勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

十戒

2006-09-10 22:20:25 | Weblog
モーゼの十戒 
1
ヤハウェが唯一の神であること
2
偶像を作ってはならない(偶像崇拝の禁止)
3
神の名をいたずらに取り上げてはならない
4
安息日を守る
5
父母を敬う
6
殺人をしてはいけない
7
姦淫をしてはいけない
8
盗んではいけない
9
偽証してはいけない
10
隣人の家をむさぼってはいけない

 ユダヤ教による十戒は、1~4までは宗教的な戒律、5~10は人と人との間の教えである。

 少年たちによる悲しい事件が後を絶たない。彼らにとっての生命とは何だろう。
日野原重明さんは著書「生き方上手」のなかでいっている。

 
 私が子どものころには、夏休みが明けてみると、同級生の一人二人あるいは幼い知り合いの子どもが病気や事故で亡くなっていることがよくありました。
ところがいまでは、死はテレビや小説のなかにだけに存在するフィクションであるかのようです。日本人のほとんどが病院で死ぬようになってから、よほどの近親者でもない限り、死の場面に遭遇することはありません。
いのちあるものにいずれ死が訪れることは頭ではわかっていても、実感はない。人の死によってもたらされる喪失感や心の痛み、その他諸々の感情に、ことに若い人たちは未知です。

-日野原重明さん-


 人として最低限守らなければならないのが、「殺人をしてはならない」だろう。少年だけではない、大人だって同じだ。ましてやテロや戦争による大量虐殺など言語道断。「一人を殺せば殺人、多数を殺せば英雄」そんな道理があるはずもない。

 ところであなたは人を殺したいと思ったことがありますか?
僕は殺したいと思ったことがあるかどうかは忘れました。たぶんあると思います。
「死ねばいいのに」と思ったことはたくさんあります。
子どものころ、いつも親父に叱られてばかりの僕は、その度に「親父なんか死んじゃえばいいのに」と思っていました。十戒の「5」に反しています。
また、恋敵を「死ねばいいのに」と思ったこともあります。「7」に反しているのかなぁ?
他にも心の中では多勢の人を殺しているかもしれません。



私もあの犯人と
同じことを
考えたことがある
それがどんなに
悪いことか
今 あの人が教えてくれた

-星野富広さん-



小噺

「貴女は離婚を考えたことがありますか?」 
「いいえ、一度もありませんわ」
「ただ・・・」
 
「ただ、なんですか?」 
「殺そうと思ったことは何度もあります」
 2006.09.10