K田辺観測、きょうの最高気温は36.3℃でした。
京都市の最高気温は36.8℃でした。いずれも猛暑日復活!
◇ ◇ ◇
きょう、京都府の新規感染者数は17人。
大阪90人、兵庫20人、滋賀5人、奈良2人、和歌山2人。
東京247人。
きょうは土曜日(休日)だけど、休日系業務など予定無しだったので「歩き」に出動しました。
京都一周トレイル「東山コース」の残存区間、白川通今出川から比叡山まで、歩いてきた
比叡山への山道は、やっぱり、険しくて遠かった--
東山トレイルコースの終点-道標「東山74」まで、必死のパッチで登りました。
最終盤、ゴールが近づくにつれて怒涛の連続急勾配が待ち受けています。
コース概略は、事前にマップを見て、承知していたんだけどな。実際、厳しい上り坂でした。
きょうは、ラスト局面で、スタミナ切れでバテました
「ゴール目前の、最後の最後で、何回足を止めて息を整えたことか…
」
「え? 登坂力は復活したんじゃなかったの? もしかして熱中症か」
「熱中症ではない。ガス欠やな。そもそもの〝歩く力〟が、出なくなってしまった」
◇ ◇ ◇
「ひげ剃り(電気シェーバー)の充電が無くなる瞬間に、似てたかも…
」
「だんだんモーター回転が弱くなっていって、しゅぅぅっと止まってしまうやつ」
「でも、止まっても、しばらくして電源入れたら、またちょっと動いたりして」
「あるな…」
「きょうのラストは、まさに、そんな感じだった。
休んではちょっと前進し、休んではちょっと前進し…、を幾度か繰り返して、やっとゴールした」
「大変だったんやな
」
全行程を通して、「急いで歩いた」つもりはありませんが、きょうの前半区間は頑張りすぎたのかもしれません。前半は、ふだん甘南備山へ登るときのような感じで歩いてしまったのは…、否めないかも。反省。
甘南備山よりも標高がうんと高い比叡山に登るには、ペース配分を意識して歩くことが、やはり必要だな。
きょうは、余力があれば、比叡山山頂まで登り切ってしまおうかと、密かに思ってはいたのですが、
実際「それは到底無理じゃ…」と判断し、道標「東山74」を見届けてウォーク終了としました。
◎画像です
↑きょうもマイカーで出動し、京都市出町駐車場に止めて、ウォーク開始しました。
12時28分、出町駐車場前から歩き始め~。
「比叡山へ登ろう!と言うのにしては、スタートが遅すぎるよなぁ」
「自分でもそう思った
」
↑出町駐車場のすぐそばに、賀茂川(かもがわ)にかかる出町橋があります。鯖街道口の石標も。
↑ここは、賀茂川と高野川(たかのがわ)が合流する地点。→合流して鴨川になります。
大文字山(大の字)も見えています。
↑川端から今出川へ進んで、東へ向かいました。
↑白川通今出川(銀閣寺道。浄土寺橋)に着きました。
出町から約25分、2200歩ほど。
ウォーミングアップには十分…すぎる、というか、もうすでに汗だくです
ここから、トレイルコース(東山コース)の続きを歩きます。
↑12時57分、浄土寺橋(白川通今出川。「東山52-1」)を出発!
↑まずは、住宅街を通り抜けていきます。
↑13時09分。北白川仕伏町バス停。(読み:きたしらかわしぶせちょう)
↑東山55。日本バプテスト病院(正面建物)のそばを通って、山のほうへ進む。
画面奥、右手の道へ進み、病院の駐車場内を通り抜けていきます。
↑病院駐車場を抜けた先から、いよいよ山道に入りました。
東山56-1。
↑13時15分。北白川大山祇神社(北白川おおやまつみ神社)。
↑北白川大山祇神社の先で、トレイルコースは2ルートに分かれます。
ずうっと先の地点でまた合流するので、どっちを通っても良さそうです。
私は茶山・瓜生山経由のルートへ。
↑東山56-2。
ここから先、茶山へ向けてぐんぐん登っていきました。
↑13時27分。茶山てっぺん。(東山56-3)
↑茶山付近からの眺望。
↑13時31分。白幽子旧跡(はくゆうし旧跡)。東山58-1。
昔むかし、白幽子(はくゆうし)という人が、このへんに住んでおられたそう。
家があったというより、山の岩窟で暮らしていたそうです。
こんな山奥で暮らすなんて、すごいなぁ。
…とりあえず、蚊が多かった。ぱちっと写真だけ撮って、すぐにここを離れました。
↑くぼみのように一段低くなっていた白幽子旧跡のところから、くいっと登って、東山58-2。
↑「ここは大雨のときは川のようになるのだろうな…」と想像しながら歩きました。
石がゴロゴロしているデコボコ道なので、足元に要注意です。
私は、靴底が厚めのクツを履いてきています
(登山靴ではないけれど)
↑東山59-1。
ここまで上り坂が続きました。道標に着いたら足を止めて一休みします。
↑13時42分。
瓜生山(うりゅうざん)のてっぺんに着きました。標高301m。
↑13時53分。白鳥山分岐点。左へトレイルコース、右へ白鳥山。
道を間違えないよう…なのか、右へは倒木が置いてあります。通行止めなのかな?
