今月17日、ウズベキスタンで行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦(暫定王座決定戦):
カルロス クアドラス(メキシコ)判定2対1(116-110、115-111、111-115)ペドロ ゲバラ(メキシコ)
*一時は同正規王座の安定政権を築いていたクアドラスでしたが、2016年9月に王座転落以来、世界挑戦3連敗を喫するなど、そのキャリアは下り坂を辿っていました。対するゲバラは、2017年10月に寺地 拳四郎(BMB)の持つWBCライトフライ級王座に挑戦/失敗以来10連勝(5KO)を記録。2015年以来の2度目の世界王座、そして2階級制覇に向け並々ならぬ執念を燃やしています。
ベテラン同士による暫定王座決定戦は、クアドラスが2回、6回にダウンを奪うなどリード。しかしゲバラも最後まで食い下がり試合終了のゴングを聞くことに。判定は割れましたが、クアドラスが暫定ながらも世界王座への返り咲きに成功。同時に宿敵ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)への再挑戦の切符も手に入れました。
下記は2023年11月26日現在の、スーパーフライ級の王者たちとなります。
WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数0)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
WBC(暫定):カルロス クアドラス(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:中谷 潤人(MT/1)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:中川 健太(三迫/1)
日本:高山 涼深(ワタナベ/1)