勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

小選挙区比例代表並立制

2005-09-12 23:58:33 | Weblog
 第44回総選挙は自民党の歴史的圧勝で終わったが、「小選挙区比例代表並立制」という制度、どうも納得いかない。

 小選挙区は、日本全国を300の小選挙区に分けて、ひとつの選挙区から当選するのはひとりだけ。
比例区は、11ブロックで、総定数180。合わせて480議席になるわけだが、小選挙区では、接戦の場合得票率が低くても、一位であれば当選するので、死票が多くなる。

 例えば、一位の得票率が35%であった場合、残りの65%は死票になるわけだ。
その結果、各政党の得票率の差が少なくても、議席数では大きな開きがでることもある。

 今回の場合、小選挙区での得票数で見ると、自民党と民主党は3,251万票対2,480万票で、得票数では1.3倍だが、議席数では4倍を超す差がついている。

 また、小選挙区制と比例代表制、どちらにも立候補できる「重複立候補」制度があり、小選挙区で落選しても、比例区で当選してしまう。
それなら、小選挙区で投票する意味がないと思うのだが・・・。

 この矛盾、僕の頭では理解できないのだが、皆さんは納得しているのでしょうか?
 
《衆議院総選挙の仕組み基礎の基礎》 こちらに衆議院総選挙の仕組みについて、わかりやすく解説されています。
2005.09.12