ダンポポの種

備忘録です

たんば3号

2011年03月07日 12時46分09秒 | 旅のあと
おととい、3月5日(土)の記録です。

山陰本線・福知山線の183系電車特急-「たんば」・「北近畿」に乗ってきました。
京都から「たんば3号」で福知山へ行き、福知山からは「北近畿16号」で新大阪へ舞い戻り、ラストは新大阪から〝継割〟新幹線…ではなくて、新快速で京都へ帰ってきました。



↑京都駅ホームにて。
 3月5日(土)、14時25分発の「たんば3号・まいづる5号」(二列車併結)に乗りました。(←こんな時刻から出かけて行ったんかい!)
 当ブログ3月3日の記事にも「たんば・まいづる」の画像を貼っておりますが、それが先週の日曜日に撮影した、同時刻の列車です。
 先週はホームから撮影しただけで、今回は実際に乗ってみた。



↑テールライト点灯で発車を待つ、編成の最後尾。
 前寄り4両が「たんば3号」、後ろ寄り3両が「まいづる5号」。
 なので、最後尾には「まいづる」のヘッドマークが輝きます。
 この車両、先週写したやつとは顔つきがちょっと違うな…。顔つきにバリエーションがあるんやね。



↑ホームを前方へ移動しました。編成の一番前、「たんば3号」の1号車(グリーン車)です。
 山陰線の183系には、1両を半分に仕切った〝半室グリーン〟の車両もありますが、この編成では1両まるまるの「全室グリーン」になっています。
 この「全室グリーン」タイプの車両(編成)も、こんどのダイヤ改正を機にお役御免となるらしい。



↑…というわけで、たんば号のグリーン席で「さよなら乗車」してみました (←ホンマに乗ってきたんかいな…)







↑車内のようす。重厚感ありすぎの座席です。
 ダイヤ改正前の最後の週末だったけど、グリーン席の乗客は数名だけで、9割方が空席でした。(客は、私を含めてみんなテツ系だったと思う)
 これじゃあ、〝半室グリーン〟が主流になるのも当然かな。
 ダイヤ改正後も残される車両、並びに新型287系ともに、今後の山陰線特急は半室グリーンで揃えられるようです。
 それはともかく、やっぱり快適な座席でした。背もたれを倒したらとても楽チンで、道中、ふつうに〝昼寝〟してしまった区間も…
 



↑京都駅構内にも、新型287系の姿が見られました。乗務員さんの練習かな(?)
 発車前に、横着して車内から撮影したもの。



↑保津川の車窓風景。



↑トンネルを走行中。



↑園部を過ぎると単線になります。





↑綾部で、後ろ寄りの「まいづる」編成を分離し、4両編成の「たんば」はラストスパート。
 最後は高架区間に駆け上がり、車窓には整えられた町並みが広がってきて、終点・福知山に到着です。



↑福知山へ到着直後に、大急ぎでホームの前寄りへ走っていき、写してみた。
 『最後に「たんば」のヘッドマーク(サイン)を一枚撮っておくぞー!』 …って、もう回送になってるやんけー!
 確かに福知山終着の列車ではあるけれども、ヘッドマークは恐ろしいほど手際よく収納されてしまうんだな。旅の余韻に浸るっていうのは無しなのか…。
 (或いは、ホームに入線する前から、すでに回送にまわしてあったのかも知れません…)



↑隣りに止まっているのは、「文殊」じゃあ~りませんか。(文殊2号、新大阪ゆき)
 新大阪~天橋立間(福知山線・宮福線経由)に1日1往復だけ設定されている、レアな一品です。
 もっとも、運転区間が重なる「タンゴエクスプローラー」とともに、こんどのダイヤ改正で名称消滅する運命です。




↑福知山駅ホームにて。みなさん、撮影組です。



↑私が乗ってきた「たんば3号」と同じホームの向かい側に、新大阪から福知山線経由でやってきた「北近畿11号」が到着。





↑ヘッドマークまわり、疲労の色が隠せない感じではあります。



↑福知山終着だった「たんば3号」からの乗り継ぎ客も受けて、「北近畿11号」は城崎温泉を目指して行きます。
 福知山線の電化以来、長く親しまれてきた「特急・北近畿」の愛称も、こんどのダイヤ改正で変更されます。
 運行区間はそのままですが、新型287系電車の投入にも合わせて、「こうのとり」という列車名になります。


(つづく)




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