きょうはトレイルコースを進みました。
↑14時04分。「東山64」。
ふもとへの下山道(曼殊院経由)との分岐点。トレイルコースは「右へ」です。
↑同上。「東山64」の地点にて。休憩しました。
「さっきから気になっていたんだが、これ〝ウォーキング・ポール〟やろ? 平坦路で使うやつやで…
」
「登山仕様はトレッキング・ポールっていうんかな。でも、わし持っていないし」
使うシーンを間違っているのは承知の助で、ウォーキングポールで比叡山まで登りました
転ばぬ先の杖としては、十分に役立ったと思う。
(
転ばぬ先の…って、そういう使い方をするモノじゃないんだって)
↑14時23分。東山66。
てんこ山へは、ここから分岐するみたい。
きょうは、トレイルコースに専念して進みます。
↑14時30分。東山67。石鳥居の前です。
↑14時34分。
石鳥居のところから一気に谷を下って、沢(小さな川)を渡りました。
↑14時39分。
さっきの沢を渡ったところからぐいっと登って、また下って、二つ目の沢渡り。
↑14時41分。東山68。
また、さっきの沢を渡ったところからぐいっと登って、下って、三つ目の沢渡り。
↑14時43分。東山69。
水飲対陣跡碑(みずのみたいじんのあと 碑石)。
三つ目の沢を渡ったところから、またぐいっと登って、ここへ到りました。
トレイルコースとは別のルートですが、ふもとの修学院から雲母坂(きららざか)を登ってきたら、この場所へ合流するみたいやね。
それにしても…
石鳥居の前~水飲対陣跡碑まで、連続して三つの沢を渡りました。
距離は知れているんだけど、山道はアップダウンの連続でした。
沢と沢の間では、ぐいっと登って、直ちにぐいっと下る、が繰り返されました。
あとから思うと、この区間の歩き方には、工夫が必要だったかもしれません。
きょうは、ここで、残存体力をほぼ使い果たしてしまったような気がします。
最後に〝ガス欠〟してしまった原因のひとつだったかも…。
↑15時05分。東山71。
広場があったので、休憩しました。
水飲対陣跡碑からここまでも、上り坂の連続でした。
このへんも、大雨が降ったら山道は「川」になるのだろうと思います。
きょうは、水が流れていない〝溝のなか〟を歩いて、登っていく印象でした。
勾配もあったし、けっこうしんどい区間でした。
ここで、体力(残りエネルギー)はほぼ限界状態になっておりました
↑15時14分。東山72。
立ち止まってしまった
「
エネルギーが底を尽きました」(
残念なお知らせだ…)
ゴール目前なのに、ここでおしまいかーっ!?
ゴールまで距離は知れているようだけれど、まだ高低差があるみたい。登らないと到達できひん。
↑倒木がいっぱい。この先に「東山73-1」。
立ち止まって休み、体力が少し回復したら歩き、またその先で立ち止まって休み…。
マップを見ると、距離的にはゴールのすぐそばまで来ているので、なんとか到達してしまいたい。
↑15時28分。行者道回りで、東山73-3から展望スポットへ到達。
↑展望スポットのそばに、電波塔があります。
↑その先は平坦路で、進むと、木々の向こうに〝建物〟が見えてきました。
「ケーブルカーの駅だな。ゴール地点だ
」
↑ケーブル比叡駅前です。
「着いたー
」
↑15時30分。HIEIZANに到着しました。
↑ケーブル比叡駅のすぐ前にある、道標「東山74」です。
標高690m。
この道標が「東山コース」の終点ですが、トレイルコースは、この先へまだまだ続きます。
ここからは比叡山~奥比叡を経て鞍馬方面へ至る「北山東部コース」が展開します。
「それも、歩くつもりなん?」
「歩いてみたいなあと思ってる。まず、マップを手に入れて、コースの確認やな」
きょうのゴールをもって、伏見稲荷から比叡山までの、京都一周トレイル「東山コース」を全区間踏破しました。(伏見桃山から伏見稲荷までの伏見・深草ルートも全区間踏破した
)
これからも、「東山コース」へは歩きに出かけることがあると思います。
逆向きコースで歩いてみるのも面白いだろうと思います。
◎下山します
↑本当は、歩いて下山したいところだけれど、きょうはケーブルカーで下ります。
ケーブル比叡駅から、下山。
↑15時45分発のケーブルカーに乗りました。
↑ケーブルカーを降りたあと、八瀬比叡山口駅から叡山電車で出町柳へ戻りました。
出町柳でおりて、京都市出町駐車場へは16時20分ごろ着き、マイカーで帰宅しました。
◎きょうのまとめ
出町駐車場から歩き始めて、出町駐車場へ戻ってくるまで、所要ちょうど4時間でした。
歩数は1万5200歩でした。
そのうち出町→白川通今出川まで2200歩だったので、差し引くと、トレイルコース区間は1万3000歩でした。ケーブルカー・電車利用で下山したので、比叡山から出町駐車場まで戻ってくるときの歩数はそんなに多くないです。トレイルコース区間に含んでおきます。