もう、ずいぶん日が過ぎてしまったけれど、3月末に出かけた「乗り歩き」のまとめ記事(画像貼り)です。
去る3月25日、日帰りにて、群馬・栃木方面を訪ねてきました。
当日は、京都~東京間は新幹線で往復し、現地(関東)滞在中は18きっぷで移動しました。
両毛線・日光線・烏山線に乗ってきました。
◇ ◇ ◇
平成26年3月25日(火)。 天気、概ね晴れ。
朝6時前に自宅を発ち、近鉄で京都駅へ出て、京都6時38分発の「のぞみ100号」(東京ゆき)に乗り込みました。
春休みがスタートしたこともあってか、早朝にも関わらず、新幹線車内には家族連れの姿も多く見られました。
こんなに朝早く、関西から新幹線(東京ゆき)で出かける所といえば…、きっと、東京ディズニーランド!(←だろうね)
道中、静岡県内にて、「左窓に富士山がきれいに見えている
」 旨を伝える車内放送が入りました。
〝C席〟に座っていた私も、通路越しに左窓の様子を窺い、富士山の姿をばっちり確認。
ホンマにきれいに見えていました。
8時46分に、品川へ到着。
私は、ここで「のぞみ」を降りて、新幹線改札口(出口)から一旦〝駅の外〟へ出場しました。
ものすごい勢いで通勤ラッシュの人波が流れゆく「自由通路」を、ちょこっと歩いて、在来線改札口で「18きっぷ」を呈示して、再び入場。
ここからは、18きっぷを使って乗り歩いてまいりました。
以下、画像を貼っておきます。
快速「アーバン号」で、高崎へ
↑まず、品川から上野へ移動して、上野から快速電車で高崎へ。
高崎から新前橋を経て、両毛線を走破して小山へ出ようと思います。
↑品川から京浜東北線に乗って、上野までやって来ました。
上野9時37分発、高崎線直通の快速「アーバン号」に乗りかえて、終点の高崎まで行きます。
画像の列車が、快速「アーバン号」です。
↑アーバン号は上野始発だし、私も早めに上野駅へ着いていたので、余裕で座ることができました。
ボックス席車両に居場所を確保して、高崎までの車窓を楽しみました。
↑浦和にて、対向列車の特急「あかぎ6号」とすれ違い。
おおっ!651系だ。
長らく「スーパーひたち」として常磐線を走っていた651系特急車両が、リニューアルの上、この春から高崎線方面の特急に転向。
↑まもなく、高崎へ到着します。
両毛線
↑両毛線は、新前橋~小山を結ぶ線です。
↑高崎で乗り換え。11時28分発の両毛線・普通小山ゆきは、211系5両編成でした。
新前橋から先の区間が両毛線ですが、電車は高崎始発です。(高崎~新前橋間は上越線)
↑岩宿にて。(両毛線内で写した、数少ない画像)
乗客は結構多く、ロングシートも埋まっている時間帯が多かったです。
ほかの乗客もいるし、あまり、カシャカシャと
写せるような状況ではなくて、この車内では撮影が難しかったです。
両毛線内での画像は少ないです。ご勘弁。
115系だったら、ボックス席があったんだけどな
↑それはそうと、この車両…、ひとつ気になったんだけど、窓がめちゃめちゃ汚れていました
汚れすぎ
外の風景が、かすんで見える~
車体洗浄のスケジュールとか、もちろんJRの都合もあるんだろうけれど、窓はきれいにしておくのが良いと思いました。
↑桐生にて。 わたらせ渓谷鐡道との乗り換え駅。
ここに限らず、両毛線には、ほかの鉄道線との乗り換え駅が結構多いです。
特に、東武鉄道との乗り換え駅が多いのが、両毛線の特徴です。
↑足利、佐野、栃木と、東武線との乗り換え駅では乗降もあり、車内も人の動きが活発でした。
最後は、混雑した車内のまま、終点の小山へ着きました。小山13時18分到着。
小山のホームは、東北新幹線の高架下へもぐりこんだ格好です。
降車客の人波が、ホームを後にします。
日光線
↑両毛線に乗り終えた私は、小山から宇都宮線(東北本線)で宇都宮へ移動しました。
ちなみに、小山から出ている「水戸線」も未乗線ですが、今回は水戸線は見送ります。また乗りに来ます。
今日はこれから、宇都宮から分岐する「日光線」に乗って、そのあと、宝積寺から分かれる「烏山線」にも乗ろうと思います。
↑宇都宮へ到着。 ホームを移動して、日光線に乗り換え。
画像は日光線ホームへの階段口。
壁面の発車案内に出ている、14時17分発の日光ゆきに乗りました。
↑日光線の車内。乗降ドアの頭上にある、停車駅案内図(日光線のみ)。
宇都宮~日光間は40.5kmあるんだけど、この案内図にあるように、途中駅は5駅しかありません。
実際に乗ってみた印象は、「ひと駅(駅間距離)がめちゃめちゃ長いな
」という感じです。
40.5kmというと、京都で考えたら、JR奈良線(と大和路線)が結ぶ「京都~奈良間」の41.7kmとほぼ同じです。
