ダンポポの種

備忘録です

ダンポポ、お通夜まいり

2011年04月06日 21時36分03秒 | 日記・雑記
業務外業務(=某委員会)でご一緒しているメンバーのお家でご不幸があり、今夜が「お通夜」でした。
私は明日は京都ヘッド行きの用件があるので、告別式には参列できません。なので、きょうのお通夜にお参りしてきました。


黒ネクタイで参列の新鮮さ(?)
式場は、日頃から緊急業務でお邪魔することがある場所でした。
でも、きょうは、私にとっては緊急業務じゃないんです。ただお通夜にお参りさせていただくだけ…。
業務服ではなくて、黒ネクタイの礼服でこの場所を訪ねることが、私にとっては非常に〝新鮮〟でした。
お通夜を、参列者の視線で眺めることができる、貴重な経験なのです。

式場に着いて、まず、受付で記帳。カード型の用紙にボールペンで書く仕組みでした。
「香典はご辞退もうしあげます」とのことで、今やこれが当たり前みたいになってしまいましたね。
『故人の遺志により、ご香典を頂戴します』
と言うほうが、並々ならぬ勇気と決意の堅さが感じられるようです。(←そんなこと言う人いないけど…)


ぎこちない会話
受付を済ませて、待合コーナーへ進み、ベンチ席に腰掛けて待機しました。
同じように受付を済ませた若い男の人が、ぷらぷらと、あてもないといった感じでベンチ席へやってきました。(まだ通夜は始まっていません)
なんとなく私と目線が合って、その人は「ご愁傷様です…」とお辞儀してくださいました。
『俺に言ってどうするんだ…』と即座に思いつつも、口をついて出た返事は「どうも、このたびは…」だって。
↑なんなんだ、この会話は!

業務外業務(某委員会)のメンバーもぽつぽつと姿を見せはじめ、私もホッとひと安心。
お通夜とか告別式とかって、知っている人がいなくても別に構わないけど、まあ、でも、知りあいと一緒だったら安心ですわな。

その後、式場内の椅子席に案内されて、ご住職様の読経にあわせて合掌してきました。


焼香が済んだら帰ります??
お通夜において、きょうの私みたいな「一般参列」の人々は、焼香を済ませたら、その足で式場を後にする(帰ってしまう)のです。
日頃の緊急業務の際にもいつもそうですから、驚きませんけれど、これって京都風のお通夜なのかなぁ。
ほかの地域では、どういうやり方なんだろう。
『焼香が済んだとはいえ、まだ読経が続いているのに、なんで帰ってしまうの?』
という思いを、私はずっと抱いているのですが…。
それがお通夜というものなんでしょうか。

なんだか、ふざけた目線で書きまとめてしまったようですが…、故人様への合掌礼拝は、しっかりとやりました。
このようにお通夜にお参りさせていただいた御縁にも、感謝いたします。