り続けた試合でしたが、ララもその強打で英国人を脅かし続るエキサイティングな試合となりました。6回終了時までの採点では、3対0(59-55、58-56x2)でウッドが明白なリードを保っていましが、内容的にはほとんど差のない一進一退のものでした。

迎えた7回、この回も終わりに近づいてその時、メキシカンの見事な左フックが炸裂し王者がダウン。ウッドはカウント内に立ち上がりましたが、陣営がストップを要請したためにそこで試合終了。ララが見事なワンパンチで新王者の座に就いています。

 

WBAで王座交代劇が起こったフェザー級。2023年2月24日現在の同級の王者たちは下記のようになります。

WBA(レギュラー):マウリシオ ララ(メキシコ/防衛回数0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/0)
IBF:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:阿部 麗也(KG大和/1)
日本:空位

*今月頭にスーパーフェザー級王座を獲得後、WBO王座を返上したエマヌエル ナバレッテ。長期に渡り防衛戦を行わずにWBAスーパー王者に居座っていたレオ サンタ クルス(既に王座は返上)と、やたらにメキシコ色が強い現在のフェザー級戦線。如何に日本勢がここに絡んでくることが出来るかが、今年のフェザー級の注目点の一つと言っていいでしょう。

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