きのうまでは暖かくて穏やかな天気でしたが、昨夜遅くから雨が降り始めました。
で、きょうは、例の、青年部会広報誌「駅探訪コラム」の取材(写真撮り)に行ってきました。
このコラム取材もこれで最終回です。
『しかし、なにも、こんな雨の日にわざわざ出掛けなくても…』
と、誰もが思う空模様でしたが、当面の業務スケジュールを眺めてみた結果、「きょう行っておくのが賢明かも…」と思いました。
先日から緊急業務が続いた影響も大きく、3月のスケジュールは当初の見込みよりも過密化しています。
「こりゃあ、天気は二の次にして、時間的に行ける日に思い切って出掛けておかないとダメだな…!」
と、にわかに気持ちを奮い立たせて、本日実行したものであります。
朝のうち、ウチの近所でもザアザアと降っていて、写真を撮りに行くのには絶望的な状況だったのですが、
インターネットで雨雲の動き(天気予報)を調べたら、関西地方の天気は、午後以降、西のほうから一気に回復するらしいことが分かりました。
「西のほうから、午後には回復するのか。ということは、私が現地へ着くころには雨も止んでいるのではないか?
要するに、写真を撮る瞬間に雨が止んでくれていたら良い…っていうだけやし。(←別に降っていても構わないけど)」
そんなわけで、行ってきた場所は、
↓山陽電車、八家駅です。
↑山陽電車の八家駅。「やか」と読みます。
本線にある駅で、大塩から姫路方向へ2つ目の駅です。
私が現地に着いたのは午後1時半ごろ。天気予報は的中し、もう雨は止んでいました。
↑本線の駅ですが、駅務室は昼間もシャッターで閉鎖されており、いわゆる「無人駅」の状態。…っていうか、無人駅なんです。
券売機、改札機、乗り越し精算機…、全てが自動化されています。
↑券売機コーナーの頭上に掲げられた運賃表。
自社線区間はもとより、阪神電車・阪急電車・神鉄電車の全線各駅へも「通し」で切符を買えます。
この運賃表に掲載されている駅で、八家駅からの運賃が最も高額になるのはどの駅だと思いますか?
乗車距離で考えれば「八家→阪急河原町」が運賃も最高になりそうでしょう。ちなみに、この区間の運賃は1,490円(おとな)。
しかし、思わぬ〝伏兵〟がいました。この運賃表に記載された最高額は1,550円! その駅の名は、粟生(神鉄電車)。
また、阪神なんば線の各駅まではここで切符を買えますが、大阪難波よりも先、近鉄線への切符は売られていません。
『近鉄線各駅へお越しのお客さまは、大阪難波駅までの乗車券をお買い求めのうえ、お降りの駅でご精算ください』と書いてありました。
↑駅周辺の見どころ。
のじぎく自生地が〝南のほう一帯〟だそうです。
↑神戸ゆきホームから、姫路方向を望む。
改札口は姫路ゆきホームの側にあり、神戸ゆきホームは構内踏切で結ばれています。
↑ホームの広告掲示板には、大和郡山の盆梅展を知らせるポスターも。
直通特急(山陽~阪神)と快速急行(阪神~近鉄)の乗り継ぎで、山陽沿線から奈良方面への移動も格段に便利になっています。
↑須磨ゆき普通。
↑阪神梅田ゆき直通特急(赤)。阪神8000系リニューアル編成。
直通特急は八家を通過します。
↑姫路ゆき直通特急(黄)。
↑姫路ゆき普通。
↑阪急三宮ゆき普通。