ダンポポの種

備忘録です

夜道が暗くなる

2008年03月14日 23時55分49秒 | 鉄 道
今夜のニュース番組でも「なは・あかつき」のこと伝えていました。
夜9時のNHKでは「銀河」を取り上げていたぞ。

ブログでも、今回の寝台特急ネタを書いている人が多いですね。
中学生か高校生ぐらいの方が書いているブログでしょうか…、
『大人になって、自分で給料を得るようになったら、寝台列車の旅を存分に楽しもうと思っていたのに…』
みたいな記述が投稿されていました。
切実…。ちょっと寂しいことですね。
私が高校生のときは、こういう〝危機意識〟は感じていなかったです。


夜行列車は、すでにその役目を終えた…とも言われています。
これは時代の流れだ、と言うのです。

東海道新幹線が開業する直前のころの『時刻表』を紐解くと、
東京から九州への移動は、1日がかりの〝大仕事〟だったことが窺えます。

一例ですが、昭和39年9月号の『時刻表』によると、
東京7時00分発の特急「第1こだま」に乗ると、大阪には13時30分着。
大阪13時40分発の特急「みどり」に乗り継いで、博多に22時35分着。

当時、東京から九州(博多)へその日のうちに到着する方法は、これしかなかったのですね。
これ以外の列車を選ぶと、全て「夜行」になります。
東京を午前に発てば、博多に着くのは翌日の午前。
東京を夕方に発てば、博多に着くのは翌日の夕方。
道中で必ず「夜行」になっていたのですね。

一日で目的地までたどり着かないから「夜行」で走り続けた…、
夜行列車が輝いていた時代って、こういう頃の話なのだと思います。
それが、夜行列車が本来持っている美しさなのだと思うのです。
野生的な美しさ…というか。

↑何を言いたいのやら…。えらい、たいそうな話になってきたでぇ。

またこんど、書きますわ。
きょうは時間いっぱいです。
0時までに投稿することにしているので。
新幹線みたいですが…。(←0時までに運行を終える、の意味です)