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物事はすべて因縁によって生じたり消えたりするという。
病気も怪我もすべてのことは、起るべくして起こり、成るべくして成る。自分にとって都合の悪いことが起きてもそれは因縁の結果である、というのが仏教の教えらしい。
自分にとって、どんなに都合のわるい事が起きても、そのことをどう受け止めていくか****、それが大事だと、雲門禅師がいった言葉、それが『日日是好日(にちにちこれこうにち)』ということだそうだ。
相田みつをさんは言う。
「自分の都合、自分の損得勘定の物差しを離れて、あるがままに受けとめてゆく、つまり貴重な体験、貴重な反省の機会として受け止められたら、悪い日が好い日に好転するのではないでしょうか?」
と。
自己管理の不備で風邪をひいた我が身にとって、皆さんの温かい励ましと、お見舞いの言葉には、どれほど勇気付けられたことでしょう。
独り身の僕にとって皆さんの温かい言葉は、一人ではないという実感とともに、これも何かのご縁であり、去る16日にお話した相田みつをさんの『おかげさま人生』であると実感するのでした。
この世の物ごとはすべて、いろいろな関係の中で起こったり消えたりする。単独に存在するものはひとつもない。全体の関係の中で、お互いに関係しあって、生かし、生かされている。それが縁起。つまり持ちつ持たれつの関係が縁起で、仏教の根本的な考えだそうです。
僕は無宗教ですが、皆様の『おかげさま』で熱も下がり、今日の青空のようにすがすがしい気持ちで、多くの方の温かさを身に染みて感じ、お礼の言葉を述べさせていただこうと思いました。
皆様の心温まる気持ちに感謝し、これからの季節、皆様も風邪など召さぬようお気を付けください。ありがとうございました。
PS.
皆様のブログへの訪問とコメントも、徐々にさせていただきますので、遅くなることをお許しください。
2006.09.28