京都~奈良間を結ぶ<みやこ路快速>でも、途中停車駅は〝6つ〟あるものな。
日光線は、ほんとうに駅間距離が長い線だと思います。
↑日光線の電車は205系の4両編成でした。
宇都宮を発車した時点では、立ち客も多く、結構な乗り具合でした。
途中の駅で順次降車があり、少しずつ車内は空いてきたけれど、〝がばっ〟と一気にお客が降りたのは、終点ひとつ手前の今市でした。
今市から日光までの一駅区間は、車内もガラガラ…
車窓風景も写し放題(?)のひとときでした。
↑終点の日光に着くところです。
↑日光にて。
205系が、日光線向けにリニューアルされて使われているんやね。
↑日光にて。
画面奥に、東武電車が見えます。
↑日光駅。
↑駅前からの風景。
山々にはまだ雪が残っている様子が、見えました。
↑4扉ロングシートの車内。
そもそも205系だし、車内は〝通勤型車両〟の雰囲気そのまま。
ボックス席でもいいから、クロスシート配置だったらいいのになぁ~と私は思ったけれど、これは、よそ者の声。
駅間は長いものの、途中駅での乗降は結構あるみたいだったから、地元の方にとっては、通勤型車両の方が使い勝手が良いのかもしれません。
烏山線
↑日光線を往復して宇都宮へ戻った私は、休む暇なく、宇都宮線(東北本線)の下りに乗り、宝積寺へ移動しました。
宝積寺で乗り換えて、ここからは烏山線に足を踏み入れます。
↑宝積寺駅の建物。
↑新型車両「ACCUM」(アキュム)のデビューを伝える掲示。
↑これが「アキュム」こと、EV-E301系、蓄電池電車。
宝積寺16時35分発の烏山ゆき。
屋根の上にはパンタグラフが付いていて、見た目は、ふつうの電車です。
車両には蓄電池が搭載されていて、電化区間では、通常の〝電車走行〟のかたわら、蓄電池への充電も行う仕組みだそう。
蓄電池に充電された電気を使って、非電化区間を走行することもできるのが、この車両のすごいところです。
画像は、宝積寺を発車する直前までパンタを上げて〝充電〟に余念がない…、ってところかな。
宝積寺から烏山まで「非電化」の烏山線を、蓄電池のパワーで走ります。
↑宝積寺にて。
ホーム向かいの番線に、宇都宮線の上りが入ってきました。
湘南色の車体帯をまとった205系ですな。205系のこのカラー、初めて見た
↑宝積寺を発車して、烏山線をたどっていきます。
そんなにスピードは出していませんでしたが、発車時に床下から聞こえるモーター音は、まぎれもなく〝電車〟でした。
非電化区間を走っていることを、忘れてしまいます。
↑大金(おおがね)にて。
入場券買って、神棚にあげておきたい気がする…
↑終点・烏山へ着きました。
↑烏山には17時11分に到着。
列車は、およそ半時間の停留の後、17時37分発で折り返す運用です。
↑烏山にて。
ホーム足元に「充電ゾーン」と書かれています。
「
なんだ、充電ゾーンって?」
ふと、屋根を見上げると、パンタが上がっているではありませんか。
この場所だけ、〝電化〟されているんやね。折り返しの停留中に充電する仕組みなのですね。
↑烏山にて。
〝電化されている〟のは、ホンマに、この場所だけです。車両1両ぶんの長さだけ。
↑車内にはモニター画面があり、その時どきの電気の流れを説明してくれていました。
↑この車両で烏山線を往復しました。
復路は、宝積寺からそのまま宇都宮線に直通して宇都宮まで走るダイヤでした。
宇都宮に18時33分到着。
◎宇都宮→上野
烏山から宇都宮へ戻ってきて、これにて、きょうの予定(目的)はすべて達成しました。
両毛線・日光線・烏山線に全部乗れました。
せっかく宇都宮へ来たのだし、駅を出て、有名な〝ギョーザ〟をいただきながら
を一杯…、とか思うのですが、
やっぱり、きょうは「18きっぷの旅」なので、普通列車で東京まで戻るほうを選びます。
いま、ここでギョーザとビールをやってしまうと、宇都宮から東京までの区間も新幹線(東北新幹線)で帰らなくてはいけなくなります。
せっかく18きっぷで乗り歩いているのだから、きょうはそれに徹して東京駅まで戻ろうと思います。
↑宇都宮18時41分発の通勤快速で上野まで戻りました。(上野まで所要1時間30分ほどです)
ギョーザを断念した代わりに、旅の最後のお楽しみで、この区間はグリーン券を購入しました~
普通列車の自由席グリーンは、18きっぷにグリーン券を買い足すだけで乗車可能です。
↑グリーン車内にて。
喜んで、階上席に乗ってみた
宇都宮から上野まで、楽ちんでした。
上野へ着いたあとは、山手線で東京まで行き、そこで「18きっぷの旅」は終了。
一旦改札を出て、新幹線の切符を買い求め、東京20時40分の「のぞみ423号」(新大阪ゆき)に乗って、京都へ帰ってきました。