真夏の日差しが照りつける酷暑の中で、毅然と気高く咲き続ける花、百日紅(サルスベリ)。名前の由来を調べてみました。
「サルスベリ」は、中国原産、高さ2~8メートルほどのミソハギ科の落葉高木。夏を中心に花を咲かせ、花は白いものもあるが、赤が一般的で、次から次へと花が咲き、百日にもわたってどこかに花を咲かせているので中国では「百日紅」と呼んだ。しかし、日本ではその幹がつるつるしているので、木登りの上手な猿でさえ登れないということで「猿滑り」と名がついたという。猿にとっては失礼な話だろう。
「百日紅」と「サルスベリ」 中国と日本、それぞれ目のつけどころの違う名づけ方をしているところも面白い。
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」
加賀千代女(かがのちよじょ)
「炎天の 地上花あり 百日紅」
高浜虚子(たかはまきょし)
「空と地の 紅も涼しき 百日紅」
勿忘草(わすれなぐさ)
2005.08.17
「サルスベリ」は、中国原産、高さ2~8メートルほどのミソハギ科の落葉高木。夏を中心に花を咲かせ、花は白いものもあるが、赤が一般的で、次から次へと花が咲き、百日にもわたってどこかに花を咲かせているので中国では「百日紅」と呼んだ。しかし、日本ではその幹がつるつるしているので、木登りの上手な猿でさえ登れないということで「猿滑り」と名がついたという。猿にとっては失礼な話だろう。
「百日紅」と「サルスベリ」 中国と日本、それぞれ目のつけどころの違う名づけ方をしているところも面白い。
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」
加賀千代女(かがのちよじょ)
「炎天の 地上花あり 百日紅」
高浜虚子(たかはまきょし)
「空と地の 紅も涼しき 百日紅」
勿忘草(わすれなぐさ)
2005.08.17